企業で活用したいTwitterリアルタイム検索

 

ビジネス・ツイッター』(日経BP)という名著にデル社の話が載っている。ソーシャル担当のスタッフが一日中Twitterを検索して、自社製品についてのクレームを見つけたら、即座に謝罪やしかるべき対応を返信したという逸話だ。おそらく、多くの企業でTwitterの導入を検討しているであろういま、実はあるキーワードに関するつぶやきをリアルタイムに見つけるツールって重要になってくるんじゃないだろうか。会社名そのものはもちろん、リリースしたばかりの新製品やサービス名がどんな評判になっているのか。「まずはユーザーの声を真摯に聞け!」っていうのがソーシャルの基本だからね。

たとえば、Adobe Airで作られたこのソフト。Yahoo!の「Sideline」あたりからチェックしてみよう。

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こいつの優れたところは、検索グループを複数作ってタブ状に配置できるところだね。画面の例では、「iPhone」と「iPad」をキーワードに指定してある。指定したキーワードがつぶやきの中でハイライト表示されるからとても見やすいね。

たとえば、昨日提携を発表したトヨタ社とステラ社についての検索をしたい場合、「トヨタ」「テスラ」に加えて、「toyota」「tesla」の合計4ワードを登録することで、世界中のつぶやきが検索できるというわけ。そうそう、日本語での検索にもちゃんと対応していますよ。

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ちなみに、この報道に関する海外Twitterユーザーの評判は好意的なものが多かったね。こういうことがリアルタイムにわかるだけで、企業にとってはものすごく有益な情報源になり得るはず。

もちろん、単純なキーワードだけでなく、複雑な検索条件を指定することもできる。

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これって、どこかで見たことある項目だね。Twitter SearchのAdvanced Searchとほぼ同じだ。「from:」「to:」などの面倒な検索オプションを自動で入れてくれるから楽ですね。

HootSuiteやTweetDeckのタブに、あらかじめ保存したTwitter検索を表示させる方法もあるけど、複数のキーワードを即座に入れ替えたり、増減させたりしながら検索できるあたり、こういう検索専用ツールのほうが使い勝手はよさそうだね。

ウェブ上のサービスでインターフェイスがとても秀逸なのがこの「TweetGrid」。

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なんと、1画面に3×3、合計9つの検索画面を表示できる。レイアウトは1行2列、2行3列など、自由に組み合わせられる。複数のグリッドでリアルタイムにつぶやきがガンガン流れていくのって、眺めているだけでもなんか楽しい。多くの製品を抱える部署の担当者だったら、ちょっとうれしいかもしれないね。ただ、ものすごく残念なことに日本語検索に対応していない。企業名や製品名が英語だったら使えるって感じですね。国内でこういうないのかな? もし、すでにあったら教えてください。

同様のインターフェイスで見た目ちょっとカッコいいのが「monitter」。ネーミングはいまいちだね(笑)。

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TweetDeckによく似た感じだね。こちらは3列で固定。3つのキーワードの検索結果を同時にモニターできる。見た目は先のTweetGridより洗練されているよね。で、再び残念なことに、こいつも日本語検索に対応してない。うーん、個人的にはこれ、すごく使いたいんだけどね。

リアルタイム検索といえばGoogleが有名だけど、マイクロソフトの「bing」もTwitterのリアルタイム検索に対応している。

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プレイボタンを押すと、ツイートが流れ出すという気の利いた演出。1画面に表示できるキーワードは1つだけだけど、仕事の合間に眺める程度だったらこのくらいでもいいかもしれないけどね。

bingのTwitter検索は、現時点では言語が「日本語」になっていると使えない。右上の「Japanese」をクリックして「Uneited States」を選び、URLの「http://www.bing.com/」を「http://www.bing.com/twitter」に変えてページを再読み込みすると使えるようになります。日本語検索には対応しているんだけどね、日本語版はまだリリースしてないことになってるんだろうね。

最後に、指定したキーワードがつぶやかれたらメールで知らせてくれる便利なサービス「Twinfo」もチェックしておいたほうがいいね。こちらは安心の国産です。

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メールが送られてくる頻度は一日に1回。あまりに多忙でTLを追えないという担当者にはうれしいサービスだね。サービスの説明に、

「企業の広報担当者さんなら、「企業名」や「製品・サービス名」を登録しておけば、自社へのつぶやきに欠かさず返事をすることができますし、ネガティブなつぶやきにも即座に対応することができます」

と書かれてあるのを見ても、企業におけるこの手のサービスのニーズは高くなっているんじゃないかな。これからも、もっと使い勝手が良くて高度な検索ができるツールがどんどん出てきてほしいと思う。文章を解析して対応の緊急度を知らせてくれるようなものとか、いろいろなアイデアがありそうだものね。もし、ほかにおすすめのものがあったら、このブログのコメント欄かTwitterアカウント宛に情報をいただけるとうれしいです!

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