「iPadのなにがすごい?」に答えるアプリ-1 地球編

 

最近、まだiPad未体験の方から「ねぇ、iPadって買ったほうがいいのかな?」と聞かれることが多くなった。でもって、たまたまオレが持っていたりすると、「見せてみせて!」とプレゼンをリクエストされるわけだね。さあ、そういうときどんなアプリを立ち上げたら「すごい!」といわれるか?

別にアップルの営業じゃないんだから、がんばる必要もないのだけど、この機器の素晴らしさをなんとかその人に伝えたいってのはあるよね。これって全然、実用的じゃないけど、ある意味、切実なニーズだとオレは思うわけ。なるほど、これもアプリのジャンルとして1つ定義してもいいかなと。

「iPadのなにがすごいの?」と聞かれたときにプレゼンするアプリ!

今日はその中でも「地球」ってのをテーマにやってみたいと思う。

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iPadを知らない人にそのすごさをプレゼンするにはいくつかの方向があるよね。

1)機能のすごさに驚いてもらう:「Midomi SoundHound」を使ってお店でかかっている曲名を当てる。

2)新しいメディアを体験してもらう:「Time」誌を開いて雑誌の中でインタビュービデオが動くの見せる。

3)グラフィックのキレイさを味わってもらう:?

ほかにも「Evernote」や「GoodReader」なんかで実用的な便利さをアピールする手もある。今日は、?と書いた3番目。「グラフィック」で攻めてみたいと思うんだな。

とにかくiPadで見る写真や映像はキレイだからね。しかも、我々が普段目にしないようなグラフィックだったら衝撃度はさらにアップすること間違いなし。というわけで、いってみますね。

旅の専門家「Lonely Planet」が贈る世界カード

1000 Ultimate Experiences (450円)

Lonely Planetは旅行ガイドブックの大手出版社。CS放送やケーブルテレビでおなじみの「ディスカバリーチャンネル」に番組を持っていたりもする。一言でいえば「旅のプロ」ってことだね。iPhone版ではすでに多くのガイドブックアプリも出していたりと、この分野に乗り出したのも早かった。

そんな彼らのアプリが「1000 Ultimate Experiences」だね。なによりもインターフェイスがとてもよくできてる。すでにiPadのアプリは見慣れているつもりのオレも、こいつには驚かされたよ。さっそく起動してみましょうか。

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おっと、まずはビデオが流れるんだね。Lonely Planetの創業者トニー・ウィーラーが世界中を巡っている映像。うーん、オープニングから派手だね。

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これはもしやツール・ド・フランス? 違うかな? まぁ、キレイな映像ということで。約1分のビデオが終わると……

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おお、テーブルに載せられた大量のカード。おそらくこれが1000枚あるんだろうね。ボタンとかは見あたらないから、なんとなくこのカードの山に手を触れてみると!

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この間がお見せできないのが残念なんだけど、手を触れた瞬間にカードが上下にパーッと開くんだよね。かっこいいです。で、カードの束にテーマが振られている。「BEST IN SLOW TRAVEL」ってのを選んでみましょうか。スローな旅だね。

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おお、この束の中にも世界中のいろんな風景が入っているんだね。ラクダね、たしかにスローだわ。右下の矢印をタップすると……

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「サハラ砂漠、モロッコでラクダに乗る」なんて解説が出てきます。なるほど、テーマを選んで景色を選んぶと、その旅がどんなものかを教えてくれるってわけね。このカードってのがミソですな。ちなみに、左下の「Share」ボタンを押すと……

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はい、メールでこのカードを送れてしまいます。なんか旅先から届く絵はがきみたいでいいよね。ビデオあり、写真満載、見たこともないようなカードのインターフェイス。たぶん、オレが見せられたら感動するね!

Wiredにも絶賛された地球の映像集

Beautiful Planet HD for iPad (115円:期間限定70%オフ)

次に登場するのは写真集アプリ。といっても、ただ写真が並べてあるだけじゃない。コンテキストがプラネット、地球だからね。なかなかの見せ方をやってくれるよ。写真を取ったのは探検家、旅行写真家のピーター・ガットマンという人。

Wiredにも絶賛された美しい写真は一見の価値有りだと思うな。これほどまでに素晴らしい景色がこの世にあるのかと思うと、もっと世界を旅しなきゃなと思うね。じゃ、さっそくアプリを起動!

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はい、のっけからいい雰囲気出してるよね。「View Gallery Map」をタップします!

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出た! いきなり世界地図ですよ。ピーター・ガットマンが訪れたスポットがここに記されているってことだね。じゃ、オレの直感でグリーンランドをタップ!

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おお、なんと美しい氷河なんでしょう! 素晴らしいね。下部のツールバー左から3番目のプレイボタンを押すとスライドショーが始まる。眺めてるだけでなにもいらないって感じ。

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もし、解説が見たければ、一番右の「吹き出し」アイコンをタップだね。

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右から2番目の下向き矢印のアイコンをタップすると、カメラロールに写真を保存できる。ということは、iPadの壁紙にもできるってことだね。これはいいかも。

残念ながら日本にはまだ来てもらってないようで、写真は登録されてない。でも、それはもう美しい写真ばかりだから、70%オフ115円のいまのうちにぜひ、ゲットしてください!

プレゼンに絶対おすすめ! おなじみのあのアプリがiPadに!

Google Earth (無料)

もう説明するまでもないよね。あのGoogle EarthがiPadにやってきた。ほんの4、5日前のリリースだからできたてホヤホヤだね。これこそ、iPadのすごさを見せるには最高の一品じゃないでしょうか。

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いきなりこれだものね。やっぱiPadアプリ版はすごい。起動するといきなり地球が回転しながら迫ってきて、日本が見えるところでピタッと止まる。

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ここでぜひ、やってほしいのがツールバーの真ん中の丸いアイコン「コンパス」をタップだね。位置情報を利用するで「OK」をタップすると……

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アプリが勝手に動き出して、グワーっとズームインしていきます。この課程が大迫力ですよ! でもって最後は……

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なんと、現在の位置まできてまたピタッと止まるんだね。この航空写真、本当に何度見たかわからないけど、見るたびに感動するよね。もう、この時点で見てる人から「すげぇ!」の声がでてること請け合い。ちなみに、これ、オレの住んでる集合住宅です。

ここからどんな風にプレゼンしたらいいか、オレのおすすめを紹介しますね。まず、左上の「レイヤ」をタップして「道路」以外を全部選びます。道路はウザイからカットね。で、2本の指でピンチ。縮小していくと地図上にいろんなアイコンが見えてくる。

このうちの四角で上が水色、下がグレーのアイコンをタップする!

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「Park near Tamagawa」というタイトルの写真が出てきたね。雪景色の美しい絵ですねぇ。実はこれ、「Panoramio」(パノラミオ)という写真共有サイトのものなんだね。このサイトでは写真に位置情報を付けられる。だから、こうして地図上にマッピングできるというわけだね。

これなんか、見てる人は驚きだと思うよ。はい次ね。「まだまだこんなもんじゃないよ」とかいいながら、今度は「W」のアイコンをタップする。

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おお、今度はなんかうんちくがでてきたね。「田園調布」の解説だ。そう、これはウィキペディアからの引用ですね。地図上のいたるところにあるウィキ。位置情報と百科事典の融合ってことでしょ? オレだって驚きますよ。

もう1つオマケに「あとここにホークとナイフのアイコンがあるでしょ?」とかいいながら、そいつをタップ!

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「地図にあるカフェやレストランの情報もわかるんだよねぇ。ここ行ってみる?」なんていつのまにか口説きが入ってきてますが、これもけっこう受けそうだよね。

というわけでGoogle Earthを使ったプレゼンでした! 無料だしね。入れておくしかないでしょ、やっぱりこいつだけは。

これぞiPadアプリの決定版! 高いけど大満足間違いなし!

元素図鑑:The Elements in Japan (1,600円)

最後はこの分野「“iPadのなにがすごいの?”と聞かれたときにプレゼンするアプリ」の王様のような逸品を紹介しましょうね。もう、いろんなところで話題になっているから、おそらく知っている人も多いと思うな。

でもでも、1,600円という値段の高さに購入を躊躇している方も少なくないはず。そんなあなたの背中を押す意味でもあえて取り上げました。結論からいうと、iPad買ったらなんとしてもこれは手に入れてほしい。オレは切にそう思いますね。

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はい、これが最初の画面。元素というから記号の羅列かと思いきや、めくるめくグラフィックの世界だね。実はオレ、この分野がからっきしダメでね。たしか高校のときだったかな、早々に理解するのをあきらめて赤点ギリギリで3年間を凌いだ。

まさかそんなオレがこれほどまでに感動するとは思っていなかったんだけどね。しばらく見ているうちにその秘密がわかったね。こいつにはある種のマジックがある。まずは、中味をのぞいてみましょうか。

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おおベリウムだって。かっこいい! よくわからないけどかっこいいんです。右下の矢印をタップすると……

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ベリウムが使われている工業製品や身近なグッズたち。ああ、そうか。こいつのマジックがなんとなくわかってきた。たぶんこんな感じ。

自分やこの地球上のあらゆるものを形作っている元素を、具体的な映像で知ることによって世界が神秘的かつリアルなものに思えてくる

うん、本当に不思議な感覚が襲ってくるんだよね。神秘だけどリアル。これがこのアプリのコンテキストだと思うな。とにかく、ただの読み物じゃ絶対にない。ちなみに、オレはこれがけっこう好き。

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ネオンね。うーん、この形にならないものの見せ方が絶妙だよね。ネオンって感じするもの。よくわからないオレでもね。しかも、このアプリ、共有機能まで付いてるんだよね。

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こんな感じでね。「Share with Twitter」ってあるから、なにをツイートするのか調べてみたら「炭素の沸点です」としてデータのURLが付加されてた。そんなつぶやきを読んでだれが喜ぶんだー! と突っ込みを入れながらも、よくわからないけどスゴイと思ったね。

これまでに数回、このアプリを使って友人にプレゼンをしたんだけど、すべての人が見せてすぐに「あああ、貸して、かして!」といってiPadをオレから取り上げ、自分で操作してましたよ。見るだけじゃ満足できない「使いたい!」欲求を起こしてくれるってのも、こいつの魅力なんだろうね。

はい、以上でおしまい。また、機会があったら別ジャンルの「iPadのなにがすごい? に答えるアプリ」をやりたいと思います。では、また!

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  1. デザインからテクノロジーまで〜美意識に磨きがかかるiPadアプリ - ZONOSTYLE - 2010年6月29日

    [...] 以前紹介した元素図鑑を700円も上回る2.300円という高額アプリだけど、それだけの値段を払っても充分に価値ある逸品だと思うね。もう、のっけからやられます。黄色背景のオープニン [...]

  2. 「iPadのなにがすごい?」に答えるアプリ-1 地球編 – ZONOSTYLE | ipad-love.info - 2010年7月1日

    [...] た。でもって、たまたまオレが持っていたりすると、「見せてみせて!」 とプレゼンをリクエストされるわけだね。さあ、そういうときどんなアプリを立ち …zonostyle.com/2010/06/ipad-1.html [...]

  3. iPadで撮影、レタッチ、印刷までを全部やってしまう! - ZONOSTYLE - 2010年7月3日

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