これまで、このブログでは「iPadでさらにおもしろくなりそうなジャンル」をいくつかピックアップしてきた。すでに、「アイデア発想」「報道系」「RSSリーダー」「Twitter」「ラジオ」の5ジャンルを挙げたんだけど、まだまだあると思うんだよね。今日紹介するのは「ビデオ」。それも、単に動画を観るってだけじゃなくて、ソーシャルとの組み合わせですっごく楽しくなりそうなものばかり。
このジャンルではYouTubeやUSTREAMが有名だけど、そもそもこれらもソーシャルメディアだよね。うん、そこにiPadが登場して、秀逸なアプリが載っかってくるとどんな風になるのか? このブログを書くにあたって、オレもいろんなビデオ観まくったんだけど、やっぱりパソコンやiPhoneで鑑賞するのとはひと味もふた味も違うよ。ほんと、「メディアは変わる」、そんな気がしてならないね。

最初に紹介するのは「Explore YouTube」というアプリ。こいつには、YouTubeを便利に快適に使いこなすための機能が詰まってる。実はこれ、Active-TVという会社が出してたiPhone用のアプリ「ナビゲートYouTube」のiPad版なんだね。うん、たしかにiPhoneでも動画は観られるんだけどね。個人的にはあの小さな画面でビデオを楽しもうって気にはならなかったな。だから、このアプリも入れてみたものの、ほとんど使う機会はなかった。
ところが、もしやと思ってiPad版を350円で購入してみたら、これがすっごくいいんですよ。あたりまえだけど、やっぱり画面の大きさだよね。ナビゲーションもメニューと動画部分が1画面で閲覧できてとても使い易い。もちろん、ビデオもiPadの画面ならパソコンで観るよりも気持ちよかったりする。たぶん、これがあったらYouTubeのサイトに行く必要ってほとんどないと思うな。
機能満載でちょっとややこしいところもあるけど、さっそく起動してみましょう。

はい、なにやら黄色い吹き出しが「ログイン」しろっていってるよね。「ユーザーID」をタップしてYouTubeのアカウントを入力しましょう。もし、アカウントを持っていないなら、ぜひこの機会にYoutubeのサイトで作成しておくのがおすすめ。プレイリストやお気に入り、購読なんかの機能が使えるようになるからね。
ついでなので、左ペインをずっと下にスクロールして「Twitter Tweets」をタップ。さらに、右上の「ユーザーID」をタップしてツイッターアカウントも設定しちゃいましょう。

はい、これで準備完了。ちなみに、ツイッターの登録後に「Twitter Tweets」と「Twitter直接メッセージ」を選ぶと、TL(タイムライン)が左ペインに表示される。ま、このあたりはちょっとしたツイッタークライアントの機能もあるんだなってことで軽く流しましょう。
さて、最初の画面「Explore」に戻って、左ペインの一番上「動画」をタップしてみましょうか。まだ、右側にはなにも表示されませんよ。
おお、出たね。まず、時系列を選ぶ。「全時間、月、週、今日」の4種類があるね。「今日」でいってみようかな。でもって、その下もいろんなフィルターが用意されているんだけど、「最も見られたもの」にしようかな。つまりは、「本日もっとも観られたビデオ」ってことだね。

はい、左ペインに動画のサムネイルが出ましたね。昨日開幕したワールドカップに関連するものもあるね。「W杯開幕コンサート、豪華スターが出演」を選んでみましょうか。
右のウィンドウにさらに大きなサムネイルが出てきます。こちらは左右のフリックで他のものもチェックできるよ。下のツールバー中程にある「プレイボタン」をタップすればビデオの再生が始まる。と、その前に、なにやらこのツールバーはおもしろそうなので、先にここから見ていこうかな。
まずは一番左の「+/-」アイコンから。こいつをタップすると……

はい、左ペインに注目です。もし、すでにYouTubeのアカウントを持っていて、いくつかのプレイリストを作成していれば、ここにそれが一覧表示されるんだね。作っていなければ、ここで「新しいプレイリストを作成」をタップすれば新規に作成できる。
でもって、リスト名をタップするとリスト右にチェックマークが付く。つまり、右のウィンドウに表示されてるビデオをそのリストに登録したってこと。
さらに、一番上の「追加する お気に入り」をタップすれば、そのビデオをお気に入りに登録できて、いつでも好きなときに観られるというわけ。最初の画面「Explore」の左ペインにある「お気に入り」をタップすれば、登録したビデオの一覧が出てきますよ。リストとお気に入りの違いはあとで説明しますね。
その右の「Tシャツ」アイコンはなにかな? タップしてみると……

はい、ぼかしてある赤い部分はこの動画をアップしたユーザー名だね。その下、「この作者のものを購読する」をタップすると、最初の画面「Explore」の左ペインにある「購読」にユーザー名が追加される。でもって、そのユーザー名を選ぶと、彼のアップした動画が一覧表示されるというわけ。
YouTubeって、検索なんかで好きな動画だけを見つけて楽しむのも1つのやり方だけど、こういう風にツイッターのフォロー気分でバンバン「購読」してみるのが醍醐味だと思うね。いい感じのツイートを投稿するユーザーと同様に、おもしろい動画を上げてくれる人ってたくさんいるからね。うん、これでこそソーシャルメディアって感じ。
さて、その次いこうかな。マインドマップのようなアイコンをタップ!

おお、これは「関連した動画」ですね。W杯開幕コンサートに出た「ブラック・アイド・ピーズ」や、W杯関連の動画がドーンと出てくるね。うん、これもけっこう使えそうだ。
その次はプレイボタンで、その隣のメールアイコンをタップすると、左ペインが「メッセージ文」と書かれた送信画面に変わる。ここで右上のツイッターアイコンをタップ。先にアカウントを設定していないと「t」アイコンは出ませんよ。

すると、こんな風にツイッターの投稿用画面に切り替わるんだね。URLもちゃんと短縮されてるね。これでツイッターにもビデオの情報をツイートできるというわけ。その下にフォローしている人々のリストが出て「直接メッセージを送る」とあるんだけど、全ユーザーが出てこないし、検索機能もないのであまり使えなさそう。あくまで、普通のツイートとして使うのがいいかな。
さらに隣の早送りマークをタップすると上の動画サムネイルがスクロールする。一番右のリストアイコンは? たぶん、リスト関連だよね。タップしてみましょうか。

はい、登録済みのリストがポストイット風のカードとして貼られているね。これをダブルタップすると……

これはオレが登録しているリストで、全部、ジョアン・ジルベルトのライブ。かつては映像を探すだけでも苦労したんだけどね。いまなら驚くほど簡単に手に入る。すごい時代になったもんだね。
先の「お気に入り」と「プレイリスト」の違いはここを操作するとよくわかります。お気に入りはブックマークと同じで気に入ったビデオを登録しておく機能。プレイリストはそれに加えて「連続で再生」ができるんだね。
はい、下のツールバーから再び「+/-」アイコンをタップします。

左ペインの上に「次の動画を自動的に再生する」のスイッチがあるので、これを「オン」にしましょう。あとはリストに登録してあるビデオが次々と流れていきます。じゃ、プレイボタンを押してみようか。

このアプリでは、動画を再生すると自動的にフルスクリーン表示になるんだね。再生中にビデオ画面を1回タップすると2本の内向き矢印が表示される。さらにこれをタップすると右ウィンドウにすっぽり収まってくれますよ。
この状態で先のマインドマップアイコンをタップすると、左ペインがジョアン・ジルベルトだらけになる。「関連した動画」の表示だね。もし、まだリストに入れてないものがあれば、同じツールバーの「+/-」アイコンをタップしてどんどん登録しちゃう。これがこのアプリのおすすめの使い方だね。
そうだ、別のユーザーのプレイリストを見たいときはどうするか? このプレイリスト画面で先に解説した「Tシャツ」アイコンをタップします。一番上に赤くユーザー名が表示されているはず。これをタップ。画面左上のボタンを何度かタップして最初の画面「Explore」に戻ると……

これまでなかった「青字」のメニューが登場してるよね。これが先にタップしたユーザーのプレイリストやお気に入りということ。ツイッターのリストの扱いに似ているよね。まさに、ソーシャルって感じ。
自分のアカウントに戻るには右上で青色表示されているユーザー名をタップします。でもって、自分のアカウント名を選ぶだけ。このとき、下の方に「新しいコンタクト」というのがあるはず。もし気に入ったら「追加」ボタンを押してこの人を登録しておく。あとは、アカウントを切り替えるだけでいつでも上の青色表示が出せるようになるよ。
これでまた「Explore」に戻りましょうか。最後に、画面の左ペイン下にある「アップロードされた動画」をタップすると……

はい、これは自分がアップした動画の一覧だね。上のビデオはリオの街をiPhoneで撮影したもの。観るだけでその他の操作はできないのだけど、まぁ、うれしい機能の1つじゃないですか。
ほかにもここで紹介しきれなかったいろんなメニューがある。たとえば「映画:予告編」ね。最新のものがごっそり入ってるし、探す手間も省けるから映画ファンにはたまらないね。
YouTubeはもっぱら検索したり、だれかに教えてもらったリンクをクリックして観るだけって人も、この機会にキッチリとアカウントを作成して、他のユーザーを購読したりプレイリストをシェアしたりして、ソーシャルメディアとしてのYouTubeを使い倒してみてください。
次回からはYouTube以外のソーシャル・ビデオアプリを紹介しますよ。お楽しみに!

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