デザインからおバカグッズまで 〜 美意識に磨きがかかるiPadアプリ

 

このところ、左脳的なアプリを紹介する機会が多かったかな。今日は思いっ切り右脳でいきますよ。題して「美意識に磨きがかかるiPadアプリ」。「美」といってもいろんな美があるけども、今回紹介するのは「創造美」だね。そう、人間が創りし美しいものたち。「デザイン」といってもいいのかもしれない。

iPadって本当に不思議なデバイスでね、仕事に特化した左脳的な使い方も、アートやカルチャーなんかの右脳的な楽しみ方も両方いけちゃう。どちらも味わい尽くさなきゃもったいないよね。というわけで、 今日はキレイなものをたくさんピックアップしていきますよ!

世界中のCoolを捕まえてくるニューメディア
COOL HUNTING (無料)

「Cool Huntingとはインスピレーションを探すという意味」。ウェブサイトの紹介文がめちゃくちゃかっこいい。ジョシュ・ルビン編集長率いるデザイン&カルチャーのエディター集団がCool Huntingだね。ウェブも最高にイカしているけど、このアプリ版もかなりのもの。中を見てみると……

ずらりと並んださまざまなジャンルの美しいものたち。「Desing」「Tech」「Style」「Travel」「Culture」「Food + Drink」の6つのジャンルに、彼らの厳正した逸品がびっしり詰まっている。それも、なんというか単にキレイというだけじゃなくて、とんがってるものばかりなんだね。そこがとっても共感できるね。

下のツールバーには各ジャンルから動画だけを集めた「Video」というアイコンがある。左にフリックしてもしても尽きることなく出てくるねぇ。すごい数だ。おお、「Nike Flagship, Harajuku, Tokyo」という日本を取材したビデオがあったよ!

オープニングはいきなり交通整理のガードマンかな? これが彼らから見た日本なのか! その後、竹下通りのすっごくエキゾチックな映像がしばらく流れてNike Shopに入っていく。

うーん、いい絵だね。

まぁ、とにかく美意識マックスの映像がバンバン流れます。ただね、独自の動画配信サーバーを使っているのか、日本からだと映像が途切れとぎれなっちゃうんだよね。ほんと、惜しい! ぜひ、ちゃんと観られるようにしてください!

そうそう、このCOOL HUNTING、スポンサーがキャデラック社なんだよね。いやー、すごいというか笑えます。でもってこんな広告が入っていたりする。

いまどきキャデラックって、ほんとこの人たち個性的だよね。

それぞれのジャンルはこんな感じ。まずは「Design」文字通りさまざまな分野のデザインが集まってる。

「ビルディング・ファッション・コンテスト」の記事。すごいコンテストだよね。でも、かっこいい。

「Tech」はテクノロジー系。もちろんCoolなものに限ります。

こんなiPadのケースとかね。ほかにも変なものがたくさんいますよ。

「Style」はファッションだね。このジャンルもとんがり度がすごいです。

どうですか? このサイケ具合。真ん中のシャツとネクタイすっげぇ欲しい。

「Travel」は旅行関連。Coolなホテルや旅行カバンなんかがピックアップされてる。

フィンランドの「Snow Hotel」。寒いんだろうか、暖かいんだろうか。どちらにしても美しい!

てな感じで、まぁ見るだけのアプリなんだけどね。これで無料だから絶対ゲットだと思いますね。ただし、こいつ、一度ジャンルに入るとホーム画面に戻れないとか、サクサク動かしているとすぐに落ちたりとか、まぁバグだらけって感じ。でもなんだか憎めない。それすらも個性に思えてしまうほどアクが強いってことですね。

350年の歴史の中から1000個の秀逸デザインをピックアップ
Phaidon Design Classic (2,300円

アーティストの作品集や、建築、デザイン、カルチャーなどの分野を手がけるイギリスの出版社「Phaidon」が贈る、約4世紀にわたるデザイン絵巻。彼らがピックアップしたインダストリアル・デザインベスト1000ってことだね。

以前紹介した元素図鑑を700円も上回る2.300円という高額アプリだけど、それだけの値段を払っても充分に価値ある逸品だと思うね。もう、のっけからやられます。黄色背景のオープニング画面をタップすると……

カシャカシャという金属音とともに突然、写真群が現れて……

ビシッと画面を埋めたかと思うと、その瞬間にサーッと散らばっていって……

真っ暗な画面からタイムマシーンのようにランダムに写真が現れてきます。この演出だけでもオレは3回も繰り返して見ちゃったよ。

もちろん、ベスト1000のセレクトもすごいよ! もう写真が美しすぎる。

1923年製「BMW R32 MotorCycle」。なんか昔、プラモデルで作ったことがあるような気がするんだよね。なんとも美しいフォルムです。

そうそう、このアプリ操作感も抜群なんですよ。先のタイムマシンみたいなインターフェイスと、下のiTunesみたいなページめくりと2種類が選べる。こちらは時系列に並んでいますよ。

でもって、真ん中に来た写真をタップすると……

おお、1924年製のモンブランだ。ペン先の緻密な彫刻がキレイすぎる! という風に写真がドカーンとでてきます。こいつを右にフリックすると、また例のシャキシャキという機械音とともにめくれていくんだね。これがなんとも心地よい。

1936年製の「Aprilia」。これもオレのお気に入りだね。そうそう、メイドインジャパンもちゃんとありますよ。さて、なんでしょう? ってもう見えちゃってるか。

おお、我らがウォークマンだね! こうしてみると、ある種の美があるよね、このマシンには。画面を一回タップすると上のように左側にメニューが出てきます。一番下の「…」というヤツをタップすると、この中に隠れている関連写真が出てくるのね。このウォークマンの場合……

すごいね! 歴代のウォークマンに囲まれた盛田会長ですよ。ほんと楽しすぎるね、このアプリ。実際に購入される方もいると思うので、写真はこのくらいにしておきます。見せ場を少しだけ。あの懐かしいマッキントッシュと、栄えある1000番目をお楽しみに!

※ ちなみに、このPhaidon、iPhoneの壁紙にもなる旅行写真アプリも出してます!

おバカなアメリカ雑貨に美しさを見出す
Home Design Decor HD: Fred’s Fun HD (115円)

最後はアメリカの雑貨メーカー「フレッド&フレンズ」が贈る、ありえないくらいバカらしくて美しいグッズの数々。単なるおふざけを超えた、ある種の美意識をじっくり楽しんでください!

これが最初のカテゴリー画面。一見、普通の雑貨販売アプリかなと思っちゃうんだけど、左の上から3番目の包丁とか怪しくないですか? たとえばこれ!

360度ペンと書いてるからなんだろうと思ったら、指にわっかをはめてグルグル回すんだと。解説には「回せばあなたは子供のようにニッコリ!」なんて書いてる。バカだよね。

あとこれ。先っちょがちぎれてるUSBメモリーだってさ。本当に使えるらしいからすごいよね。ちょっとほしいかも、オレ。

これもすごい。ベルトの先が栓抜きになってる。海とかキャンプとかでこれを使って栓を抜いてるとこを想像したら、それはそれはダサイよね。

「FINISH」と書かれた足ふきマット。なんかうれしそうにゴールしてる写真が笑える。

これもすごいね。痛い! ハイヒール型のドアストッパー。これやると親指の爪に白い筋が入ってもう、悶絶もんだよね。マジで痛い!

てな感じで、これもんのグッズがこれでもかというほど詰まっている。ただし、どれもいい感じのデザインなのよ。不思議な美しさを持ってる。これがフレッド&フレンズの持ち味なんだね。元になるデザインがしっかりしてるから遊びが生きてくる。大人って感じがしますよ。

はい、今日はこんな感じ。観るだけのアプリって以外と楽しいよね。アクティブになにかやるばかりが人生じゃない。ぼーっと眺めるって時間も大切だよね。iPadともそんな風につき合いましょう。ということで、また次回に!

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  1. iPadで撮影、レタッチ、印刷までを全部やってしまう! - ZONOSTYLE - 2010年7月3日

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