iPad Twitterアプリ-3「TweetParakeet」

 

昨日に引き続き、オレが注目するiPadのTwitterアプリシリーズです。このジャンル、実はちょっとしたトレンドがあるんです。これまで、iPhoneのTwitterアプリといえば、ほとんどが海外産のものだった。国産でがんばっているのはTweetMeくらいじゃないかな? ところが、iPad版では意外と国内勢がいいアプリを出しているんだね。ツイッターにも日本独自のさまざまな習慣が生まれてきているからね。やっぱり、メイド・イン・ジャパンは安心して使えるんじゃないか。

今日紹介するのも、ぜひともがんばって定番の座を獲得してほしい国産アプリの1つ。前回、3つの傾向があると書いたのだけど、これも1)のタブ派に属するといっていいね。ただし、普通のタブ系アプリとはひと味もふた味も違う。いますぐメインとして使ってもいいくらい良くできてると思うな。じゃ、いきますか。すでに巷でも評判になりつつある「TweetParakeet」です。

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まずは、メインのTL(タイムライン)から見てみようかな。ツイッターのアカウントを設定し終わるとこんな感じの画面が出てくる。

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うん、とてもすっきりとして洗練されたTLだね。英語フォントにひげのある「セリフ系」を使っているのが特徴になってる。TL右端のオレンジのマークがいわゆる「未読」。ただし、TLをスクロールして読んだだけじゃマークは消えなくて、ツイートをクリックすると未読になる。この辺は改善の余地がありそうだね。

画面全体は3分割になってる。左ペインの上には「Home TL」「Mentions」「DMs」「お気に入り」「検索」が並ぶ。いわゆる通常の操作を行う部分だね。その下「タブ」はあとで説明しますね。

ちょっとマニアックだけど、個人的にTLには絶対付いていてほしい機能があるんだね。なにかというと、これです。

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ツイートの間に銀色の斜線が入っているのがわかりますか? ここには「タップしてここを読み込む」と書かれている。これは「ギャップ」といって、斜線の前後で時間が空いてしまったため、そこに読み込まれていないツイートがあるってことなんだね。やっぱり、この間にどんなツイートがあったか知りたいよね。そこで、「タップしてここを読み込む」をタップすると、空白のツイートを読み込んでくれる。うん、素晴らしいね。

ちなみに、これができないアプリってけっこうあるんだよね。オレはアプリ選びするとき、わりとこの機能は必須って感じになっちゃうなぁ。このあたりで、前回から始めた「ここがほしい!」の一発目をやっておきましょうかね。

<TL画面のここがほしい!>

  • 未読の表示はスクロールで既読になるようにしてほしい。

さて、次はMentions(自分宛の返信)を見てみましょうか。これが、かなりよくできているよ。

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まず、文字の色が赤くなっているのがわかるよね。これは「自分宛の返信」という印。それから、背景が水色になっているものが2つある。これは「関連したツイート」を表す。同じ話題で何度かツイートのやりとりをしたってのが一目見てわかる便利な機能というわけ。この「色分け」がTweetParakeetの1つの大きな特徴になっているんだね。

さらに、Mentionsのツイートで「@zonostyle」の部分をタップすると、その返信が自分のどのツイートに宛てたものかを表示してくれる。こんな風にね。

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いわゆる「スレッド表示」ってやつだね。これも意外と使う機会が多い機能だよね。うん、けっこう細かいところまで配慮が行き届いてそうな感じがしてきましたよ。

次は何だ? やっぱり返信やRTの仕様が気になるね。Home TLに戻ってフレンドのツイートをタップしてみましょうか。

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はい、こんな感じのポップアップが出ましたね。左から「返信」「公式リツイート」「お気に入り」「ダイレクトメッセージ」「RT、引用して返信」ですね。うん、充分かな? と思ったら、あれがないね、「全員に返信」。オレはけっこう使うんだけどなぁ。これも、アップデートに期待しましょう。

<返信、RTのここがほしい!>

  • 「全員に返信」をぜひ!

もう1つ、TweetParakeetならではの面白い機能を挙げておこうかな。他にはあまりない個性的なやつね。TL上で「@ユーザー名」を長押しする。すると……

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こんなポップアップが出てきます。「フィルタ」は長押しした「@ユーザー名」宛のメッセージ。もし、「@自分のユーザー名」でフィルタを選ぶと「Mentions」と同じ内容になるといえば、わかりやすいかな? 1つ飛ばして一番下の「Twitter検索」は「ユーザー名」を含むツイートをすべて表示。つまり、「ユーザー名」自身のツイートと「@ユーザー名」宛の返信を両方とも表示ってことだね。

真ん中の「プロフィールを表示」をタップすると……

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いわゆるアプリで用意したプロフィール画面が出ると思いきや、ツイッターのウェブサイトが表示されたね。うん、たしかにこれが本家のプロフィール画面がだからいいのかもね。もちろん、フォローもできるしね。上の画面はiPad用に最適化されているんだけど、ページを下にたどって「Standard」を選べば、パソコンで見るのと同じ形式でツイッターのサイトを表示できる。

ただし、最初にこのページが出るときってログインしていない状態になってるんだよね。フォローするには、やっぱりページを下までたどってログインしなきゃならない。これはちょっと面倒だと思うのはオレだけかな?

さて、先のこのスレッドといい、プロフィールといい、なんか独特のポップアップ画面だよね。実はこれもTweetParakeetの特徴の1つ。た とえば、ツイート内にあるウェブサイトのリンクをタップすると……

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はい、まったく同じ感じでポップアップしました。投稿された画像もこの形式で見られるよ。斜めの矢印をタップするとフル画面表示に変わる。これ、個人的にはとてもいいイン ターフェイスだと思います。

左ペイン上部の一番下には「Search」メニューがある。ここではキーワードを指定して右ペインにそれに合致するツイートを表示させるわけだね。

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ちょっと見えにくいけど、オレが最近よくチェックしている「#iPadjp」を入れてみた。あとは、ユーザー名や気になるキーワードを入れてみるってのがこの機能の使い道だね。ただ、やっぱりここではツイッターのウェブサイトで登録した「保存済みの検索」を呼び出したいんだよねぇ。これはぜひ、実現してほしいです。

<検索画面のここがほしい!>

  • ツイッターのウェブサイトで保存した検索を呼び出したい。

さて、忘れちゃいけないツイートの投稿画面はどうかな? 右上の「メモ&鉛筆」アイコンをタップしてみましょうか。

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はい、キーボードの上にズラリと並んだ入力支援ツール。「@マークの挿入」「ハッシュタグの挿入」「URLの短縮」「iPadで再生中の曲名を挿入」と種類は豊富。実は、ここに驚きの機能が隠されているんだね(べつに隠しちゃいないか?)。いや、ちょっとびっくりしましたよ、オレ。

まずは「@」をタップする。そうね、オレが所属するコンサル集団「JOYWOW」の仲間、けーちゃんこと阪本啓一宛にしようかな。彼のアカウントは「kjoywow」だからと、「kj」まで入力したところで……

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なんと! どこから探してきたのか、けーちゃんのアカウントが表示されてるじゃないの! もしかしてフォロワーを読んでいるのかなと思い、フォローしてもされてもいない方のアカウントを数文字入れてみたら、やっぱりちゃんと候補の中に出てきました。

確かなことは創った人しかわからないんだけど、どうやらこのアプリに一度でも読み込んだことがある「@ユーザー名」が候補として挙がるような、そんな感じがする。なにはともあれあなたは賢い!

@で補完してくれたってことは、もしや「#」でもそうなのか、おまえは? そう思ってやってみたよ。試しに「#iPadjp」の「#ip」まで入れたところで……

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うぉー! すげぇ。iPhoneJPまで候補で出てきてる。これって、自分で登録する必要ないってことだよね。こちらも、@同様に読み込んだことがある#を全部記憶している感じ。試しに絶対に読み込んでいないはずの#タグを指定したらやっぱり出てこなかった。その後、その#タグのついたツイートを読み込んだ後にもう一度トライしたら、やっぱり数文字で補完してくれた。

とっても素晴らしい補完機能を持つTweetParakeetだけど、ここでも1つだけ言わせてください。いや、本当にいいアプリだから余計に言いたくなるんですよ。「#」入れるときに、その直前に半角スペースを自動で挿入してくれないと、うっかりそのまま送って#が無効になっちゃうんだよね。多くのアプリでこの機能は実装されていることだし、ぜひ、次期アップデートでお願いします!

あ、そうそう、あと忘れちゃいけないのが1つあったね。「画像の投稿」。うん、これはいまや定番の機能になったといってもおかしくない。ついでだからいっちゃうと「下書き保存」もほしいかな。うん、下の3つが改善されれば投稿機能はほぼ完璧ですね。

<投稿画面のここがほしい!>

  • #の前に自動的に半角スペースを入れて!
  • 画像の投稿ができるようにして!
  • ぜひ、下書き保存できるようにして!

はい、ここまで読んでいただいた方で、冒頭の「タブ系」というのを覚えていらっしゃる方はどのくらいいるでしょうか。もしいたら、そろそろ「おいおい、どこがタブ系なんだよ!」って突っ込みを入れたくなっているはずです。お待たせしました。そこいかなきゃね、やっぱり。

まずは、左ペインの下にある「タブ」の左「+」マークをタップする。

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タブとして追加できるのは、まず「自分が作成したリスト」「自分がフォローしているリスト」。これは本当に必須だと思う。しっかり対応してくれててうれしいね。

3番目の「スマートタイムライン」ってなんだろう? これもこのアプリ独特の新機能なんですね。ここまでにもいくつかあったけど、TweetParakeetの最大の魅力はこういうチャレンジングな提案をバンバンやってくれるとこだと思うな。

はい、これをタップすると…

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ユーザーとキーワードを指定した独自のTLを自分で作成できるってわけだね。ユーザーになにも指定しなければ「すべてのユーザー」ってことになる。昨日、鳩山首相が辞任したよね。たとえば、そういう日に「鳩山」なんてスマートタイムラインを作ってみるってのもアリ。

あとは、バックナンバー『企業で活用したいTwitterリアルタイム検索』で紹介したような、モニタリングとしても使えそう。キーワードとユーザーをうまく組み合わせて、いままでにない検索を試してみるといいかもしれないね。

おっと、これだけじゃダメなんだ。横画面のままだと「タブ」に追加されたメニューをタップして右ペインに呼び出すというこれまでのインターフェイスと同じだものね。はい、くるっと縦置きにしてみましょう。

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どうよ! 縦2列だけど、ちゃんとタブ表示されたでしょ。そうなんです。このアプリ、横置きの場合は3分割のウィンドで見せて、タブを追加した状態で縦置きにすると、2列のTL表示にしてくれるんだね。うん、このあたりもほんと独特の味を出してくれてます。ただし、複数のタブを追加しても、表示できるのは2列のみ。ついつい、左にフリックして隠れたタブを呼び出したくなるんだけどね。うん、そのあたりはこのアプリの個性ってことで受け容れましょう。

はい、以上で多機能&新機能満載のタブ系ツイッターアプリ「TweetParakeet」のレビューはおしまい。総合評価としてはとても高いね。しばらく使い込んでみたくなる魅力をこいつは持っている。まだまだ出たばかりなので、さらなる進化に期待しましょう。おお、価格を入れ忘れてた。iPadアプリでは安めの350円です。

明日は? うーん、ちょっとアプリのレビューに飽きてきたんで別のネタにするかもしれません。そのときの気分で。もちろん、ツイッターアプリのレビューは続けますよ。なんてったってまだまだ紹介したいものが山ほどあるからね。では!

iPad Twitterアプリ「TweetParakeet」をiTunesで見る!

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