これがiPhone 4だ! WWDCジョブズ基調講演より

 

本日、日本時間の6月8日午前2時から約90分にわたって「WWDCスティーブ・ジョブズ基調講演」が行われた。今回の発表の目玉はなにか? いろんなところでさまざまな推測が流れていたけど、やっぱり「iPhone 4」とそのOSである「iOS」だったね。すでに、アップルのサイトには派手なビデオとともに、デカデカとこの新製品の紹介が上がっている。いやー、また魅力的な逸品に仕上げてきたなと、ほんと、感心というか感動しましたね。

そんなわけで、今日はジョブズ基調講演からiPhone 4の部分をキャッチアップしてみることにしたよ。発売はもう間もなくの6月24日。米国と同時に日本でも買えるってのがうれしいね。じゃあ、いってみましょうか。

iphone4.jpg

この日、ジョブズは「8つの際立ち」と題してiPhone 4のすごさを語り始めた。「すでにみなさんはよくご存じでしょうけど」との皮肉を混ぜながら、最初に紹介したのはiPhone 4のデザインとスペックだね。米国のGIZMODEが偶然に拾ったiPhone 4を大々的に公開してしまっため、アップルには珍しく発表前にその姿がバレてしまったってわけ。「我々がかつて創ったものの中でもっとも美しい」と自信たっぷりなジョブズが印象的だったね。

iphone4_01.jpg

<スペックとデザイン>

・表面はガラスで背面はステンレススティール。

・色は黒と白の2色。

・これまでのiPhoneより24パーセントも薄い9.3ミリのボディ。

・ボリューム上下ボタンに加えてミュートボタン付き。

・カメラは前後に2つ搭載。

・背面カメラはLEDフラッシュ付き。

・マイクロSIMに対応。

・ボディー下部にはマイクと30ピンコネクター、スピーカー。

・上部にはヘッドフォンジャックと、ノイズキャンセラー用のマイク、そしてスリープボタン。

・本体にBluetooth、WiFi、 GPS、UMTSアンテナを内蔵。

・解像度940×640ピクセル、印刷物と同じ326 ppiの精度を持つ「Retina Display」(網膜ディスプレイ)を搭載。

・ストレージは16GBと32GBの2タイプ。

・WiFiはiPadと同じ、IEEE802.11nに対応

・ジャイロスコープ3軸、加速度センサー3軸、計6軸のセンサー搭載でゲームなどがさらに楽しくなる。

・iPadと同じ A4 chipで駆動。

・バッテリーの持ちがアップ。通話で7時間、3Gを使ったウェブ閲覧で6時間、WiFiでのウェブ閲覧は10時間、動画再生もなんと10時間もつ。

ざっとこんな感じかな? WiFiの11n対応ってのはうれしいね。iPad用に新しく11nの無線ルーターに買い換えたばかりだからね。やっぱり、特筆すべきはバッテリーの持ちが長くなったことだね。通話時間が40パーセント伸びるということ。

iphone4_03.jpg

デモは観られなかったのだけど、どうやら新しい「Retina Display」(網膜ディスプレイ)ってのはすごいらいしいよ。30センチ離れたディスプレイに映る文字で人間が違いを認識できるのは300 ppiまでだなのだそうだ。326 ppiってことはそれを超えてるわけだから、これ以上はよくしても判別できない最高点ってことだものね。ちなみにいまのiPhoneは163 ppiだそうだ。

お次は新しいデジカメね。これがまたすごい。

<新しいデジカメの仕様>

・画素数5メガピクセル

・5倍デジタルズーム

・LEDフラッシュ内蔵

・720pのHDビデオ録画(30フレーム/秒)に対応。

・「タップしてフォーカス」機能はビデオでも有効。

HDビデオですよ! ほんとヤバイね。しかも、これに伴ってMacではおなじみのビデオ編集ソフト「iMovie」のアプリ版が登場する。

iphone4_04.jpg

<iMovie for iPhone>

・デスクトップ版並の編集機能を提供。

・テーマ(テンプレート)を用意。

・iPodから音楽を挿入できる。

・360p、520p、720pで書き出しできる。

・価格は4.99ドル。

これで、USTなどのビデオキャスティングや、ソーシャルメディアを使ったビデオ投稿がますます盛んになるよね。ほんと、アップルは時代を創ってるよなぁ。

そうそう、でもってこれまで「iPhone OS」と呼ばれていたOSは、改名されて「iOS」となった。リリース日も正式にアナウンスされたね。あと、マイクロソフトの検索エンジン「Bing」がGoogleに取って代わるんじゃないかとの噂もあったけど、どうやらそういうことではなさそう。アップルのサイトに公開されている情報と併せると、こんな感じだね。

iphone4_05.jpg

<iOS 4>

・6月21日からアップデートの提供開始。もちろん無料!

・iPhone 3GS、iPhone 3G(一部の機能は非対応)、iPod touch(一部機能は非対応。初代はNG)にインストールできる。

・マルチタスク対応。

・メールは複数アカウントを1つの受信トレイで扱える。

・ドラッグ&ドロップでアプリケーションをまとめられる「フォルダ」に対応。最大2160個のアプリを管理できる。

・ワイヤレスキーボード対応。

・デフォルトの検索サイトはGoogleのまま。マイクロソフトのbingを検索オプションで選べる。

それからiBooksの新バージョンも公開されたね。もちろん、iPhone 4用に創られたといってもいいだろうね。けっこううれしい機能が加えられているよ。

iphone4_06.jpg

<新しいiBooks>

・しおりやマーカー、注釈を付けられる。

・メールに添付されたPDFを読み込める。PDFもiBooksの書籍と同じようにアニメーション付きでページめくりできる。

・PDFも本棚で管理できる。

・テキストを選択すると「辞書」のメニューが表示された。おそらく、辞書との連携が可能。

・6月下旬に公開予定。たぶん、iOS 4と同時なのでは?

そしてそして、さらなる目玉がテレビ電話だったね! その名も「FaceTime」。前面にカメラが付いたことで、会話しながら動画のやりとりが可能になったというわけ。

iphone4_07.jpg

<テレビ電話「Face Time」>

・WiFi同士でのみ使える。

・背面、前面の両方のカメラを使える。顔を映したり背景を映したりできるということ。

・将来的には3Gでも使えるよう調整中。

・h.264、AAC、SIP、STUN、TURN、ICE、RTP、SRTPなど、オープンなプロトコルのみを使っている。

基調講演ではiOS 4の新機能でもある「iAd」のデモも行われた。なんと、ビデオを使った日産の広告だったんだね。しかも、iAdからキャンペーンに申し込むと、LEAFという車が当たるらしい。さらに驚きの報告としては、現時点でこのiAd、広告主との間に6,000万ドルの契約があるとのこと。アップルはこれで巨大な広告メディアになったってことだよね。

はい、気になる発売予定日は6月24日。なんと、最近ではめずらしく日米同時発売ですよ。アップル純正アクセサリーは、これまでのドックに加え、白、ピンク、オレンジなどのケースも発売されるらしい。

iphone4_02.jpg

本体価格はAT&Tのプランとして16GBモデルが199ドル、32GBモデルが299ドルと発表された。ただし、これは機種変や契約年数などの条件がある独自のプラン。日本ではソフトバンクがどんなプランを用意するかによるので、あまり当てにはならないと思うな。

基調講演の最後、ジョブズの締めの言葉がとても印象的でしたよ。

This is our new baby, I hope you love it as much as we do.

「これは私たちの新しいベイビーです。我々と同じくらい愛してほしいな」

すごいね。自らの製品を「baby」と思ってるってのが。それだけ愛を注いで創り上げれば、いいものができるに決まってる。というか、「我が子を育てるのと同じくらいの情熱で製品と向き合っていますか?」って問われているように思ったよ、オレは。

すでにアップルのサイトには華やかな専用ページが用意されている。ぜひ、こちらもチェックしてみてください! では、また!

関連記事:

No comments yet.

Leave a Reply