懐かしの立体メガネで3D写真を楽しむ!〜 撮るアプリ編

 

前回の『観るアプリ編』はいかがだったでしょうか。ツイッターでは、お子さんと一緒に楽しめたといううれしいメッセージもいただきました。オレは前回の記事を書いてからというもの、すっかり「赤青メガネ」で観る3D映像にはまっています。

というわけで、今日は『撮るアプリ編』。観るだけじゃつまらない。本当のお楽しみはこれからだ! てな感じでいってみたいと思います。すっごく簡単にできるアプリもあれば、少々、スキルを磨かないとうまくいかなものもある。そこでまた、練習を積むのがアナログチックでよかったりもする。好きな人はハマること間違いなしですよ!

ではまず、思いっ切り簡単に3D映像が撮れる初級編から。

シャッター一発、自動変換で立体映像が楽しめる!
Auto 3D Photo ver.1.11 (無料)

なんといってもこのアプリは全自動だからね。面倒な手間は一切なし。操作方法も説明いらず。とにかくアプリを起動します。

最初の画面がいきなりサンプルになってるのがいいね。左下のカメラアイコンをタップして[Camera]を選び、シャッターを押す!

明るい画面部分をフリックしながら、構図を決めます。位置が決まったら[Use]をタップ。

はい、こんな風にアプリが自動的に3D化してくれます。このあとに紹介するものは、すべて左右2枚の写真を必要とするんだけど、このAuto 3D Photoなら1枚でOK。本当に簡単です。今日、帰る途中で渋谷駅のロータリーを撮ってみました。

うーん、自動とは思えないほどの奥行き。フォトライブラリーからすでに撮影済みの写真を読み込んでの3D化もできますよ。これは病みつきになりそうだね。

はい、次! ここからはそれなりに慣れが必要になります。まずはオレのイチオシから。

微調整で2枚の写真を立体化!
3D Camera (230円)

3Dカメラの多くが、この3D Cameraと同様に2枚の写真を1枚に加工して立体映像を創り出します。基本的には1枚を普通に撮影して、そこからやや右にカメラをずらして2枚目を撮ります。不親切なアプリだと「2度右にずらす」なんて説明しかないんだけど、どうやってその2度を測ればいいのかわからないよね。

その点、この3D Cameraなら、かなり適当に2枚目を撮ってもあとでアプリが調整してくるから安心。さっそくその手順を見ていただきましょうか。まずは、普通に1枚撮ります。

次に、やや右にiPhoneを移動させて2枚目を撮ります。このとき、自分を中心に円を描くように移動するのではなく、水平に動かすのがポイント。真っ直ぐ右ってことだね。あと、高さと被写体までの距離をキープするのも重要。三脚を使うといいんでしょうね。じゃ、2枚目いきます。右に移動してカシャッ!

何度か撮るうちに、どのくらい動かすとうまくいくかつかめてきます。そうね、だいたい5センチから10センチくらいの間かな。被写体との距離にもよるんだよね。2枚とも撮り終わるとこんな画面が出てきます。

1枚目と2枚目が重なっているわけだね。最初に撮ったほうは固定されているけど、あとで撮影した2枚目はフリックで移動できる。少しずつ動かしながら、2枚の写真をピッタリ重ね合わせるんだね。最終的にはこんな感じになります。

うん、やっぱり完全には重ならない。全体を合わせるのではなく、どこか1点に絞ってきれいに重ねるほうがいい感じに仕上がりますよ。位置が決まったら、左下の[赤青メガネ]ボタンをタップ!

これで3D化されるわけだね。どうでしょう? ぜひ、赤青メガネでこの写真を観てみてくださいね。ビンがドーンと飛び出しているはずです。

この左右の位置が少々アバウトでも、2つの写真を重ね合わせることで、アプリが自動調整してくれるってのがいいんだね。この機能がないと、何度も撮り直ししなくちゃいい感じの立体写真が撮れません。というわけで、これがイチオシ。

ちなみにこのアプリ、撮影後の作業に特化してさらにいろんな機能を追加したiPad版があります。

モノクロからカラーまで、高機能な3D写真スタジオ
3D Camera Studio (450円)

基本的な操作は先のiPhone版とまったく同じ。ただし、iPadでは写真を撮れないので、あらかじめ撮影したものをフォトライブラリーに読み込んでおきます。オレは最近、やっと届いたアップル純正の「Camera Connection Kit」を使ってみたよ。

注文から1か月待ってようやくゲットしました。これを使ってiPhoneとiPadをつなぐと……

こんな読み込み画面が自動的に立ち上がります。読み込みたい写真をタップして、右上の[読み込む]ボタンをタップ。[選択項目を読み込む]を選べば、iPhoneからiPadにすばやく写真を転送できるというわけ。これは便利だね。

先の要領で撮影した左右2枚の写真を選んで読み込みます。でもって、3D Camera Studioを起動だね。

最初に英語のチュートリアルが出てきます。2番が先に説明した「自分を中心に円を描くように移動するのではなく、水平に動かすのがポイント」って部分だね。ひととおり読んだら、画面をタップしてチュートリアルを消します。

左右に先にiPhoneから読み込んだ写真をはめ込みます。左が先に撮ったほうで、右が右に移動して撮影したほうだね。下のツールバーから[+]アイコンをタップすると……

例によって2枚が重なったものが出てきたね。最初の作成時には上のようにガイドが表示されるからわかりやすいね。2枚の写真がピッタリ重なるように調整します。

おお、今回はかなりきれいに重なってるね。重ねた際のズレがなければないほど、仕上がりはきれいにいきます。最後に、下のツールバーから[メガネ]アイコンをタップ!

これで、3D化の完了だね。もう一度[メガネ]アイコンをタップすると、白黒やカラー、最適化などなど、いろんなオプションが選べる。何度でもやり直せるから、全部試してみるとおもしろいですよ。というわけで、できあがった立体写真はコレ!

ギターケースが前面に飛び出てて鍵盤まで立体に見えるね。うん、個人的にはiPhoneよりも、こちらのほうが作業しやすいかもしれない。iPhoneで作るなら3D Camera、iPadなら3D Camera Studioがおすすめですね。やっぱり、3D写真作るのは楽しい!

最後に、ちょっと変わった操作方法のiPhoneアプリをどうぞ!

ガイドに沿ってiPhoneを右にずらせばOK!
Camera 3D Pro (無料)

前のアプリと名前が似ていてややこしいね。先に書いたけど、3D写真を撮る際に難しいのが2枚目の位置決めなんだね。どのくらい右にずらせばいいのかがわからない。3D Cameraは2枚の写真を重ねることで自動調整してくれた。このCamera 3Dはガイドに沿って右の位置を決められるようになっているのがミソ。

起動するとこんなガイドが出てきます。

左手の親指を右下の[Keep Pressed]に置くと最初の1枚目が撮れます。そのまま、親指を離さずに画面に付けたままにして、右手でiPhoneを右側に水平に引っ張ります。親指を載せた[Keep Pressed]が画面左いっぱいまで来たら、親指を離します。離した瞬間に2枚目が撮影されます。という流れなんだけど、文字にするとわかりにくいよね。

このビデオを観てもらえれば一目瞭然です。

2枚の写真を撮り終えたら[View Pictures]をタップ。いま撮ったばかりの写真を選んで表示させます。画面を一度タップするとツールバーが出てくる。

[3D color]か[3D mono]をタップすると、3D化された写真が表示されます。この時点で「なんかイマイチ立体感がない」と思ったら、[edit]ボタンをタップします。

ここで、先の3D Cameraでやったのと同じ、2枚の写真をピッタリ重ねる調整ができるんだね。しかも、左右上下のカーソル付き。これは合わせやすいね。ここでズレを微調整して[Save]をタップすれば完成だね。

まずはカラー版から。

おお、かなり立体感がありますよ。続いて白黒版!

今回はこちらのほうが仕上がりがいいかな?

うん、Camera 3Dも悪くないですね。ただ、ビデオにあるような撮影の仕方って、実際にやってみるとかなり難しいんだよね。オレもこの写真を撮るまでに10回くらいは練習を重ねた。あと、できあがりの写真に赤い部分が残ってしまうのもちょっと気になるね。やっぱり、3D Cameraのほうが好きだなぁ。

最後にオマケ! 前回からこのシリーズを読んでいただいた方、おそらく赤青メガネはもうお持ちでしょう。だったら、YouTubeで「3D Video」や「Anaglyph」で検索してみてください。3D動画が山ほど出てきますよ。たとえば、こんなすごい映像があったりします。

それから、flickrでも同じキーワードで探すとすっごい3D写真が見つかりますよ。ついでにどうぞ!

うーん、楽しいね。やっぱりこのローテク感がたまりません。というところで「懐かしの立体メガネで3D写真を楽しむ!」シリーズはこれにて終了。さらにいいアプリを見つけたらお知らせしますね。では、また!

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  1. Tweets that mention 懐かしの立体メガネで3D写真を楽しむ!〜 撮るアプリ編 - ZONOSTYLE -- Topsy.com - 2010年8月13日

    [...] This post was mentioned on Twitter by iPhoneアプリったー, 倉園佳三. 倉園佳三 said: 前回の観る編に続いて撮るアプリ編書きました。赤青メガネで観る3D写真をiPhoneのカメラアプリで簡単に作れてし [...]

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