iOS 4.1リリース! HDR写真とHDビデオアップロードがうれしい

 

9月9日の午前2時過ぎに、iOS 4.1がリリースされた。iOS 4初のメジャーバージョンアップとくれば、期待していた人も多いんじゃないかな。オレも、iTunesのアップデートボタンを何度も押して待ちわびていましたよ。

さて、その結果はというと、iOS 4のときほど大きな変化はないけれど、確実に前よりは進化している。渋いけれど、うれしい機能が1つずつ付け加えられているような感じかな。実際にはまだ使えないものもいくつかあるけれど、なにがどう変わったのか見ていきましょうか。

まずは、今回のアップデートで追加された機能をざっと見てみましょう。以下はアップデートの際に表示されるポップアップウィンドウからの抜粋です。

1)Game Centerアプリの追加

  • 友だちリクエストを送信できる
  • 友だちをネット経由でマルチプレイヤーゲームに招待できる
  • マルチプレイヤーゲームを他のプレイヤーとの自動マッチングでプレイできる
  • リーダーボードと成績を表示できる
  • 新しいゲームを友だちから発見できる

2)HDR写真に対応

3)iTunesでテレビ番組をレンタルできる

4)iTunesにPingが追加

5)HDビデオをiPhone 4のWi-Fiを使ってYouTubeやMobileMeにアップロードできる

6)AVRCP対応アクセサリーのサポートが拡張

7)[よく使う項目]からFaceTimeを直接起動

8)問題点の解決

  • iPhone 4の近接センサーのパフォーマンス
  • iPhone 3Gのパフォーマンス
  • Nike+iPodの修正
  • Bluetoothの機能向上

読んですぐにわかるものと、「なんじゃそりゃ?」と謎なものとがあるけど、現時点で確認できたものから解説したいと思います。まずはこれ!

【HDR写真に対応】

HDRというのは「ハイダイナミックレンジ合成」の略。露出を変えて複数枚の写真を撮影し、逆光などによる「白飛び」や、光が足りない場合の「黒つぶれ」の少ないハイダイナミックレンジの画像を生成する手法だね。

これまでは、TrueHDRなんかの専用アプリを使ってHDR写真を撮影していた。そのやり方も、1枚目にもっとも明るい部分をタップして撮影、2枚目は逆にもっとも暗い部分をタップして再撮影、最後にアプリがこれら2枚の写真を合成してできあがりという感じだった。

iOS 4.1ではどうかというと、HDRスイッチをオンにして1枚を撮影するだけ。いとも簡単にHDR写真が撮れてしまうんだね。

まずは、カメラを起動します。

上部の真ん中に、これまでなかった[HDRオフ]というメニューが現れる。これをタップして[HDRオン]にするとHDR写真が撮影できるんだね。最初の撮影時にこんなポップアップが出てくる。

なるほど、HDRに加工されたものと、オリジナルの写真を両方保存するかどうかを設定できるってことだね。[設定]をタップすると……

出てきましたね。一番下の[適正露出の写真を残す]を[オン]にしておけば、HDR版とオリジナル版が両方ともカメラロールに保存されます。この設定画面は、iPhoneの[設定]から[写真]を選べばいつでも見られます。

[HDRオン]状態で撮影すると……

上の画面のように「HDRを保存中」という表示が出て、数秒待ったのちに撮影が完了します。専用アプリと違って、撮影するのが1枚だけってのが手軽だね。

じゃあ、HDR版とオリジナル版がどう違うか見てみましょうか。まずはオリジナルから。

夜だし、部屋の明かりだから少々暗めの感じかな。HDR版だとこうなります。

うん、ちょっと昼間に太陽の光で撮影したかのような感じになったね。いいんじゃないですか、これ。

カメラロールに保存された写真のうち、どれがHDRかを見分けるには、写真を一度タップします。

上下のメニューとともに、左上に[HDR]の表示が出たら、その写真はHDR版ということだね。

オレはけっこう、先のTrueHDRを頻繁に使っていたから、今回のアップデートでこの機能が一番うれしいかな。またまた、iPhoneで写真を撮るのが楽しくなりそうです。

【HDビデオをYouTubeやMobileMeに直接アップロード】

iPhone 4でHDビデオの撮影に対応したけど、撮ったHDビデオをiPhoneから直接、YouTubeにアップロードできなかった。これまでは、一度、パソコンに転送してパソコンからアップロードしていました。

iOS 4.1は、Wi-Fi経由でYouTubeとMobileMeにHDビデオを即座に上げられるようになったんだね。これもかなりうれしい機能だと思います。

まずは、ビデオを撮影。撮り終えたらカメラロールにビデオを表示させて、左下の[四角+矢印]をタップします。

[YouTubeに送信]をタップすると……

[動画を公開]画面で、[標準解像度]か[HD]かを選べるようになった。つまんない映像だけど、一応、HDビデオをYouTubeに上げてみました。右下の[360p]をクリックして[720p HD]を選んでみてください。うーん、やっぱり画質はいいね。

[MobileMeに送信]を選んだ場合も……

同じく[HD]を選べばHDビデオがMoblieMeに保存されます。ブラウザーでMobileMeにアクセスして、「ギャラリー」を選ぶと、アップロードした動画が登録されているはずです。

うん、こちらもキレイだね。

HDR写真と同様に、iPhoneから撮影した写真やビデオがこんな風に高画質になって、しかも撮った機器から即座にアップできるとなると、ソーシャルメディアに投稿するモチベーションが一気に高まるよね。どんどん、おもしろくなるなぁ。

【電話の“よく使う項目”からFaceTimeを直接起動】

お次はテレビ電話のFaceTime。電話アプリを立ち上げて、「よく使う項目」をタップします。右上の[+]ボタンを押して、連絡先からFaceTimeをしたい相手を選びます。

すると、これまでにはなかった上のようなメニューが表示されます。ここで[FaceTime]を選ぶと……

[携帯]の表示の横にビデオマークが付きましたね。これがFaceTime専用の相手という印。いつものように名前部分をタップすると……

いきなりFaceTimeが起動します。これまでは、メニューから[FaceTime]を選んでいたんだけどね。

この画面を経由せずにスカッとFaceTimeで会話が始められるようになったわけです。ものすごいショートカットだね。地味だけど、FaceTimeを頻繁に使う人にとってはうれしい機能でしょうね。

【iTunesにPingとテレビ番組のレンタル機能が追加】

iTunesは先日のアップデートでバージョン10になったよね。同時にPingというソーシャル機能が追加された。8月1日のサービス開始から48時間で100万人が登録したというから驚きだよね。

今回、iOS 4.1ではiTunesアプリからもPingにアクセスできるようになりました。iTunesを起動してみると……

※と書きましたが、Pingは今回のアップデートとは関係ありませんでした。iTunesのバージョン10のときに追加されたみたいですね。失礼しました! ツイッターで早々にご指摘いただいた@bull2sさん、ありがとうございます。

下のメニューに[Ping]が見えるね。そうそう、Pingの登録はアプリを立ち上げる前にパソコンのiTunesでやっておくのがおすすめです。やたらと設定項目があるからね。その中の1つに、自分の好きな音楽ジャンルと好みのアルバムを登録する画面がある。

こういうヤツだね。下のリストから検索して好みのアルバムを並べていきます。iTunesで売っているものしか入れられないからちょっと面倒なんだけどね。でも、Pingやるならここが肝心な部分だと思うな。ぜひ、素敵なラインアップを作ってみてください。

これをiPhoneのiTunesで見ると……

こんな風になる。まだ自己紹介も入れてないんだけどね。なんとなく、Pingは英語でやったほうがおもしろそうな気がするんだよね。どこかで本腰入れてプロフィールをちゃんと作ろうと思っています。

さて、もう1つの新機能「テレビ番組のレンタル」は日本ではまだ始まっていないみたいだね。おそらく、AppleTVでやっているようなFOXなんかの番組が見られるようになるんじゃないかな。プリズンブレイクとかバーン・ノーティスとか、オレは大好きだから、こちらも待ち遠しいですね。

【Game Centerアプリが追加】

最後は話題の「Game Center」だね。これも、今日の時点では遊べるゲームは1つもない。ただ、ツイッターのフォローのように、Game Center仲間を作るのはできるみたいだね。そのためには、最初のアカウント作成画面で[ゲームへの招待を許可]にしておきます。

※なんて書きましたが、遊び方を知らなかっただけでした。AppBankに詳しい情報が載っています。ぜひ、こちらをご覧ください。やっぱ、普段ゲームやってないからダメですね。スミマセン……。

Game Centerのユーザー名はここで新たに登録するから、自分の知人がどんなユーザー名を使っているかわからない。そこで、[メールアドレスによる検索を許可]もオンにしておけば、メールアドレスでも探せるというわけ。まぁ、ここは好みがわかれるところだろうけど、オレは「メールアドレスで探して!」という感じにしておきました。

下のツールバーからゲームをタップすると……

本当ならここにゲームの一覧が出るんでしょうね。まだ1つも来ていません。アップルのウェブサイトで紹介されているゲームの名前で検索してもまだ出てこない。遊べるようになるまで、しばし待ちましょう。

ツールバーから[リクエスト]をタップして友だちになってくれるようリクエストを送ります。

ツイッターでユーザー名を公開されている方がいたので、さっそくリクエストを送って友だちになってもらいました。

うーん、ツイッターを始めたばかりのころのようで楽しいね。ちなみに、オレのユーザー名はツイッターと同じ「zonostyle」です。ぜひ、友だちになってください!

下のツールバーから[自分]をタップすると……

自分の友だちの数や、ゲームの成績が一覧できる。「試し中!」という文字はオレが自分で入れたもので、ここにはいまのステータスを入れる感じだろうね。「いつでも来い!」とか、「仕事中」とかね。

オレはiPhoneではゲームをまったくやらないので、Game Centerを使うかどうか未知なんだけど、Pingと併せて新しいソーシャルメディアってことで使ってみようと思ってます。

あ、そうそう。iOS 4.1にアップデートすると、ホーム画面にこのGame Centerアプリがインストールされます。つまり、自分がキレイに整頓しておいた画面が1つズレちゃうんですね。元に戻すのが面倒だから、最初からホーム画面のアイコンを1つ空けておくといいですよ。

【その他の機能】

あとは、「AVRCP対応アクセサリーのサポートが拡張」だね。AVRCPはBluetoothのプロトコルで、オーディオプレイヤーをワイヤレスでコントロールする用途なんかに使われる。Googleで「AVRCP対応 アクセサリ」で検索してみると、対応の機器が出てきますよ。たとえばこんなヤツ。

SONY Bluetoothワイヤレスステレオヘッドセット マイク付き ホワイト DR-BT140QP/W

でもって、この手の製品でiPodなんかを操作する性能が上がったってことですね。残念ながら、オレはAVRCP対応のアクセサリーを1つも持っていないので、詳しいレビューはできません。この機会に1つくらい買ってみようかな。

あとはBluetoothの機能が向上したとのこと。こちらも、体感できるほどの変化はまだ味わえていません。ただ、Bluetoothを使ったiPhoneとiPadの接続なんかが、どうにもうまくいかないことが多かったから改善されていることを期待したいですね。

以上ですね。iTunesのテレビ番組レンタルとGame Centerは早く使ってみたい。こんな風にガンガン、進化していってくれるとますますiPhoneやiPadの可能性が広がるよね。次は11月のiOS 4.2 for iPadかな。こちらもめちゃくちゃ楽しみです。

今日はこんな感じで。では、また!

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