筆圧で選ぶおすすめスタイラス最新情報! 〜 Princeton Tuch Pen&自由工作セット

 

iPadで手書きメモアプリを活用するのに、「スタイラス」は欠かすことのできない必須アイテム。アプリのほうは「Underscore Notify」という究極が見つかったから、しばらくは探索に励まずにすみそう。でも、スタイラスに関しては、まだ100パーセントの自信を持っておすすめできるものには出会えていないんだよね。

「これだ!」と言えるものを求めて、究極のスタイラス探しの旅は続いています。そんな中、これまでに紹介したおすすめと同レベルのものを2つ発見しました。今回のものは、入手しやすさと持ちのよさが売り。Underscore Notifyなどの手書きメモアプリを愛用している方は、ぜひ、チェックしてみてください!

まずは前回までの復習から。バックナンバー『こだわりのスタイラス選び、イチオシはPOGO!』で、実用に耐えられるおすすめとして紹介したのは次の4つだった。

  1. マルチタッチペン PRO(プロテック)
  2. Pogo Sketch(Ten One Design)
  3. P501(DAGI)
  4. 自作スタイラス マルステクニコ 2mm芯ホルダー 780C (ステッドラー社)TK-P2 導電スポンジ(SANWA SUPPLY)

どれも甲乙付けがたくて、それぞれに特徴があるんだけど、この記事を書いた時点でオレのイチオシは「Pogo Sketch」だった。当時はヤフオクなんかで探さないと手に入らなくて、入手方法に難があったのだけど、最近では楽天ショップなどでも売られるようになってきたね。

ただし、Pogo Sketchにしても、本当に紙一重の差って感じで、他の3製品(1つは自作だけど)もかなりよくできている。先日、オレの講演に来てくださった方は、DAGI製のスタイラスとPenultimateでメモをとられていた。お話しを伺うと、「私はDAGIがお気に入りなんです」とおっしゃってました。

友人の1人はマルチタッチペンPROのファンだという。やっぱり、ここから先は好みの世界なんですね。Pogo Sketchにしても、ペン先が繊細で壊れやすいという欠点があるしね。

この4つで満足してもいいんじゃないかと自分でも思うのだけど、この手の道具選びに関してはどうにも妥協できない性分なんです。だから、いまだに気になったものを買っては「ああ、コイツもダメだ……」とうなだれたり、「おお、これはいいかも!」と喜んだりしている次第です。

そんな中、このブログで紹介するに足る、さらなるおすすめを2つ見つけました。まずはコレ!

ゴム製のペン先で耐久性も抜群!
Touch Pen for iPad & iPhone & iPod touch PIP-TP2B
(プリンストンテクノロジー) 1,455円

最大の特徴は長い製品名とペン先だね。ゴムのようなかなり頑丈な素材でできている。これまでもゴムっぽいペン先のスタイラスはいくつか試してみたけど、どれも画面に強く押しつけないと反応しないものばかりで、とても使い物にならなかった。

ところが、このTouch Pen(以下省略)だけは違いましたね。今回はUnderscore Notifyを使って実験したんだけど、驚くほどスラスラ書けるじゃない! たぶん、ほかにはない独特の「丸みを帯びたカット」が効いているじゃないかと思いますね。こんな感じのペン先になってます。

じゃあ、いつものように、実際にUnderscore Notifyを使った手書きメモのデモを見ていただきましょうか。今回は、わりと細かな文字をそれなりのスピードで、しかもやや長めに書いてみました。

いかがでしょう? なかなかの反応だと思いませんか。使ってみてとくにいいと思ったのは、すごく安定感のある書き味だね。Pogo Sketchもこの点が優れているんだけど、それ以上の安心感があるように思う。ゴム製だけあって、手元がカチッと決まってくれる感じ。

途中で登場するのはマルチタッチペンPROだね。こちらは独特の「筆製」のペン先で反応は抜群。Touch Penの書き味が鉛筆だとすると、マルチタッチペンPROは毛筆的なんだね。この2製品を比べてみて、おもしろいことに気付きました。普段の筆圧の強さがスタイラス選びの決め手になるってこと。

筆圧の強い人→Touch Pen系のしっかりしたペン先

筆圧の弱い人→マルチタッチペンPRO系の柔らかなペン先

Pogo Sketchはちょうどこの中間くらい。オレはとても筆圧が強くて、万年筆もすぐにダメにしちゃうタイプ。だから、マルチタッチペンPROよりもPogo Sketchをイチオシにしていたんですね。でもって、さらに筆圧をかけられるゴム製ペン先のTouch Penは、よりオレに向いているというわけ。

うん、筆圧ってスタイラス選びのいい基準になると思うな。ぜひ、ご自分の筆圧に合ったスタイラスを試してみてください。きっとしっくりくるはずですよ。

Touch Penの唯一の欠点は、ビデオでも聞こえると思うけど「キュッキュッ」という音ね。ガラスをゴムでこする音です。これも対策があって、画面に指紋を付けておくと防げます。ビデオでも後半は音が消えてますね。そのあたりに指紋が多く付いているからです。

アマゾンで買えるし、1,445円という値段もお手頃。とくに筆圧の強い人には超おすすめです。

お次はちょっと楽しいコレ!

わずか5分のDIYでマイスタイラスが完成!
スタイラスペン自由工作セット(amazon)(楽天) 986円

前回の記事でも自作のスタイラスについて紹介しましたが、こちらはなんと、工作セット。部品を自分で揃えなくても、このパッケージに必要なもの一式が入っているというわけ。

これはおもしろいよね。工作に使う部品はこんな感じ。

左から導電スポンジ、芯ホルダー、接着剤だね。詳しい作り方はあとで出てくるビデオを見ていただくとして、ざっと工作の流れを追ってみましょうか。

まずは、芯ホルダーにあらかじめ入ってる鉛筆の芯の先端をカットします。

要は、先のとんがりを切り取るってことだね。次に、この芯を紙にこすりつけて先端を滑らかにします。

角が取れるまでって感じかな。次に、導電スポンジをカットします。長さの目安は、芯の位置を中心にしてV字に折り曲げたときに、芯ホルダーの金属面の滑り止め部分にややかかるくらいですね。

前に紹介したやり方とはかなり違うみたいね。導電スポンジで芯ホルダーを挟み込むようにするんですね。

こうしておいて、芯に付属の接着剤を着けます。あまり着けすぎると反応が悪くなるそうです。

ちなみにこの接着剤、ゼリー状なんだけど、速乾性に優れていてかなり強力にくっつきます。

あとは導電スポンジで芯を挟み込んで、乾くまで数十秒の間、手で固定するだけ。完成品はこうなります。

どうよ! 見栄えはイマイチだけど、かなり簡単に完成しちゃいましたよ。ポイントは芯ホルダーの金属部分に導電スポンジが接しているってことだね。

ということは、もう少しカットしても大丈夫なんじゃないかな。オレは勝手にこのくらいのサイズに切ってみました。

ちょっとはライトになったかな? で、コイツは本当に書けるんでしょうか。結果はビデオでどうぞ!

悪くないでしょ? かなり書き味がいいんですよ。しかも、前に紹介した自作のものより耐久性に優れてます。前のはペン先部分がすぐに消耗してしまって、頻繁に交換しなくちゃならなかったからね。

筆圧でいうとPogo SketchとTouch Penの間くらい。中の上って感じの方におすすめです。って細かすぎるか。値段も986円と格安。工作好きの人なら間違いなくおすすめですよ。

ただ、9月27日の午前5時現在、アマゾンの在庫がわずか3つ。楽天ショップでもあと7つと品薄のようです。かなり売れているのかなぁ。早い者勝ちって感じですね。

本家のメイキングビデオはこちら。なんと、「はぐら茶屋」という紅茶やハーブティーの専門店が発売してるんですよ。ご主人の趣味なんでしょうか。おもしろいねぇ。ビデオは音楽が鳴るんで、会社で見ている方はご注意を!

なんとも楽しげに作っていて好感持てますね。オレはこの方とは友だちになれそうです。

最後に、最初のビデオに登場したマルチタッチペンPROには、黒だけじゃなく、メタリックピンク(型番 PTP-PPK)がありました。こちらは、女性で筆圧の弱い方におすすめって感じですね。

はい、これでオレのおすすめスタイラスは全部で6種類。もう一度、筆圧順に並べてみましょうか。1がもっとも筆圧の弱い人向けで、下に行くに従って筆圧が強い人向けってことですね。

  1. DAGI P501
  2. マルチタッチペンPRO
  3. 自作スタイラス(前回紹介したもの)
  4. Pogo Sketch
  5. スタイラスペン自由工作セット
  6. Tuch Pen for iPad & iPhone & iPod touch

DAGIはプラスチックの平面という本当に独特のペン先をしていて、基本的に筆圧ゼロで書けます。ただし、Underscore Notifyとは相性がよくないですね。PenultimateやSketch Book Proなんかではまったく問題なく認識してくれるんだけど、Underscore Notifyだと認識率がかなり落ちます。こちらもご注意を。

アプリとの相性まで見なくちゃいけないとなると、本当にスタイラス選びも終わりがなさそうだね。そうそう、あと、Underscore Notifyユーザーなら10パーセントオフで買えるという、brvshというメーカーのスタイラスも注文済みです。こちらはマルチタッチペンPROと同じ筆系みたいですね。おそらく、筆圧が弱い人におすすめの商品っぽいんだけどね。届いたら、すかさず報告します。

というところで、今日はおしまい。「もっといいのを見つけた!」という方は、ぜひ、ツイッターの「#iCre」で教えてください。では、また!

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