PDF変換にも対応のクラウド統合ファイル操作アプリ 〜 SuperFiles(後編)

 

前後編に分けて紹介するアプリってのもひさしぶりな気がしますね。なんか、はしょりたくない、いやはしょれない。そんな気にさせてくれる優れものです。

前編はおもにクラウドサービスの操作方法でした。後編はiPhoneに活躍してもらって、文書のスキャンやファイルの圧縮と解凍、Googleドキュメントを使わないアプリ内PDF変換なんかを紹介したいと思います。

前編は、おもにiPadの画面でクラウド系の操作方法を解説しました。後編はiPhoneでいってみたいと思います。iPhoneじゃないとできない機能もあるからね。

文書キャプチャーや英語OCRにも対応のファイル操作アプリ
SuperFiles (450円:ユニバーサル)
SuperFiles

アプリの構造はiPad版、iPhone版ともにほぼ同じ感じです。ホーム画面を立ち上げると……

iPhone内のファイルやフォルダーが表示されます。iPad版と同様に青い画面はローカルファイルだね。前編ではiPad版のSuperFilesを使ってDropboxからファイルをダウンロードしたけど、iPhoneでも同じことをやってホーム画面にファイルを保存しました。

まずは、SuperFilesの便利な機能の1つ、Zip圧縮をやってみます。ホームにあるファイルの右側のチェックボックスにすべて赤いチェックを付けます。右下の[雷」アイコンをタップします。

ここにも[Check All Files]のメニューがあったね。これをタップすれば、すべてのファイルを選択できたのか。次回からは使うことにします。でもって、[Zip Selecte Files]をタップだね。

Zipファイルにパスワードをかけるための画面が出てきます。必要なければ、なにも記入せずに[Zip]をタップ! ホーム画面に戻ってみると……

はい、一番上にZipアイコンができてますね。アプリ内で複数のファイルをまとめたいときにはうれしい機能だね。おそらく、メールでファイルを送るときなんかに重宝するのかな。このZipファイルをタップして、[Edit]の画面で[Email]を選べば簡単にメールに添付できます。

そうそう、オレの環境では、iPad版でファイルの圧縮をやると100パーセント落ちてしまいました。iPhone版は大丈夫なんだけどね。おそらく、このあたりは早急に修正がかかることでしょう。

今度はこの反対、Zipの解凍をやってみます。メールでZipファイルが送られてきたってことにしましょうか。まずは、Zipファイルを解凍するためのフォルダーを作っておきます。というのも、圧縮されたファイルをホーム画面にバラまくのはちょっとイヤですからね。

ホーム画面の右上にある[Edit]ボタンをタップします。

[Folders]の下にある[Add New Folder]をタップですね。

上の画面が出たらフォルダー名を付けて[Done]をタップ。今回、JPEGファイルを何枚か圧縮したZipを自分宛に送ったので、Photoという名前にしてます。

はい、Photoというフォルダーができました。あらかじめ[Photo Library]というフォルダーが用意されているんだけどね。

フォルダーの準備ができたら、メールの受信トレイから添付ファイル付きのメールを開きます。

オレはいろんなアプリを入れているから、変なアイコンが付いてしまっているのだけど、気にせずに「Photo.zip」をタップします。

おお、いきなり出ましたねぇ。[”SuperFiles”で開く]をタップだね。もし、このメニューが別のアプリ名になっていたら、その下の[次の方法で開く…]を選んで、アプリの一覧からSuperFilesを選びます。

はい、今度はPhotoという名前のZipファイルがホーム画面に送られました。これを、先に作成した「Photo」フォルダーに移動させます。「Photo.zip」をタップして……

[Edit]画面が出たら[Move to Folder]をタップし、先に作成した「Photo」フォルダーを選びます。これでフォルダへの移動は完了。Photoフォルダーを開いて「Photo.zip」をタップします。

再び、上の[Edit]画面が出たら、今度は[UnZip]をタップします。パスワードの入力画面が出ますが、このファイルにはパスワードをかけていません。右上の[UnZip]をタップだね。

はい、こんな風に圧縮ファイルの中味が解凍されました。これで、メールに添付ファイルがあってもiPhoneやiPadでそのまま中味をチェックできますね。便利です。

ちなみに、GoodReadeibisMailもZipファイルの解凍に対応してます。iPhoneやiPadで圧縮ファイルの操作に悩んでいた方は、このSuperFilesと併せて持っておくといいと思います。

さて、次はこのZipファイルを解凍して現れた画像ファイルを開いてみます。なんと、このSuperFiles、画像のレタッチ機能も持ってるんですね。しかも、かなりの高機能。画像ファイルをタップして[Edit]画面を出します。

ずっと下の方にスクロールすると、次々と画像ファイルの操作メニューが出てきます。その数に圧倒されますよ。

かなり下の方にある[Adjust, Crop]をタップします。

写真が横長なので、ランドスケープ(横置き)にしましょうか。最初に表示された画像が小さければ、ピンチアウトで拡大します。この状態ですでに赤い枠が付いています。これは画像の切り抜きですね。切り抜きたい部分に赤い枠をドラッグして、右下の[雷]アイコンをタップします。

[Crop and Save]をタップすれば、切り抜いた画像を保存できます。ちょっとこの[Action]メニュー、あまりにすごい内容なんで、全部見てみましょうか。縦置き(ポートレート)に戻して……

まずは、グレイスケールに左右、水平垂直の回転、[Add Noie]なんてのもあります。さらに下にスクロールすると……

自動色調整の[Normalize]から絵画風のエフェクトをかける[Sketch]まで。まだまだ続きますよ。

はい、もう画像編集に詳しくないオレには理解不能なメニューばかり。「あれ? オレはファイル操作系のアプリを紹介していたんじゃなかったのか」と思うほど、別の世界に連れて行かれます。

これで終わりじゃないんです。[Back]ボタンで最初の画面に戻ります。下のツールバーから[イコライザー]アイコンをタップすると……

ほんとすごいね。コントラストや彩度、色調整までできちゃう。なんで、1つのアプリにこれだけの機能を詰め込むんだろう。ちょっと尋常じゃないと思いませんか?

すでにかなりお腹いっぱいなんだけど、まだまだあるからやっちゃいますよ。なんなんだろうね、このアプリ。画像編集画面から[Back]をタップして[Edit]画面に戻ります。

今度は[Exp. to PDF(Landscape)」をタップしてみますね。

おお、画像と同じファイル名のPDFファイルができてる。こいつをタップして[Preview]を選ぶと……

すごいね。ちゃんとPDFになってる。前編で紹介したパワーポイントファイルのPDF変換はGoogleドキュメントの機能を使ったものでした。今回の画像かPDFへの変換はSuperFilesが持っている機能だね。

ちょっとややこしんだけど、画像ファイルのPDF化はSuperFiles内でできるってこと。それ以外はGoogleドキュメントを使う。そんな感じです。

以上といきたいんですが、まだあるんです。もう少しお付き合いを! ホーム画面に戻ってカメラアイコンをタップします。ここからはカメラが付いているiPhone独自の機能ですね。ポップアップが出たら[Take Photo]をタップ!

今回は英語のドキュメントをスキャンしてみます。なんと、このアプリ、英語やラテン語のOCRにも対応しているとのこと。その腕前を確かめてみましょう。うまく撮れたら[Use]をタップ。[OCR or Next Photo?]のポップアップから[OCR]を選んで……

赤い枠で読み込みたい部分を指定して右下の[雷]アイコンをタップ!

[Action]画面から[Crop and OCR]をタップします。待つことしばらく……。

[iGDoc_OCR]というフォルダーに[New Image]というファイルが作成されています。緑の画面ということはクラウドサービスに移動したわけだね。なるほど、これはGoogleドキュメント上ですね。OCRはGoogleドキュメントの機能を使うのか。おもしろいね。

[New Image]をタップして[Preview]を選ぶと……

はい、こんな感じで画像からテキストが認識されました。タイトルは変だけど、中の文章は完璧じゃないですか? すごいね。GoogleドキュメントのOCR機能なんて使ったことなかったけど、このアプリからならけっこう活用できそうだね。もちろん、読み取れるのは英語やラテン語だけ。日本語には対応していません。

でもって、まだ終わらない。SuperFilesの特徴を一言でいい表すとすれば、ほんと「しつこい」アプリだね(笑)。

OCRのプレビュー画面をダブルタップして、左上の[Back]をタップ。[Details]画面に戻ります。

[Download As]から[Microsofot Word(doc)]をタップ。ダウンロードが完了したら[Back]ボタンを何度かタップしてSuperFilesのホーム画面(青色)に戻ります。

ほんと、もう想像どおりなんだけど、[New Image.doc]というワード文書がダウンロードされてますね。こいつをタップして[Preview]っと!

はい、レイアウトはイマイチだけど、ちゃんと選択するとコピーもできるワードファイルに変換されています。

OCRの手順を復習してみると……

  1. iPhoneで文書を撮影
  2. GoogleドキュメントでOCR
  3. Googleドキュメントで他のフォーマットに変換
  4. SuperFilesにダウンロード

って感じですね。英語の文書をよく扱う人なら、それなりに使い道はありそうだね。ただ、撮影の仕方によってはまったく認識してもらえないこともある。このあたりは慣れも必要ってことかな。

はい、でもって本当に最後の機能です。このシリーズのトリを務めるのはiPhoneとiPad間のファイル送信ですね。Bluetoothを使います。

まずは双方ともにSuperFilesを起動して、送信する側は相手に送りたいファイルをタップします。

[Edit]画面の下から2番目にある[Send to Bluetooth]をタップ!

一方、ファイルを受け取る側は、ホーム画面右上にある[クラウド]アイコンをタップします。

一番下の[Recieve from Bluetooth]をタップしてしばらく待ちます。

双方に相手の機器名が出たらこれをタップ!

接続を許可する[Accept]をタップすると、相手の機器にファイルが送信されます。

このBluetooth送信をするためだけのアプリもあるのにね。本当に贅沢なヤツです。いかがでしょう! 前編からあまりの機能の多さに、自分でもこのアプリはなにをするためのものだったかわからなくなってきたほどです。まぁ、これだけの機能があれば、使う人によって千差万別の活用法があるんでしょうね。

オレも、いくつか日々、使ってみたいと思う機能がありました。とくに、クラウドサービスのマルチアカウントなんかはいけそうでね。ただ、この記事を書いている間にも数回アプリがクラッシュしました。もう少しアップデートでもまないとダメな部分もありそうですね。

てなところで今日はおしまい。いやー、この手のアプリが出てくるとレビュー書くのも一苦労だね。それが楽しくもありますが……。では、また!

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