Evernote入力アプリのFastEverとQuick EverがATOK Padと連携!

 

Evernoteには入力専用のアプリがある。テキスト専用のFastEverとQuick Ever、撮った写真を片っ端から送れるFastEver Snapあたりが有名だよね。そのQuick Everが、今日のアップデートでATOK Padと連携できるようになったんだね。一方のFastEverは一足早く10月2日に対応を果たしてる。

オレも発売早々、かなり期待してATOK Padを買い、変換効率の良さやリボルバーの使い勝手に感動したものの、Evernoteにはメール送信で保存だし、Twitterは公式ホームページからの投稿と、正直、使いあぐねていた。そんなところに最近のアップデート。まさに、「待ってました!」って感じです。今日は、その他のアプリの対応なんかも見ながら、ATOK Padの実践での使い勝手を探っていきましょうか。

まずは、今回の連携の中心にいるこのアプリについて。

実績の変換効率と新しい入力方式が魅力
ATOK Pad for iPhone (1,200円)
ATOK

コイツに関しては、すでに多くの情報が出回っているから詳しく解説する必要はないと思う。オレも発売当日にこのブログに書こうと思っていたのだけど、本家ジャストシステムズのチュートリアルがあまりによくできていて、手の出しようがありませんでした。

その後も、値段が1,200円とかなり高価なうえに、期待していたEvernoteやTwitterとの連携がイマイチということもあって、オレには縁のないアプリなのかなと少々、遠くから見ていた感もあった。iPhone標準の日本語変換にはいろいろと不満もあるけど、1,200円払うほどの価値があるかはやや疑問でした。

でも、今回、連携を果たしたFastEverとQuick Everを使ってみたら、深い霧が晴れたような感じがしたね。これならオレも使いたい! うん、正直そう思いましたよ。

さて、じゃあ、アップデートした順に使い勝手を見ていきましょうか。まずはコレ!

保存ごとにタグがリセットできるのがうれしい
FastEver (230円)
FastEver

基本的にEvernoteの下書きアプリの機能は、どれもいたってシンプル。発売された当初は、本当にテキストを書くだけだったけど、最近になってノートブックや付加するタグを選べるようになっている。

アプリを起動すると……

まさに、テキスト入力画面だけって感じだね。上部ツールバーの左から2番目、[ノート]アイコンをタップすると……

Evernoteのどのノートブックに保存するかを選べます。オレの場合はもう[inbox]しかありません。詳しくはバックナンバー『Nozbe × Evernote × GmailのInbox情報整理術』をご覧ください。

そのとなりの[タグ]アイコンはタグの選択だね。

最近は書籍のアイデアをメモすることが多かったから、『iPhone×iPad クリエイティブ仕事術』関連に付けていた[iCre]と、アイデア全般を表す[idea]が選ばれてます。

でもって、ツールバー左の[四角+矢印]アイコンをタップして[設定]を選ぶと……

[タグを保存毎にリセット]という項目がある。ここがこのアプリの一番の特徴かな。つまり、先に設定したタグをいつも使うなら[オフ]。毎回、手動で任意のタグを付け替えるなら[オン]にするわけだね。ものすごく細かいことだけど、使ってみるとこの設定のありがたみがよくわかりますよ。

さて、じゃあATOK Padと連携させてみましょうか。まずは、最初の画面に戻ります。

なにも書いていない状態で、上部ツールバーの[四角+矢印]アイコンをタップします。

ありましたね。[ATOK Padで編集]をタップだね。これで、FastEverがくるりと後に引っ込んで……

代わりにATOK Padが起動します。なかなか気持ちのいい切り替えだね。あとは文章を書くだけ。書き終わったら右上の[完了]をタップ。

さらに、右上の[矢印]アイコンをタップすると……

はい、見事にFastEverに戻って、ATOK Padで入力したテキストも反映されています。Evernoteに保存するには、右上の[保存]ボタンをタップ! うーん、この動作ならストレスなしに使えそうだよね。

とくにオレが気に入ってるのは、ATOK Padでもチェックボックスが使えること。

ATOK Padに送る前に、真ん中のボタンで上図のようにチェックボックスを入れておきます。ATOK Padに切り替えたら……

こんな風に文字を追加すればOK。Evernoteでチェックボックスを頻繁に使う人にはうれしい機能だよね。そうそう、FastEverは1行目をノートのタイトルとして使うから、上図のようの最初の行に題名を入れておくのがおすすめですね。

はい、次はアップデートしたばかりのQuick Everを見てみましょうか。

箇条書きもOK。タグのインターフェイスが使いやすい
Quick Ever (230円)
Quick

値段もFastEverとまったく同じ230円。機能も本当によく似ていて、この2つはまさに熾烈な争いを繰り広げているライバルって感じですね。

アプリを起動すると……

こちらも、シンプルなテキスト入力画面。ツールバーがすべて下に並んでいるのが特徴だね。一番左の[ノート]アイコンでEvernoteのどのノートブックに保存するかを選べます。

いつものようにオレは[inbox]。ノートブック選択画面はFastEverとまったく同じだね。

そのとなりに[タグ]アイコンで付加するタグを選びます。

実はオレ、2つのアプリをタグ別に使い分けるという贅沢なことをしています。Quick Everでは、おもにブログのアイデアをメモしてるんですね。なんとなくだけど、オレはこの「タグ選択画面」が好きですね。なんか「タグ!」って感じがしませんか?

でもって、一番右の[歯車]アイコンをタップすると……

ここでもノートブックとタグの設定ができるんだね。こちらは[デフォルト設定]になっていて、先のテキスト入力画面でなにも選ばなければ、ここでの設定がイキになる。ノートごとに保存先やタグを変えたければ、先のメニューでそのつど変えてもいい。かなり柔軟に使えるわけですね。

FastEverとQuick Everのどちらがいいかは、本当に好みだと思う。けれども、オレにとっては上の[ノート設定]が必須なんですよ。とくに文字の大きさが変えられるのは重要。50歳を目前にして老眼がかなり進んでいるからね。

はい、じゃあ、Quick EverでもATOK Padと連携させてみましょうか。

最初の画面で、もちろんなにも書かずに[A]アイコンをタップします。

Quick EverはワンアクションでATOK Padに切り替わるね。文章を書き終えたら、FastEverのときと同様に、右上の[矢印]ボタンをタップ!

はい、こちらも見事にQuick Everにテキスト付きで帰ってきました。

オレのお気に入りのチェックボックスはQuick Everでも対応してますね。

チェックボックスだけをQuick Everで入れておいて、[A]アイコンをタップ!

ATOK Padで文字を入れれば完成! そうそう、Quick Everもノートのタイトルは1行目を使うんだね。上図のように適当に書くと、「文章を書きます。」なんて題名が付いてしまうからご注意を!

さらに、Quick Everなら箇条書きもいけますよ。

こんな感じですね。オレは箇条書きを頻繁に使うから、この連携はとてもうれしいですね。

メモが完成したら、Everoteへの保存は右上の[上向き矢印]をタップ!

上図のようにアイコンがぼやけると、Evernoteに送信しているということ。こちらもFastEverと同様に、ノンストレスで使えますね。

以上がEvernote下書きアプリのFastEverとQuick EverのATOK Pad連携でした。せっかくなので、すでに対応を果たしているアプリをいくつか紹介しておきましょうか。

まずはこれ!

iPadからやってきた国産の秀逸Twitterアプリ
TwitRocker (600円)
TwitRocker

無料版を使っている人には残念なお知らせだけど、ATOK Padと連携するのはこの有料版だけです。個人的には、iPad版でデビューしたころから、かなり気に入っているアプリですね。

使い方はこんな感じ。たとえば、あるツイートを引用RTしたとしましょう。

引用元のツイートが入力されます。ちなみに、TwitRockerは日本人流リツイートに合わせて、RTの前にカーソルを持ってきてくれるんだね。

この状態でテキスト入力画面を右側にフリックすると……

ツールバーがスライドして[ATOK]ボタンが出てきます。これをタップすると……

見事にATOK Padに切り替わって、コメント部分が書けるというわけ。[完了]の下に残り文字数が見えているのがいいよね。あとは、[完了]→[矢印]とタップすれば、TwitRockerに戻ります。このあたりはどのアプリでも同じ操作方法になるみたいだね。

うん、やっぱりTwitterはアプリと連携しないとダメだね。短縮URLや画像の挿入はアプリでやって、肝心の文字部分だけをATOK Padで入れる。これがもっとも便利な使い方だよね。

次のアプリはちょっと意表を突いてこれだね!

クリップボード検索がうれしいヤフオク専用アプリ
オークション検索DropAuction (無料)
オークション検索DropAuction

ブラウザーやメールなどからコピーした文字列を、バックグラウンドで検索してくれるヤフオク専用アプリ。本家のアプリよりも使いやすいので、オークション好きにはおすすめですね。

こちらは、下部ツールバーから[その他]をタップして[設定]画面を出します。

[ATOK Pad 連携]を[オン]にして、ツールバーから[検索]をタップ!

これで、上の検索窓に[キーワード(ATOK)]と表示されます。この窓を触るだけでATOK Padに切り替わりますよ。

「すたいらす」と入れるだけで「stylus」まで出てくるあたりが、さすがATOKだよね。あとは[完了]→[矢印]をタップでDropAuctionに戻ります。

はい、こんな感じですね。たかが検索キーワードにすごいこだわりだよね。こんなのを見ていると、ほかのアプリもどんどんやればいいのにと思いますね。しかも、ATOK Padとの連携を考えるのなんてほとんどが国産アプリじゃないかな。これって、海外アプリに対する1つのアドバンテージになり得るよね。

そのほか、ITmediaBiz誠は同様のインターフェイスを採用していて、記事を閲覧中に左下の[四角+矢印]アイコンをタップして[Twitterに投稿]を選ぶと……

ツイート編集画面に[ATOK Pad]が表示されます。これをタップするとATOK Padに切り替わるというわけ。この2つはかなり早くから対応していましたね。

はい、FastEverとQuick EverのATOK Pad連携を中心に、その他のアプリの対応も見てきました。どうでしょうね。オレはこの流れが進むと、ATOK Padがなくてはならないツールの1つになるような気もします。もちろん、iPhoneに組み込まれるのがベストなんですけどね。そういうはかない可能性も見据えながら、しばらく使い込んでみたいと思います。

なにを隠そう、オレは最近までATOK Padをほとんど放置してきたから、リボルバーや便利な設定なんかもまだ使いこなせてないんだよねぇ。これから勉強させてもらいます!

てなところで今日はおしまい。では、また!

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