iOS 4.2ついに登場! 後編 〜 SafariからEvernoteに送る、iPhoneを探すが無料に!

 

この記事がアップされるころには、すでに多くの方がiOS 4.2にアップデート済みでしょうね。iPhoneでもいろいろ便利な機能が追加されているけど、やっぱりインパクトはiPadのほうがでかい。これでようやく、普通に使えるようになったって感じだね。

先にアップした前編に続き、後編はSafariやメールなどの標準アプリの変更点や無料になった「iPhoneを探す」、ちょっと細かな設定項目の改良点なんかも見ていきたいと思います。地味だけど、確実に使い勝手が向上する工夫が、随所になされてますよ。ぜひ、お見逃しなく!

後編のトップバッターはSafariだね。iOS 4.2の新機能はたくさんあるけれど、実はオレがもっともシビれたものがここに含まれてる。

EvernoteにPDFを直接保存できるようになった!
■ Safari

まずは、ちょっとうれしい機能から。ウェブサイトをSafariに表示させた状態で、そのページにありそうな語句をいつもの検索窓に入れてみます。じゃ、先ほどアップしたばかりの記事を表示させて、「ios」と入れてみましょうか。

いつものように、[Googleによる候補]が表示されるんだけど、その下に注目! [このページ“(8件一致)”]という表示が出てます。ここで、[“ios”を検索]をタップすると……

検索語句に一致したキーワードが黄色にハイライトされました。なるほど、Safariでページ内検索ができるようになったんだね。しかも一度、この検索をかけると、下部にグレーのページ内検索用のツールバーが出てきます。

この検索欄に新たなキーワードを入れると……

こんな風に、次々とページの中を検索していけるというわけ。うーん、これは便利になったね。

でもって、これからがオレのお気に入りですよ。先にも書きましたが、かなりグッときちゃいました。

じゃあ、なんでもいいのでウェブサイトからPDFのリンクを見つけてみてください。アップルのiPhoneマニュアルでもいいし、拙著の無料配布版でもなんでもかまいません。で、Safariでそのリンクをクリックしてブラウザー内に表示させます。

PDFの読み込みが終わったら、画面を軽く一度タップします!

上部にグレーのツールバーが現れ、[次の方法で開く]というメニューが出てきますねぇ。これをタップすると……

うわっ。Evernoteがいるじゃない。開いているファイルがPDFで、送り先がEvernoteってことは……。想像するだけでうれしくなってくるよね。タップしちゃいます!

まさに、SafariからEvernoteに一発保存ですよ。iPad内でやりとりするからブックマークレットを使うより速いってのもいい。

厳密にいえば、iOS 4.2だけじゃなくて、Evernoteの新機能との合わせ技なんだけどね。なんにしても、Safariに[次の方法で開く]が実装されなければできなかったこと。やっぱり、今回のアップデートの恩恵といえますね。

さらに、気になるボタンがそのとなりにある。[NOTEBOOKで開く]なんて書いてあります。試しに押してみると……

おお、あのMUJI NOTEBOOKに送られましたよ。ということは? もし、MUJI NOTEBOOKを入れてなければ、このボタンにはなにが表示されるんだろう。思い切ってアプリを削除してみると……

まじですか? [Evernoteで開く]に変わっちゃいました。つーか、こっちのほうがかっこいいじゃない。そうか、iPadに入れるアプリによってこのメニューが変わってしまうのか。うーん、これは悩むところだね。MUJI NOTEBOOKを入れて、[次の方法で開く]からEvernoteを使うか、それとも……。

※ その後、ツイッターで @hit_sato さんから「ここには直近で開いたアプリ名が現れる」と教えていただきました。つまり、MUJI NOTEBOOKを入れていても、直近でEvernoteで開けば上のようになるということ。よく使うアプリが決まってくれば、便利に使えるボタンになるということですね。

ちなみに、入れているアプリの種類や数で変わってしまうのだけど、このメニューからiBooksやGoodReaderにも直接PDFを送れます。うん、PDFの電子書籍がますます扱いやすくなるってことだね。いや、やっぱりこれは画期的だと思うなぁ。

と感動したところで、次はこの標準アプリにいってみましょうか。

統合アカウントにスレッド表示!
■ メール

メールはiPhoneではすでにおなじみの「統合アカウント」と「スレッド表示」に対応しています。iPadユーザーにはうれしい機能だね。

[受信]の[全受信]を選ぶと、登録してあるアカウントのすべてのメールが一覧できます。

でもって、メールをスレッド表示するには、設定アプリから[メール/連絡先/カレンダー]を選び、[スレッドにまとめる]を[オン]にしておけばOK。

返信を繰り返したメールがあると……

プレビュー欄の右側に[3]のようなやりとりの数が表示されるんだね。これをタップすると……

やりとりしたメールだけをわかりやすく一覧できます。

このあたりは、新機能というよりもおさらいですね。とくに、iPadでは初体験なので一応、押さえておきました。

さて、次もかなりうれしい変更点ですよ。実はこれ、昨日一緒にトークライブをやらせていただいた、林 伸行さんから帰りの電車の中で教えていただいたネタです。いやぁ、聞いててよかったって思いますね、ほんと。林さん、貴重な情報をありがとうございます!

MobileMeに加入しなくても無料で使えるようになった!
■ iPhone・iPadを探す

iPhoneやiPadを紛失した際に、地図上にありかを表示してくれ、遠隔地からメッセージを送ったり、パスコードを設定したり、最悪の場合はデータを消去したりできるのが「iPhoneを探す」アプリ。

これまでは、年間9,800円のMobileMeに加入して初めて使えるサービスだった。なんと、今回のiOS 4.2からは無料でだれでもこの便利な機能の恩恵にあずかれるようになったんだね。

以前のバージョンのログイン画面はこんな感じだった。

今日、アップデートした新しいiPhoneを探すは……

若干だけど変わっているよね。前の「詳細はこちらへ」をタップすると、MobileMeの加入案内にジャンプした。新バージョンの[設定方法]は、MobileMe会員以外の人へのガイドになってるんですね。こいつをタップすると……

詳しい設定方法がでてきます。これによると、設定アプリから[メール/連絡先/カレンダー]→[アカウントを追加]をタップ。[mobileme]を選んで、「Apple ID」を入れればOKとのこと! iPhoneやiPadのオーナーならだれしも持ているApple IDでいいんですよ。

これで、iPhoneを探すのみが使える無料のMobileMeのアカウントを作成できるというわけ。

設定が終わるとこんな画面が出てきます。まさに、「iPadを探す」だけのアカウント。すでにMobileMeで登録済みの場合は、上のようにそちらの設定を削除するかどうか聞かれます。今後も有料版でいくなら、もちろんこの設定は必要なしだね。

すでに使っている人は多いと思うけど、一応、このアプリのイメージを。

はい、こんな風に地図上にiPadのありかが示され、「見つけた方はご連絡ください!」のようなメッセージを送ったり、ロックやデータ消去ができるというわけ。これが無料なら、もう入れない理由はないよね。実際にオレの友人はこのアプリを使って、盗まれたiPhoneを取り返しましたよ。

ぜひ、この機会に大事なiPhoneやiPadの保険としてインストール&無料のアカウント作成をやっちゃいましょう! あ、そうだ、この新しいiPhoneを探せを使うためには、iOS 4.2にアップデートが必須です。

最後は、細かい設定項目の変更点なんかをまとめてチェックしてみます。

地味だけどうれしい機能が満載!
■ 設定

ここからの設定は、メモ以外はほとんどiPadのみの新機能か、iPhoneではすでに対応済みのものばかり。うん、iPhoneユーザーはおさらいとして見てください。

1)iPadのWi-Fiモデルに「機内モード」のオン・オフが追加(iPadのみ)

これがなかったために、大手航空会社がWi-Fiモデルの機内持ち込みを禁止したとかしないとか。そういう話があったよね。これで安心して? 飛行機の中で使えます。

2)ピクチャーフレームの表示時間が変更可能に(iPadのみ)

iPadのもう1つの使い道、ピクチャーフレームの設定が若干だけど細かくなりました。表示時間を2秒、3秒、5秒、10秒、20秒の5段階で選べますよ。

3)Spotlight検索が追加(iPhone対応済み)


iPhoneではすでに対応済みのSpotlight検索が追加されてます。当然ながら、iPadにはSMS/MMSの項目はありません。

4)アプリごとに位置情報サービスのオン・オフが設定可能に(iPhone対応済み)


こちらもiPhoneでは対応済みの機能。以前のiPadは単純にオン・オフしかなかったけど、アプリごとに設定できるようになった。24時間以内に位置情報を要求したアプリには紫の印が付くってのもiPhoneと同じだね。

5)英数キーボードを使ったパスコードロック(iPhone対応済み)

通常の10キーを使った4桁の数字だけじゃなく、より複雑なパスコードが設定できるようになったね。こちらも、iPhoneではすでにあたりまえの機能になってます。

6)言語環境が大幅に増強(iPhone対応済み)

この設定一発で、iPadが各国語版に変わる言語環境。これまでの9か国語から一気に増えて、34か国語になった。うーん、これでますます世界中でiPadが売れるようになるんだろうね。

7)キーボードが大幅に増強(iPhone対応済み)&日本語50音キーが追加(iPadのみ)

言語環境の増強にともなって、各国語対応のキーボードもドカーンと増えた。こちらはこれまでの13種類から56種類に。とくに、中国語のバリエーションがすごいね。8つもあります。

さらに、iPadには日本語の新しいキーボード「50音キー」が追加されてます。

すごいね、これ。おそらく、パソコンのキーボードに慣れていない人に向けた工夫なんだろうね。なるほど。新しいiPadのOSは、言語の壁も少なくなって、ITの知識や経験といったハードルも低くなったわけだね。もっと多くの人に使ってほしいというアップルからのメッセージとも受け取れます。

8)メモが追加。英文フォントの変更が可能になった(iPhone&iPad)

ちょっと地味だけど、設定に「メモ」が追加された。タップすると、3種類の英文フォントが選べます。

はい、前後編にわたってお届けしてきたiOS 4.2レビューはこんなところですかね。まだまだ探せばありそうだけど、オレの目に留まったのはこのあたり。抜けている部分があったら、ぜひ教えてください。

そうそう、Game Centerってのがあったね。ほんと、これだけはズブの素人なんです。iPhoneやiPadでゲームをまったくやらないからね。生兵法はけがのもとというし、今回はパスしておきました。ぜひ、ほかの詳細な情報をご参照ください。

今日、iOS 4.2にやや遅れてアップデートがリリースされたiWorkも気になるところです。このあと、そのあたりも使い込んでみたいと思います。おお、そうか今日は祝日なんだね。ぜひ、この休みを利用して、iOS 4.2をじっくりと味わってみてください。では、また!

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