撮った写真をかたっぱしからDropboxにアップするカメラアプリ 〜 DropCamera

 

最近、アプリのアップデート情報を見るのがまた楽しくなってきている。ポイントは一点、EvernoteやDropboxなどのクラウドサービスとの連携だね。このブログで「あとはクラウド連携があれば完璧」なんて書いたアプリが、次々とそいつを実現してくれている。ほんと、この流れのまま進んでいってほしいと思います。

でもって、新しく登場するアプリも、やっぱりEvernoteやDropboxといい感じで連携するものが増えているよね。今日紹介するのも、そんな期待のニューカマーの1つ。ある意味、このジャンルの新時代を感じさせてくれるような優れものです。ひさびさに、かなり好きになってしまったクラウド連携カメラアプリをぜひ、チェックしてみてください!

アプリによってさまざまな形でクラウド連携をするのだけど、オレの理想は「ユーザーに意識させないこと」だね。その意味で、手書きメモのUnderscore Notifyはもっとも優れたものの1つだと思う。我々はただ手書きでメモを取るだけ。アプリが勝手にEvernoteと同期してくれるから、保存や転送などの操作が一切、必要ない。

一昨日にリリースされたこのアプリも、その点ではUnderscore Notifyと同じくらい素晴らしいできだと思うね。ユーザーにクラウドの存在をまったく感じさせないあたりは、次世代のアプリのあり方を提案しているようにも見える。

さらに、個人的にはDropboxであまり使う機会のなかった、「Photos」という特別なフォルダーをうまく利用しているあたりも注目ですよ! そのあたりの活用法もチェックしながら、このアプリを楽しんでみましょうか。

撮った写真をかたっぱしからDropboxにアップするカメラ
DropCamera(230円:iPhone版)
DropCamera - Syuhari. Inc.

カメラアプリがDropboxと連携するとここまで便利なのかと、新たな発見をさせてくれた優れものだね。ひさびさに大好きになったこのアプリ、株式会社シュハリという会社による国産品です。

ちなみに、シュハリはバックナンバー『iPhoneやiPadでPDFを活用するための必須アプリ18(後編)』で紹介した、LightningTalk for iPhoneというアプリの開発元でもあるんだね。オレ的には今後、ちょっと目が離せない会社になりそうです。

じゃ、さっそくDropboxの名を冠したDropCameraの実力を見てみましょうか。アプリを起動すると……

いきなりDropboxのログイン画面! 設定の奥深くに埋めておくんじゃなくて、最初にやってしまうってのがいいと思うな。アカウントを入れて連携を完了させると下のような画面が出てきます。

一番上は写真を保存する際のファイル名。次が、Dropboxに最初から用意されている「Photos」フォルダーにサブフォルダーを作るための入力欄で、その下に画像のサイズを選ぶボタンがある。この設定画面は、カメラウィンドウから[Cancel]ボタンをタップすることでいつでも表示できますよ。

実はDropboxの[Photos]は通常のフォルダーとは異なる特別な機能があるんだね。詳しくは後述しますが、撮影場所やイベントごとにサブフォルダーを作成するのがポイントです。

すべての指定が終わったら右上の[Done]をタップ。以上ですべての設定は終了だね。あとはバシバシ写真を撮るだけ。

撮影ウィンドウはこんな感じです。

ストロボの切り替えと、自分側にカメラを向けるボタンが見えているけど、タップしても動きません。このあたりはぜひ、使えるようにしてほしいなぁ。[Cancel]ボタンをタップすると、先のファイル名やサブフォルダーを指定した設定画面に戻ります。

でもって、写真を撮ると……

こんな感じのプレビュー画面が出てきます。いいテイクが撮れた場合は[Use]を、取り直すなら[Retake]をタップ。このアプリでの操作は本当にこれだけ。[Use]をタップすると再びカメラウィンドウに切り替わり、続けて撮影できます。

この際に、3GかWi-Fiでインターネットに接続していれば、撮影済みの写真はバックグラウンドで自動的にDopboxにアップロードされます。とにかく、我々はなにも気にせずに撮りまくればいいってこと。

撮影の途中でオフラインになった場合は、アップロードも中断され、再びネットに接続した際に再開されます。画面の右上に「Queued 2」とあるのは、未送信の画像が2つあるということ。でも、使う側は気にせずに写真撮影に集中しておけばいいんだね。

でもって、オレが気に入っているのは、DropCameraで撮った写真はiPhoneのカメラロールには保存されないってところ。個人的には、Dropboxにアップしたものがローカルに残っているってのはなんか重複感があってイヤなんですね。このあたりは好みが分かれそうだけど、オレはいまの仕様が好きだな。

じゃ、Dropboxに保存された写真を見てみましょうか。まずはウェブ版でいつものようにフォルダーを開くと……

「Sample Album」はDropboxに最初からあるフォルダーはだね。その下の「zonostyle01」と「zonostyle02」が、DropCamera用にアプリが作成したもの。最初の設定画面でサブフォルダー名に「zonostyle01」と入れたことで、こいつが自動的に作られました。

「How to use……」というファイルには、この「Photos」フォルダーの簡単な説明が書いてあります。

じゃあ、もう一度「Photos」フォルダーに戻ります。

今度はフォルダーを開かずに、「Photos」フォルダーの右側にある[下向き矢印]をクリックして[Gallery]を選んでみましょうか。

はい、こんな風にフォトアルバム風の表示になりました。これが「Photos」フォルダーの特別な機能ってやつだね。

[下向き矢印]から[Gallery]を選ぶやり方のほかに、「http://www.getdropbox.com/photos」というURLでアクセスする方法もありますよ。これなら、一発で上のフォトアルバムが出てきます。

じゃあ、アルバムをクリックしてみましょうか。

これで、DropCameraからサブフォルダーにアップロードされた写真が見られるというわけ。上のほうにある[Share this gallery with friends」のURLは、このアルバムの公開用アドレス。友人や知人、もしくはツイッターなんかでURLを知らせれば、Dropboxのアカウントを持っていないユーザーにも、自分のアルバムを見てもらえるんだね。

ちなみに、このURLはパソコン上のDropboxフォルダーからも取得できます。「Photos」フォルダー内の公開したいサブフォルダーを右クリックまたは[Ctrl+クリック]して……

[Dropbox]から[Copy Public Gallery Link]を選べばOKだね。あとは、メールやツイッターの投稿画面にこれを貼り付けるだけ。[http://db.tt/etc…]のような短縮URLになってます。

じゃ、もう一度「Photos」に戻って、[下向き矢印]から[Get shareable link]を選びます。

今度は「Photos」フォルダーのアルバムすべてにアクセスできるURLが表示されます。URLの右側にはツイッターとFacebookへの投稿ボタンも付いてるね。

もちろん、アルバム用のURLも、「Photos」全体にアクセスできるURLも、それなりに複雑な文字列を使っているから、まったく関係のない第三者に見られる心配はまずない。URL自体がパスワードみたいなものだからね。

はい、このあたりまで把握していると、DropCameraの使い道がいろいろとイメージできるよね。

たとえば、イベントや旅行でたくさんの写真を撮ったとする。通常ならオンラインフォトアルバムかなんかに写真を上げて、関係者に閲覧用のリンクを送るのかな。そんなとき、このDropCameraがあればめちゃくちゃ簡単に写真の共有ができてしまうよね。

帰宅したらパソコンにマウントしてあるDropboxのPhotosを開き、サブフォルダーを右クリック。[Copy Public Gallery Link]でURLをコピーして、メールかソーシャルに投稿すればOK。あらためて撮った写真をアップロードする必要は一切なしだからね。

共有機能を使わなくても、重宝する場面はほかにもたくさんある。撮影した写真をブログにアップするなんてときにも活躍すること間違いなしだよね。

通常ならiPhoneをパソコンにつないで、iPhotoで転送しなきゃならない。その点、DropCameraで撮ったものはすでにDropboxにアップされてるわけだからね。ハンパじゃなく手間が省けるんじゃないかな。

そうそう、DropCameraのEvernote版ともいえるアプリに、FastEver Snapがあるよね。値段も偶然の一致かDropCameraと同じ230円。こちらは……

こんな感じで、撮影した写真を1枚ずつEvernoteに保存してくれるんですね。ということで、最後に、この2つのアプリの使い分けをイメージしてみようかな。

DropCamera:1つの場所やイベントでの撮影に使う。撮った写真はブログへの掲載や、アルバムとして共有することを想定。

Fastever snap:あるプロジェクトに関するメモ的な撮影に使う。撮った写真は資料として活用する。

いまのところはこんな感じかな。いずれにしても、この2つのアプリを使う頻度は多くなりそうだね。うん、やっぱりiPhoneやiPadは、クラウドと連携させることで可能性がガンガン広がっていくデバイスだと思う。あらゆるアプリにEvernoteやDropboxとの連携を期待したいですね。

てな感じで今日はおしまい。では、また!

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7 Responses to “撮った写真をかたっぱしからDropboxにアップするカメラアプリ 〜 DropCamera”

  1. 高橋 明 2010年12月23日 at 11:27 PM #

    良さそうなので早速購入しましたが、全くdropboxにつながりません。つかえません。そちらでは使えたのですね。

    • zonostyle 2010年12月24日 at 1:27 AM #

      高橋さん
      コメントありがとうございます。
      Dropboxにログインできないということですか? それとも、アップロードができませんか?
      私のまわりの方々はみな、問題なく使えています。
      一度、Dropboxのウェブサイトにアクセスして、アカウントを確認していただけますか。
      また、アップロードはバックグラウンドで行われるため、送信に遅延が起こることもあります。
      しばらく待っていればアップロードが完了すると思います。

  2. 石井淳 2011年2月7日 at 12:12 PM #

    現在iTune Storeでは買えないようですが・・・・・というか該当するappがありません。

    • zonostyle 2011年2月7日 at 11:55 PM #

      石井さま
      コメントありがとうございます。そうですね。見あたりませんね。
      代わりに、DropPhoxという優れたアプリがあります。こちらにDropCameraの機能はすべてそろっています。
      ぜひ、お試しください。では!

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    Dropboxカメラ対決!iPhoneアプリ『Dropbox』 VS 『Dropphox』 VS 『DropCamera』

    iPhone購入以来、私はデジカメを使う機会が減りました。それほどiPhoneで写真をよく撮ります。で、その写真をマメにパソコンへ転送するわけですが、ちょっと面倒。写真を撮ったら勝手に…

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