ZONOSTYLEが選ぶ2010年ベストiPadアプリ20+α

 

いろんなことがあった2010年ですが、いよいよ残すところあと1日になりましたね。ZONOSTYLEも本年最後の記事になります。やっぱり年の瀬だからね、昨日に引き続き年末特集でいっちゃいます。

今日のテーマはズバリ『今年もっとも愛用したiPadアプリ20選』。iPadの画面をフリックしながら、2010年にもっとも使い込んだものを書き出してみました。ベストセレクトというよりは本当に役に立ったアプリたちをリアルにお届けしたいと思います!

あらためて自分が日々、活用しているアプリを振り返ってみると、やっぱりクラウドサービスと連携できるものばかりだね。文書系はEvernoteかDropboxと、ソーシャルやRSSリーダー系はInstapaperと、それぞれ組み合わせて使うことが圧倒的に多い。

必然的に、クラウド対応しているアプリがずらりと並びましたね。

あらゆる場面で活躍してくれたiPad活用の要!
Evernote(無料)
Evernote - Evernote

おそらく、使用頻度はダントツのNo.1だね。どちらかというと、入力はiPhoneからのほうが多かった。iPad版はおもに、メモのチェックやクリップしたウェブページの閲覧、inboxにたまったノートのタグ付けや分類なんかに使ってますね。

とくに、今年の9月あたりからEvernote対応のアプリが俄然、増えてきたように思います。来年もこの流れが加速してくれるといいね。もちろん、2011年もたっぷりとお世話になるつもりです。

あらゆるアプリの実力を引き出してくれるiPadの大定番
Dropbox(無料)
Dropbox - Dropbox

Evernoteと並んでなくてはならないのがこのDropbox。とくに、クラウドサービスに対応していないアプリに、コイツから「次の方法で開く」経由でファイルを渡すことが多いね。

ある意味、iPadのファイルマネージャーのような役割を担っているように思う。パソコンで作成した文書などをローカルじゃなくDropboxに保存する習慣を付ければ、iPadが驚くほど便利に使えます。

秋ごろから多くのアプリがDropboxに対応して、オレも興奮気味に記事を書いたものです。Evernote同様に2011年はもっと連携の輪が広がってほしいですね。

GTDのレビューが楽しくなるタスク管理アプリ
Nozbe Todo for iPad(900円)
Nozbe Todo for iPad - Macoscope sp. z o.o.

NozbeはGTDの考え方に沿ってタスク管理ができるサービス。8月に発売された拙著『iPhone×iPad クリエイティブ仕事術』でも大きく取り上げました。最大の魅力はEvernoteやGoogleカレンダー、Gmailなど、他のサービスとの連携だね。

また、頻繁にアップデートがかかり、毎月のように機能が追加される点も気に入っている。まだまだ未完成な部分も多いけど、先日、日本語版も公開されました。

iPad版の役割はおもに日次や週次のレビューだね。上図のようにプロジェクトに紐付けられたEvernoteのノートをチェックする際も、iPadの大きな画面が便利です。

RSSリーダーの最高傑作&2010年のマイベスト
Reeder for iPad(600円)
Reeder for iPad - Silvio Rizzi

今年のベストアプリを1つ挙げろといわれたら、オレはこのReederを選びます。iPad版だけじゃなく、iPhone版やMac版もそろって秀逸ってのがすごい。

とくに、記事タイトルを左フリックでInstapaperに一発保存できるインターフェイスは、もうすっかり体にしみついてしまいました。直近のアップデートでは、ウェブページを簡素に読みやすくしてくれるReadabilityにも対応するなど、このReederも日々進化し続けるアプリだよね。

オレにとっては、Instapaperなんかと組み合わせて行う、情報収集&整理の起点となる重要なアプリの1つです。そうそう、来年はぜひ、Evernote連携を実現してほしい!

情報収集&整理になくてはならない必須クリッパー
Instapaper(600円)
Instapaper - Marco Arment

うーん、使用頻度でいえば、このInstapaperもかなり上位に入ると思うな。Reederやこのあと紹介するツイッタークライアントで見つけたウェブサイトをがんがんクリップして、「あとで読む」ための必須アプリ。

オフラインでの閲覧や、ページを簡素化してくれるモビライザー、GoodReaderやiCab Mobileブラウザーで開く機能など、iPadアプリのできもかなり充実しています。

クラウド連携が大充実の多機能ウェブブラウザー
iCab Mobile(230円)
iCab Mobile (Web Browser) - Alexander Clauss

めちゃくちゃ多機能なブラウザーアプリとして、このブログでもなんどか取り上げてきたオレのお気に入り。Safariでできないことを一手に引き受けてくれる「あると便利」な逸品です。

特筆すべきは「Module」と呼ばれるプラグイン機能だね。その種類も本当に豊富で、InstapaperやEvernote、Googleリーダーとの連携をはじめ、YouTubeビデオのダウンロード、ページレイアウトの変更など、まさに万能ブラウザーといった感じ。

そうそう、Dropboxに保存してあるブックマークを読み込めるあたりも、まさにクラウド時代のアプリって感じだね。来年はどんなModuleを出してくるのか、今年同様、アップデートのたびにワクワクさせてほしいね。

デスクトップ版との同期とタブ管理が決め手
HootSuite for Twitter(無料)
HootSuite for Twitter - Hootsuite Media Inc.

iPadにもさまざまなツイッタークライアントがあるけど、HootSuiteがリリースされてからは、もうこれ一筋という感じだったね。とくに、タブの構成などをパソコン版と同期してくれるのがよかった。

クラウド連携は弱いのだけど、どちらかというとリンクをInstapaperに送ったりするのはiPhoneアプリでやることが多いからね。iPad版はおもに、USTの中継中に視聴者の皆さんから届くツイートをチェックするような場面で使ってましたね。

個人的には来年登場するであろうKIZNAや、iPhone版でも実績のあるTweetMeのiPad版を期待しています。

存続が決定! これからもヘビーローテ必須
Xmarks for Premium Customers(無料)
Xmarks for Premium Customers - LastPass

うん、Xmarksのサービス停止の危機はショッキングなニュースだったね。結果的にはLastPassというパスワード管理サービスによって救われました。大好きなサービスだけに、ほんとほっとしていますよ。

このiPadアプリ版Xmarksは、どうやらプレミアム会員のみの特典らしい。でも、フリーアカウントでもまだ使えてしまうんだけどね。オレはこのサービスを応援するためにも年間12ドルのプレミアムにアップグレードしました。

もっとも便利な機能は、パソコンのブラウザーとのタブ同期だね。それも、Xmarksをインストールしているすべてのパソコンのタブを記録してくれる。オレはパソコンで見ていて気になったページをがんがんタブで開いておくから、上図のようにそれを再現してくれるこのアプリがかなり重宝しています。

iPadでGmailを使うならこれで決まり!
G-Whizz! Pro(450円)
G-Whizz! Pro - The #1 Google Mobile Apps Browser! - G-Whizz! Apps, LLC

iPadでGmailを読むためのキラーアプリには、残念ながらまだ出会っていない。そんななか、なんとか合格点をキープしてくれているのがこのG-Whizz!だね。もちろん、使用頻度もかなりのものです。

とくに、inboxにたまったメールにラベルを付けたり、いらないものを削除したりする際にはかなり便利に使えます。あとは「優先トレイ」に対応してくれたら完璧なんだけどね。

ありとあらゆるGoogleサービスが使えるほか、ツイッターのタイムラインやFacebookのフィードも閲覧できるのだけど、オレはGmailアイコン以外はほとんどタップしません。

あまりに多機能なiPad高級カレンダー
Smart Pad(2,200円)
Smart Pad - Left Coast Logic

このブログでなんども紹介しようとして、ずっと躊躇し続けているオレの愛用カレンダーです。理由は価格だね。2,200円ってのがどうもネックに感じてしまうわけです。

ただし、その機能たるや、もうほかのカレンダーアプリの比じゃない。イベントを複数選択して編集ができたり、横置き画面で左右に別の要素を配置して表示面積を変更できたり、1日の稼働時間をスライドバーで即座に設定できたりと、それはもう盛りだくさんの内容です。

タスクの処理時間を計ってくれる「タイマー」機能もこのアプリならでは。デザインも洗練されているし、インターフェイスもよく考えられてる。やっぱり、来年こそはみっちりレビューしたいと思います。

アイデア膨らまし系手書きアプリの最高峰
NoteShelf(350円)
Noteshelf - Ramki

手書きアプリは大きく分けて2つに分類できると思う。1つはこのNoteshelfのように文字や図を自由に書き込めるもの。オレはこれを「アイデア膨らまし系」と呼んでいるんだけどね。

この分野なら間違いなくNoteshelfがイチオシ。オレも昨日紹介したHard Candyスタイラスを使って、毎日のように活用していますよ。

ポイントは2つ。抜群の書き味とEvernote連携だね。なんどかのアップデートで洗練されたリストガードも見逃せないかな。

ひらめいたことや気付いたことを書き綴った手書きメモが、Evernoteにたまっていく感じはなんともいえません。iPadで手書きメモを始めるなら、まずコイツを使ってみてください。かなり自信を持っておすすめできます。

Evernoteと同期する文字できっちり系手書きアプリ
SpeedText HD(600円)
SpeedText HD - Hirogram

でもって、手書きメモのもう1つの系統がこのSpeedTextに代表される「文字できっちり系」だね。授業を受けながら取るノートの感じに似ている。オレはインタビューのメモや、会議のオブザーバーをやる際に使ってます。

SpeedTextの最大のメリットはEvernoteと同期してくれること。先のNoteshelfは保存するたびにEvernote上に新しいノートが作成されるのだけど、こちらは1つのノートを上書き変更してくれる。「文字できっちり系」の用途を考えても、そのほうが便利だよね。

書き味はいうまでもなく最高クラス。加えて、行やページ単位でタグを付けられるのもいいね。「質問」などのタグを付けた行をたどれば、会議中も重宝すること間違いなしです。

Dropbox連携が素晴らしいテキストエディター
iText Pad(350円)
iText Pad - LIGHT,WAY.

以前から、iPadにいいテキストエディターが出ないかなと待ち望んでいたところ、ようやく本格的な文章作成に耐えうるアプリが登場しました。それがこのiText Pad。

最初にこのブログで取り上げた時点ではクラウド連携がまったくなくて、いろんな合わせ技を織り交ぜて使っていました。ところが、つい先日のアップデートでめでたくDropboxに対応してくれたんだね。しかも、読み込みと保存だけでなく、同期までできるようになってる。

1行の文字数や1ページの行数に加えて行間やページの余白、改行コードの指定OK。検索、置換にもバッチリ対応とくれば、これはもう、BluetoothキーボードをつないでiPadで文章を書くしかないでしょう。

PDF書類や電子雑誌の閲覧ならこれがベスト
GoodReader for iPad(350円)
GoodReader for iPad - Good.iWare Ltd.

こちらも説明不要の大定番だね。iPadを買ったら、ないをおいてもGoodReaderだけは入れておきたい。オレはおもにPDF化した書類や雑誌などの閲覧に使っています。

先に、DropboxをiPadのファイルマネージャーと称したけれども、このアプリもそれに近いものがあるね。メジャーなクラウドサービスにはほとんど対応しているし、ZIPファイルの解凍やメールサーバーから添付ファイルを読み込むことだってできる。

最近はPDFに注釈を入れるアノテーション機能も付いて、まさに万能のPDFリーダー道をひた走っている感じ。ただ一点、縦書きの電子書籍だけが弱点かな。そちらは、このあとのアプリにお任せしましょう。

読書メモをEvernoteに保存できる日本語最強リーダー
i文庫HD(800円)
iBunkoHD - nagisa

GoodReaderが書類を読むのに適しているとすれば、このi文庫HDは、電子書籍を扱わせたら右に出るものはないという感じ。ScanSnapを使った日本語の「自炊本」を読むなら必携だと思います。

縦書き右開きだろうが、表紙による見開きのズレだろうが、このアプリならすべて解決してくれますよ。ページめくりのアニメーションや、綴じ込み風のデザインもいいしね。

でもって、最高に気に入っているのが読書メモをEvernoteに保存できること! これはもう奇跡的というしかないくらい便利な機能。読書する人の気持ちを本当にわかっている人が作っているんだと思います。大好きかつ、使う機会がとても多いアプリの1つだね。

高度なデジタル校正を実現してくれる
iAnnotatePDF(1,200円)
iAnnotate PDF - Aji, LLC

iPadを手にした瞬間に抱いた野望の1つが「ペーパーレス」だった。あれから8か月が過ぎたけど、いろいろ試してみて、本当にいけるんじゃないかと手応えを感じてます。このiAnnotatePDFも、野望達成に大きな役割を果たしてくれるアプリだね。

これまで紙で行っていた校正作業をすべてiPad上でやれるのがすごい。Dropboxにも対応しているし、遠距離でのやりとりも楽にできてしまうよね。アップデートを重ねるたびに校正ツールがどんどん増えているのも素晴らしいと思います。

ワークショップなんかでも「デモ映え」がするというか、iPadのよさを伝えやすいアプリとしてかなり活躍してくれてますよ。

iPadプレゼンテーションで大活躍!
eProjector(350円)
eProjector - Microtech Corp.

iPadにVGAアダプターをつなぎ、eProjectorにPDF化したスライドを読み込めば、即座にプレゼンテーションを始められる。コイツも1年を通じて大活躍してくれたアプリの1つだね。

ユニバーサル対応のiPhone版とBluetoothで接続すれば、iPhoneをリモコンとして使えるのもかっこいい。実際に、どの会場でも好評でしたよ。

もし、会議に出席するメンバー全員がiPadを持っていれば、紙に印刷して配る代わりにこのアプリでスライドを参照できてしまうってのも1つの可能性だと思っています。1点、クラウド連携がMobileMeのiDiskだけってのが残念かな。来年は、ぜひともDropboxに対応してほしいな。

アウトラインマップでの創造コラボが最高!
MindMeister for iPad(900円)
MindMeister for iPad - MeisterLabs

うーん、このMindMeisterにもほんとお世話になったなぁ。本格的なマインドマップというよりは、書籍やプレゼンテーションの構成を考える際などに、アウトラインマップとして活用しています。

これも先に登場したNozbe同様に、本体のクラウドサービスと同期させて使える点がいいんだね。しかも、複数人でマップを共有できるうえに、同時にリアルタイム編集もできてしまう。

ウェブ版には変更履歴をたどれるタイムマシーンのような機能もあったりして、チームでアイデアを膨らますには最高のツールだと思います。フリーアカウントもあるので、ぜひ、一度チェックしてみてください。

インディーズ音楽シーンをDiggしまくれる
Aweditorium(無料)
Aweditorium - thesixtyone

「2010年にもっとも感動したアプリは?」と聞かれたら、間違いなくAweditoriumと答えるね。斬新なインターフェイスに、良質の音楽。しかもオールインディーズでほとんどが未知のアーティストばかり。

タイル状の写真をめくっていくのもよし、関連リンクをたどるのもよし。とにかく、このアプリを使うこと自体、Diggすることになるってのが楽しい。

約1か月ほど前、このブログで取り上げた際にも、ツイッターの音楽ファンから大きな反響をいただきました。あれ以降もどんどん新顔が追加されているしね。仕事に疲れたらAweditorium。来年もお世話になりそうです。

マルチタスクには必須のメモリー管理アプリ
iPadシステム・マネージャ(115円)
SYSTEM Manager for iPad - AppHome

2010年にオレが愛用した20のアプリ。最後はかなり渋いけどメモリ管理アプリを挙げておきます。実はこれ、1日に一度は必ず起動する必需品なんだよね。

iPadのメモリはたったの256MB。iPhone 4の半分だからね。なんかiPadの挙動がおかしいと思ったら、まずはこのiPadシステム・マネージャを立ち上げるのがおすすめ。グラフを見てびっくり! 空きが6MBなんてこともめずらしくない。

起動後、しばらく待っていれば自動的に利用可能メモリを確保してくれます。地味だけど、iPadを快適に使うには必須ということで。こういうのも忘れちゃいけないよね。

【番外編:2011年に日本語化に期待の3アプリ】

さて、ここからはちょっとしたオマケ。個人的にすっごく気に入ってるんだけど、日本語が使えないという残念なアプリを3つ紹介します。来年こそは日本語化してね! というオレの強い希望を込めて。

iPadらしい新検索インターフェイスが魅力!
Search Tool(230円)
Search Tool - Wolfgang Augustin

検索キーワードを入れると、上図のようにタイル状に結果を表示する次世代アプリ。ウェブ、ニュース、画像、動画、電子書籍の5ジャンルから探せるというのもいい。ぜひとも日本語対応を!

第4の新感覚ニュース&RSSリーダー
FLUD(無料)
FLUD - FLUD

Pulse、Flipboard、Pulpと並んで、新しい見せ方をしてくれる第4の新感覚RSSリーダーだね。インターフェイスはめちゃくちゃクールなんだけど、残念なことに日本語は文字化けします。日本語対応したらこのブログで書こうと待ち続けてるから、来年はお願いしますよ!

Evernote連携でInstapaperを凌ぐかも?
Read It Later Pro(350円)
Read It Later Pro - Idea Shower

最後はあのRead It Laterだね。アプリ本体の日本語対応はまあまあで、見出しで若干の文字化けがあるものの、本文は問題なく読める。ところが先日、対応したばかりのEvernoteにクリップしたものが全然、ダメなんですよ。リリースを見て、ものすごく期待したのになぁ。お願い! もし、日本語対応したらInstapaperからの乗り換えも考えるから!

以上です。いつもこのZONOSTYLEを読んでいただいている皆さん、今年は本当にありがとうございます! 来年もよりいっそう磨きをかけて、自分自身もさらに楽しんで記事を書き続けたいと思います。

皆さんとオレの2011年が素晴らしい年でありますように! では、また来年!

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  1. Tweets that mention 年末特集第2弾『ZONOSTYLEが選ぶ2010年ベストiPadアプリ20+α』。今年、私が実際に愛用したものだけをセレクトしました。 #iCre #iPad -- Topsy.com - 2010年12月31日

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  2. 画像の一括転送もOK! 本家より使いやすいDropboxアプリ 〜 Berokyo - ZONOSTYLE - 2011年1月8日

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