Flasムービーが見られるブラウザーアプリ 〜 SkyFire Web Browser for iPad

 

iPhoneやiPadでできないことの1つに、「Flashムービーの再生」があるよね。そのため、YouTubeのようにmp4形式の動画を用意したり、HTML5に移行したりするサイトも増えてきている。だからといって、Flashムービーが一気にこの世からなくなるなんてことも考えにくい。

そこで、FlashムービーをHTML5に変換してくれるSkyFireのようなアプリが重宝するわけだね。そこで今日は、iPhone版に続いて昨日リリースされたばかりのiPad版SkyFireにスポットを当ててみました。ソーシャルやクラウド連携も強化されて、ブラウザーとしての実力もパワーアップしてますよ!

たいていはiPhoneとiPadの両方を持ち歩いているオレとしては、iPhoneでウェブサイトを見て回る機会はあまりない。そういう場合は、カバンからiPadを取り出して大画面で見ることにしている。

そんなわけで、SkyFireのiPhone版を使ってみてすぐに、「ああ、このiPad版があればいいのになぁ」と思った。数日前にいくつものニュースサイトで「リリース間近」という記事を読んだときには、ついに来たかという感じだったね。

ひさびさに、昨日は、なんどもAppStoreを検索してこのアプリのリリースを待ちわびていました。ようやく発見してインストールしてみると、iPhone版にもなかったクラウド連携が追加されていたりして、期待以上のiPadブラウザーになってましたね。

Flashムービーが見られるiPad版ブラウザーアプリ
SkyFire Web Browser for iPad(600円:iPad版)
Skyfire Web Browser for iPad - Skyfire Labs, Inc.

うーん、ユニバーサルじゃなかったか。しかも、600円とこの手のアプリにしては高値を付けてきました。以前、このブログでも紹介した多機能ブラウザーのiCab Mobileが230円だからね。うーん、オレ的には230円から350円くらいが妥当な値段だと思うんだけどなぁ。

はたして、この価格に見合う使い勝手を提供してくれるのか? さっそくアプリを起動してみましょうか。

まずはFlashムービーを見るためのチュートリアル画面。ひととおり目をとおして、[CONTINUE >]をタップだね。

「my.skyfire.com」というアドレスのホーム画面が出てきます。「Featured Sites」と書かれたリストにいろんなサイトが並んでるんだけど、実はこれ、すべてFlashムービーを使ってるんだね。

なるほど。ここでSkyFireの目玉の機能を試せてしまうというわけか。じゃ、どれか1つを選んでタップしてみましょうか。

オレが選んだのは「Colbert Nation」というニュースサイト。いきなりトップページに大きなFlashムービーが貼り付けてある。真っ黒な画面には「この動画を観るにはAdobe Flash Playerプラグインが必要です」と書かれているね。

これまでなら、iPhoneやiPadユーザーは「ああ、ダメだ」とがっかりしていたところ。でも、SkyFireを使っていればあきらめなくてすむんだね。

下部ツールバーの一番左にある[Video]ボタンをタップすると……

まず、アイコンのテキストが[Video]から[analyzing]に変わります。この間、SkyFireはページ内にある動画を探しているんだね。ビデオが見つかると、上図のような小さなポップアップが現れて、アイコンのテキストが[analyzing]から[Preparing]に変わる。

ここで、ページに埋め込まれたFlashムービーを、iPhoneやiPadで再生できるHTML5形式に変換しているんだね。待ち時間は、動画のサイズにもよるけど、おおよそ10秒から20秒くらい。そんなに速くもないけど、すごく待たされる感じでもない。まぁ、許容範囲だね。

変換が終わると、ポップアップに再生ボタンが現れる。こいつをタップすると……

はい、見事にFlashムービーがiPadで再生されました。いやいや、厳密にいうと、HTML5に変換されたFlashムービーが再生されたってことだね。

上のようにフルスクリーンでも観られますよ。おお、AirPlayにもしっかり対応しているね。動画をAppleTVで映せるのか? と思いきや、残念ながら音声だけの対応でした。

ちなみに、iPhone版は自動的にFlashムービーを探してくれて、発見するとこれまた自動的にポップアップが現れます。

こんな感じだね。iPad版は自分で[Video]アイコンをタップ。この違いを押さえておけばOKだね。

じゃ、ここでSkyFireのもう1つの便利な機能を使って、ちょっとした実験をやってみましょうか。まず、YouTubeにアクセスします。

iPhoneやiPad専用のページが出てきます。このまま動画をタップすれば、Flashムービーじゃなくてmp4形式のものが観られるよね。

そこで、右上の[歯車]アイコンをタップして[Load page as]のボタンを[Desktop]に変えます。

おお、オレはiPadで初めてこのパソコン版のYouTubeを観ましたよ。というのも、iPad用のページにはパソコン版に切り替えるリンクがないからね。

とすると、当然、Flashムービーが表示されてしまうから、上図のように「Flash Plyaerが必要」と出てしまうわけだね。そこで、左下の[Video]アイコンをタップすると……

じゃーん! パソコン版のYouTubeでもポップアップが出て、バッチリFlashムービーを再生できましたよ。

個人的に、スマートフォンに最適化されたページを強制的にパソコン版に戻すこの機能は、ちょっとうれしかったりする。

でもって、SkyFireはFlashムービーの再生のほかに、ソーシャルとの連携をかなり全面に打ち出してきているね。下部のツールバーにはその手の機能がずらりと並んでます。

まずは、Facebook。

[ホーム][プロフィール][友達][受信箱]にアクセスできるほか、コメントや「いいね!」もここから付けられるね。

そのとなりはツイッター。

いわゆる、iPhoneのSafariで見るのと同じ画面構成だね。ホームやMention、DMなんかがチェックできます。

そのとなりに[FirePlace]は……

本家の解説によれば「Facebookの友達が投稿したリンク、画像、動画がリストアップされる」とあるのだけど、現時点では上のようになにも出てきません。ちょと謎の機能でした。

さらにとなりの[Popular]をタップすると……

Facebookの友達が投稿した「シェア」や「いいね!」がリストになってます。こちらも、解説には「5億人のFacebookでもっとも人気があるウェブサイトがわかる」なんて書いてある。

なかでも、友達のフィードが優先されるらしいんだけど、なんか出てくる内容が違うような……。謎その2かな。もうしばらく使ってみないとなんとも言えません。

その次の[Reader]はわかりやすいね。

アイコンをタップすると、Googleリーダーに登録したフィードが表示されます。こちらも、モバイル版Googleだから、リーダー以外のサービスも見られますよ。

でもって最後の[Like]をタップすると……

現在表示しているページにFacebookの「いいね!」を付けられます。個人的にはこれが一番実用的な感じがします。

これまでに紹介したソーシャル連携のポップアップにリンクが含まれていた場合、クリックすると新しいタブが開き、メインの画面にウェブページが表示されます。

タブの切り替えはSafariと同じ[ページ]アイコンだね。上部ツールバーの[ホーム]アイコンの右どなりにあります。

ツールバーの一番右にある[Share]アイコンは……

おお、ソーシャルに加えてクラウド連携もあるね。しかも、[Delicious][GoodReader][Read It Later][Instapaper]に、先日紹介したばかりの[Pinboard]と、メジャーなサービスがほぼすべて網羅されてます。

オレ的にはこの[Share]がもっともうれしい機能かな。ブックマークレットが一切、必要ないってのがいい。ぜいたくをいわせてもらえば、あとEvernoteがあれば完璧ですね。

ちなみに、iPhone版も昨日アップデートして、この[Share]機能が強化されてます。こちらは、右下の[+]アイコンをタップして……

[Share via…]の一番右にある[…]アイコンをタップすると……

iPad版と同じ5つのサービスが使えます? おっと、よく見るとこちらは[Delicious]じゃなくて[Tumblr]になってるね。こんなところにも、先日のサービス終了の報道が影響しているのか? 細かいけど、なかなか興味深い違いでした。

はい、SkyFire for iPadのおもな機能はこんな感じかな。あとは、右上のアイコンでフルスクリーン表示にもできるほか、[歯車]アイコンから[Private Browsing]を[ON]にすると、閲覧したタブを閉じた際に自動的に履歴やCookieが消えるみたいですね。うれしい人にはうれしい機能なのかな?

[歯車]→[More Settings]を選ぶと……

その他の設定画面が出てきます。見たところ、とくに変更が必要な項目はないかな。

さて、SkyFireを使っていてもっとも気になる機能はなにか? オレの場合はやっぱり「ブックマークのインポート」なんだね。残念ながら、iPhone、iPadともに現在のバージョンにはそれがありません。iCab MobileのようにDropboxからブックマークを読み込めたりすればいいのだけれどね。

仕方がないので、ブックマーク同期サービスのXmarksを使いましょうか。そうそう、このXmarks、存続が危ぶまれてたけど、LastPassというパスワード管理サービスによって救われましたね。しばらくは安心して使えそうです。

まず、パソコンで使っているブラウザーのブックマークをXmarksで同期させ、クラウド上に保存します。SkyFireで[MY BOOKMARKS](http://my.xmarks.com/)にアクセスして、このページをアプリ内にブックマークしておくのがおすすめだね。

Xmarksで表示されるブックマークは、タップしてもウェブページが開きません。サイト名を長押しして、上のようにポップアップから[Open In New Tab]をタップすればOKだね。[Open]を選ばずに、Xmarksをタブに残しておくのがポイントです。

さらに、先の[歯車]アイコンで[Load Page as]を[iPad]にすると……

スマートフォンに最適化された表示になりますよ。このほうが使いやすい感じがするね。

いずれにしても、Xmarksを使うのは非常手段という感じ。決して使い勝手はよくない。やっぱりインポートは必要だよね。そこで、同じように思った方はSkyFireのサポートページに行き、右側にあるユーザーからの要望一覧に投票してみてください。

上の「Please add bookmarks import」で[Me too!]をクリックするだけです。投票には「Get Satisfaction」というサービスを使っているのだけど、ツイッターやFacebookのアカウントで参加できます。ぜひ、みなさんの熱い1票をお願いします!

そういえば、今日はクリスマスイブですね。今年もあとわずか。年が明けたらすぐにMac版のApp Storeが登場するし、来年も楽しくなりそうですね。ZONOSTYLEもさらに磨きをかけていきたいと思います。では、また!

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