ツイッターは140文字のマイクロブログなんて言われるけど、そこでやりとりされているのはテキストだけじゃない。ウェブサイトのリンクもあれば、自分が撮った写真やビデオも飛び交っているよね。いつの間にか、マルチメディアのソーシャルって感じになっている。
でも、ワード文書やPDFのリンクってあまり目にしないと思いませんか? 実は、1月9日のTechCrunchの記事を見るまでオレもそのことに気付いてなかった。なるほど、ツイッター連動のファイル共有サービスがあってもいいよね。というわけで、さっそく記事で紹介されていたサービスのベータテストに参加してみました。今日はその使い心地をレビューしたいと思います。
いまとなっては、TwitpicやFlickr、yfrogなんかの写真共有ソーシャルを使ったことがない人はあまりいないはず。意識しなくても、ツイッターアプリで写真共有ボタンを押せば、いずれかのサービスを使って自動的にアップしてくれるものね。
ビデオだったらYouTubeやVimeoが使えるし、プレゼンテーションのスライドを共有できるSlideShareなんてのもある。
うん、たしかに「じゃあ、ワード文書やPDFを共有するサービスで有名なのはなに?」と聞かれても、オレは答えられないかもしれない。これまでだったら、Dropboxの共有リンクを使っていたかな。
で、最近、TechCrunchのおかげで知ったのがコレ!
ワードやPDFの文書をツイッターで共有!
TwileShare(現在β版:無料)
TechCrunchの記事によれば、これまでにTweetshareやFilesocialなどのファイル共有サービスがあったにはあったが、実際にはあまり使われていないとのこと。それが、昨年の暮れに登場したばかりの、このTwileShareだけは、かなり流行ってきているのだそうだ。
そうと聞いては使わないわけにはいかない。どこがこれまでのサービスと違うのか、じっくり試してみましたよ。
まずは、例によってアカウントの作成からでしょ? と思ってTwileShareにアクセスしてみると……
なんと、「まだβテスト中だから、招待メールをもらった人だけが使えるよ」なんて書いてある。仕方がないので、「Request a beta invite」というリンクをクリックして、招待の依頼メールを送っておきます。
翌日、「まだバグがあるだろうけど、我慢してね!」なんてメールが届いて、ようやく使えるようになりました。でも、つい先ほど別のパソコンからアクセスしてみたら、ツイッターのサインインバナーが見えていて、そのままクリックしたら使えてしまった。ということは、もう依頼のメールは必要ないのかな?
もし、アラートが出たらリクエストのメールを送ってみてください。
ログインすると……
ファイルの選択とツイート作成画面が出てきます。うん、いたってシンプルな作りだね。やっぱり、専用のサービスはこのくらい単機能のほうが使いやすい。インターフェイスのデザインもわるくない。このくらい洗練されていると、日々、使ってみたくなるかな。
アップロードできるファイルはPNG、GIF、JPEGの画像と、ワード文書にPDFの5種類。このあたりも、割り切りがあっていいかもね。なにはなくとも、PDFがいければいいと思います。
ファイルを選んでコメントを書いて[SHARE IT]ボタンをクリックすると……
「ファイルがアップされたよ」というメッセージとともに、ファイルの短縮URLが表示されます。画面の赤背景の部分だね。まずは、Keynoteで作成したスライドをPDFにしたものを上げてみました。
同時に、ツイッターにはこんな感じで投稿されます。
さすがに、いつものアカウントを使う勇気がなかったので、サブアカウント作って実験しましたよ。短縮URLをクリックすると……
おお、いい感じで見えているねぇ。ツールバーに「Fullscreen」の表示がある。これをクリックしてみると……
なるほど、文字どおりフルスクリーンでも見られるというわけだね。元に戻して画面を下にたどると……
[Download file]からファイルをダウンロードできるほか、[POST COMMENT]でコメントも付けられますね。ただし、ここでのコメントはツイッターには送られずに、このファイルの下に並ぶだけのようです。
このファイルについてリツイートする場合は、プレビュー画面の右にある[Tweet]ボタンを押します。
お? この実験中に4つもリツイートされている! だれが見ているんだろう? 「Views」も9になっているし……。おそるべしTwileShare。
でもって、このプレビュー画面がまたよくできている。下に並んでるボタンがミソですよ。[虫眼鏡]アイコンで拡大や縮小表示ができるほか、[I]ボタンをクリックすると……
テキストを選択してコピー&ペースもできちゃいます。
続いて[タイル状]のボタンをクリックすると……
壮観な全ページサムネイルビューが現れます。スライドにざっと目をとおしたいときなんかに重宝しそうだね。
さらに、一番左の[Scroll]ボタンを[Slide]にすると……
マウスカーソルが[指差し]型に変わり、SlideShareのようにクリックで1枚ずつコマ送りできる「スライドビュー」になります。
でもって、[Scroll]を[Book]にすると……
見開き表示の「電子書籍ビュー」に早変わり。しかも、ページめくりのアニメーションまで付いてますよ。もちろん、英語版だから横書き左開きのみの対応です。
なるほど、この手の電子書籍をシェアするにももってこいというわけだね。うーん、なぜこのTwileShareが人気なのか、なんとなくわかってきたような気がする。
続けて、ワードファイルもアップしてみました。
文字化けもなくバッチリプレビューできてますね。ちょっとレイアウトが崩れてて、フォントもつぶれている感じだけど、中身は問題なく読めますよ。
実はこのよくできたプレビュー、Facebookのアカウントでファイルを共有するScribdというサービスのものを使っているんだね。本家のサイトはこんな感じ。
このScribdという名前、どこかで見たことあると思ったら、Dropboxの共有リンクでドキュメントを開いた際のビューアーとしても使われてますね。
うん、やっぱりScribdの力は大きいかな。この手のビューアーとしては動きも軽快で、とても使いやすいと思います。
TwileShareの話題に戻りましょうか。[Your Files]をクリックすると、自分が共有したファイルを一覧できます。
ここでツイートした短縮URLをチェックしたり、[×Delete]でファイルを削除したりもできるね。右側にある数字はこのファイルが見られた数。なんでサブアカウントでツイートしたのに、21人も見ているんだ?
うーん、やっぱりこのサービス使っている人が多いということか? ハッシュタグも付いてないのに不思議だなぁ。短縮URLの「twl.sh」で検索してるんでしょうかね。
さらに、ホーム画面の右側にある[Settings]をクリックすると……
[Export my files]というリンクが出てきます。これをクリックすると……
なんと、アップしたすべてのファイルをZIPで圧縮して、一発でダウンロードできてしまうんだね。うん、これはいいと思うな。いつどんな場面で使うかはまだ想像できないけど、なんとなく「あると便利」な感じがしますね。
ざっと使ってみて、オレがいいと思った点は次のとおり。
- 送信画面のシンプルさがいい。
- Scribdを使ったファイルのプレビューがとてもいい。
- アップしたファイルのアクセス数が一覧できる管理画面がいい。
- アップしたファイルをZIPで一発ダウンロードできるのがいい。
- 画面のデザインがいい。
TechCrunchに「流行らなかったサービス」と書かれたTweetshareやFilesocialも試しに使ってみたのだけど、ムダに多機能だったり、プレビューがイマイチだったりと、たしかにTwileShareと比べると見劣りがする。
なるほど、ここに来ていいサービスが登場したってのも納得できますね。1点、TechCrunchも書いていたけど、DMでファイルのリンクを送る機能は絶対にほしい。でもってその際は他のユーザーには見られないようにしてくれると完璧ですね。
ワークショップで使ったスライドなんかもこれでシェアできるし、いろいろと使い道はありそうです。やっぱり、そうなるとiPhoneやiPadのアプリにも期待したいなぁ。Dropboxからファイルを読み込んでアップできれば最高です。
というところで今日はおしまい。ただいま、『クリエイティブ仕事術』の第2弾を執筆中です。発売は3月初頭を予定しています。原稿の締め切りが今月いっぱいというまたまたすごいスケジュールに負けずに、このブログも書いていきたいと思っています。では、また!





















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