新境地のRSSリーダーは、ひと味違うEvernote連携に保存検索とフォトブラウザー 〜 Perfect RSS Reader

 

オレにとってRSSリーダーは情報収集に欠かせない重要なツールです。アイデアのキャプチャー、ソーシャル、メール、プロジェクト管理と並ぶ、iPhoneやiPadでもっとよく使う5大アプリの1つになっています。

現在愛用しているのは、iPhone版のReederとiPad版のMobile RSS HDの2つです。どちらもかなり満足していますが、いまでも「もっといいのはないか?」と探求は続いています。今日紹介するのもそうやって出会ったニューカマー。ひさしぶりに「ヤバイ」と思ったなかなかの優れものですよ!

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この分野のアプリを取り上げるたびに書いていますが、オレがRSSリーダーに求めるポイントはおもに次の6項目です。

1)同期の速さ

2)フィード単位、フォルダー単位など閲覧方法の自由度

3)記事を読む際の操作のしやすさ

4)デザイン(インターフェイス)のよさ

5)Read It Laterやソーシャルメディアなど他サービスとの連携

6)記事全文が表示されないフィードのための補完機能

1から4まではごくごく普通のニーズだと思います。5の連携というか共有機能については、最近ではEvernoteに直接記事をクリップできるものが増えていますね。オレが愛用しているMobile RSS HDはかなり前から、Reedeもつい先日Evernoteに対応しました。

6に関しては、Readabilityというサービスを応用したり、Mobile RSS HDのように「記事全文をダウンロード」などの独自の機能で対応したりと、アプリによってさまざまな工夫がなされています。

このあたりが自分で認識しているニーズなわけです。ないと思いますが、もしRSSリーダーアプリ開発のためのグループインタビューがあったとしたら、オレは先の6項目を挙げるでしょうね。

ところが、今日紹介するアプリを使ってみて、いくつか自分では気付いていなかった「潜在ニーズ」のようなものを見つけてしまったんですね。これこそがプロダクトアウトの真骨頂というか、まさに新しいアプリによって隠れた要求をえぐり出してもらったという感じです。

ではさっそく紹介しましょう。これがReeder、Mobile RSS HDに続くオレがちょっとヤバイと思ったRSSリーダーアプリです。

保存できる検索機能とフォトブラウザーが秀逸!
Perfect RSS Reader(iPad版/170円)Perfect RSS Reader - Connect Technology Co., Ltd

どうですか。名前に「完璧!」を冠したアプリを出しちゃうなんて、ずいぶんと勇気ありますね。これで中味がひどかったらレビューになんて書かれるかわかったもんじゃありません。

先に結論からいってしまうと、オレは「Perfect」という形容詞にうなずけましたね。少なくとも、必要な機能はほぼ完璧にそろっています。

また、この分野の平均的な価格が450円なのに対し、170円とはかなりお得な感じがします。詳しくは後述しますが、リリースされたばかりのアプリとあって、まだまだ不安定な部分は少なくありません。

もしかしたらβ版価格というか、お試し価格的な値付けかもしれませんね。でもって知名度があがったあかつきには他のアプリと同等の450円になったりして。うーん、だとしたらいまが買い時なんでしょうか。

じゃ、さっそくどのあたりにオレが「ヤバイ!」と感じたかを見ていきたいと思います。

まずは基本的な設定と操作方法から

アプリを起動すると、おなじみのGoogleリーダーと同期させるためのアカウント設定画面が出てきます。

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よりセキュアーに通信するための[HTTPS使用]というオプションもここでオンにできますね。

そうそう、最初に書いておきますが、このアプリは日本語訳がやや怪しいです。努力の跡は見えますが、「???」という感じのメニューが少なくありません。この表示も本来なら[HTTPSを使用」とするのがベターでしょうね。

さて、ユーザー名とパスワードを入れて[サインイン]をタップすると記事の読み込みが始まるわけですが、ここで気になるはやっぱり同期の速度です。

というわけでさっそくReederと比較する形で所要時間を測ってみました。詳しくは後述しますが、このPerfect RSS Readerは初期設定では「1日分の記事」を読み込むようになっています。

これではイマイチわかりづらいため、あらかじめ1か月分の記事を読み込む設定に変更します。この状態で、Reederの読み込み記事数を5000として、両アプリが5000記事(テキストのみ)を読み込むのにかかる時間を比べてみました。

結果はこちら!

Reeder:1分20秒
Perfect RSS Reader:1分23秒

厳密にはネットワークの状況などによってなかなか公平な測定はできないため、これはもうほぼ互角といっていいと思います。

さらに、Perfect RSS Readerで2000記事分の画像キャッシュにかかる時間を計ってみたところ、約2分半ほどで完了しました。こちらもかなり優秀じゃないかと思います。

はい、まずは同期速度は合格ということで次にいきましょうか。

記事の読み込みが終わったら、左上にある[フィードマーク]をタップします。

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これがいわゆるホーム画面。上部に並んだ3つのボタンのうち、真ん中の[ホーム]アイコンが押された状態です。ここで、読み込んだ記事の総数が表示されるほか、「スター付き」「共有」などの管理ができます。

[ホームボタン]の左どなりにある[フィードボタン]をタップすると……

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こんどはGoogleリーダーに登録したフィードや作成したフォルダーが現れます。通常はおもにこのポップアップが起点になるでしょうね。

ここでフォルダーのアイコンをタップすると……

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こんな風に、フォルダー内のフィードがバラッと出てきます。フィード単位、すなわちサイト単位で記事を読みたい場合はここでフィード名(サイト名)をタップすればOK。

フィード名ではなくフォルダー名をタップすると、そこに含まれるフィードをすべて時系列で読んでいけます。

じゃあ、ここで最初の設定を1つやっておきましょうか。Perfect RSS Readerの初期設定では、左ペインに表示される記事リストは「見出し1行」となっています。

フィードによっては見出しと本文の要約だけを見て読み飛ばしたいものもあります。そこで、この記事リストビューをカスタマイズしてみます。

画面右上の[歯車]アイコンが設定への入り口。こいつをタップして、[設定]→[文書リスト]→[要約のプレビュー]をタップします。

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ここで、見出しに加えて本文の要約(というか正しくは最初の何文字かですね)を何行表示させるかを選べます。

上図のポップアップで行数を選ぶと、左ペインの表示がリアルタイムで変化してくれます。このあたりの配慮はなかなか気が利いていると思いますね。

これがカスタマイズ後のメイン画面。

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どうですか。Reederのインターフェイスもなかなかのものですが、こちらも独特の雰囲気があります。なんというか古い書籍のような趣ですかね。

さて、Perfect RSS Readerの大きな特徴の1つに「ジェスチャー」があります。Mac OS Lionでも新しいジェスチャーが加わることで、Macの操作感が大きく変わったように思うのですが、もともとはiPadがその本家。

実は最近、いくつかのアプリでこのジェスチャーの可能性を広げる取り組みがなされているんですね。おそらく、今後のトレンドになっていくんじゃないかと思っています。

でもって、このPerfect RSS Readerもそこに力を入れているアプリの1つなんです。

細かなものはあとでまとめて紹介しますが、まずは基本的な左右のスワイプから。上の画面、左に記事リスト、右に記事本文が表示されている状態で本文の部分を左にスワイプすると……

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こんな風に記事本文が全画面表示になります。左下の丸で囲んだ部分をタップまたは、画面を右にフリックでもとの2ペイン表示に戻れます。

上図の右側にある丸囲みの部分、上下にスライドするハンドルを下に引っ張ると……

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全画面表示のまま次の記事、またその次の記事と読んでいけます。

冒頭に挙げた「3)記事を読む際の操作のしやすさ」という点で、このインターフェイスはなかなか秀逸だと思いますね。Reederの左端にある上下矢印や、Mobile RSS HDの左フリックによる記事送りに匹敵するできです。

RSSリーダーの楽しみが増える「フォトブラウザー」

続いてはこのPerfect RSS Readerならではの機能を見てみましょうか。個人的にはかなり使える場面があるんじゃないかと、ちょっと感動した部分です。

まず、2ペインでも全画面でも表示される右上の[3フレーム]アイコンをタップします。

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上図の丸で囲った部分ですね。

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これまでとはまったく違う上図のような写真だらけの表示に変わります。フォルダー単位、フィード単位で記事に含まれるメインの画像だけをピックアップして集めてくるんですね。

なるほど、こうして画像だけ眺めていても気になるものってありますね。たとえば、オレの場合は中央の下のほうにあるこの写真。さっそくタップしてみると……

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選んだ写真がデカデカと表示されました。ああ、iPadのケースだったんですね。

これが、Perfect RSS Readerが誇る「フォトブラウザー」という機能。丸で囲んだ写真下部のテキスト部分をタップすると……

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この写真が掲載された記事が表示されます。

じゃあ次は先の[3フレーム]ボタンからじゃなく、記事から直接「フォトブラウザー」を起動してみます。この機能は大量の写真や画像がある記事で試すとおもしろいですよ。

といわけで、オレが選んだのは画像の多さでは突出しているであろうこのZONOSTYLEです。

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記事を表示している状態で画像部分をタップします。

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まずは、タップした画像がフォトブラウザーにデカデカと現れます。でもって、1つの記事内に複数の画像がある場合は、上部に「1 of 32」のようにその総数が表示されます。

フォトブラウザーを左右にフリックすると……

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次々と画像が切り替わり、この記事なら32枚の画像をすべて閲覧できてしまうんですね。

写真がメインの記事はもちろんのこと、アプリのレビューやガジェットの紹介なんかでも重宝しそうな気がします。

「保存できる検索」で記事チェックのスピードアップ!

先のフォトブラウザーもなかなか感動の機能でしたが、オレがもっとも「すごい!」と思ったのはこれから紹介する「保存できる検索」なんですね。

まずはどんな風に動いてくれるのかを見てみましょうか。

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上図の丸囲みの部分、ホームかフィード管理画面にある検索窓をタップします。

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ポップアップの表示が上図のように変わります。[Article]を選択してキーワードを入れます。たとえば「iPad」と入れてみましょうか。

丸囲みの部分に[Search “iPad”]というボタンが現れます。これをタップすると……

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登録しているすべてのフィードのなかから「iPad」というテキストを含む記事だけがソートされました。

そういえば、一昨日発表されたGoogleの写真共有サービス「Photovine」アプリのことが気になっていました。もちろん、この機能を使えばPhotovineに関する記事だけを集められます。

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はい、こんな感じ。いやぁ、これはものすごく便利です。でもって、実はありそうでなかった機能なんですね。いくつかのRSSリーダーで対応していたものの、どれもあまり使いたい感じのアプリではありませんでした。

さらにさらに、この検索を保存しておけるってのが最大のポイントです。上図の丸で囲んだ部分[Save Search]をタップすると……

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上図のように[Saved searches]という項目が現れ、ここにキーワードが保存されます。

たとえば、すべての記事をチェックする時間はないけど、先のPhotovineのようにとりあえずいま気になっている事柄についてだけは読んでおきたい、なんて場面で活躍すること間違いなしです。

あるいはオレの場合、アプリレビュー系のサイトを多く購読していますが、ゲームやパズルにはまったく興味がありません。けれども実際にはかなりの数、その手の記事が投稿されるんですね。

そんなときは「game」「puzzle」といったキーワードを登録しておき、出てきた記事を一気に既読にするなんてこともできるわけです。

これまでもYahoo Pipesなんかを使ったキーワードによるフィードの絞り込みにトライしてきましたが、なかなか思いどおりの結果は得られませんでした。でも、これならかなり手軽に使えそうな気がしますね。いや、ほんとうに素晴らしい!

連携機能も合格点をはるかに超える完成度!

さてさて、ここまでくれば気になるのはRead It LaterやTwitter、Facebookなどとの連携機能ですよね。冒頭にも書いたように、最近ではEvernoteへ直接クリップする機能も標準になりつつあります。

じゃ、Perfect RSS Readerの連携&共有機能を見てみましょうか。画面右下の[四角+矢印]アイコンをタップしてみます。

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はい、上からこんな感じになっています。先頭にある[メモを追加]はGoogleリーダーで記事を共有する際に付けるメモのこと。

そこから各種サービスがずらりと並びます。Read It Later、Twitter、Delicious、Instapaper、Facebook、Tumblr。

もちろん、Evernoteもバッチリありますよ! このアプリではEvernoteはIn-app、つまり「アプリに送る」方式をとっています。個人的にはオフラインでも送れて、結果がすぐに確認できるこの方法はキライじゃありません。

さらに、こいつはほかのアプリとはひと味違うEvernote連携もやってくれちゃいます。

まずは記事なかの画像を長押しします。

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来ましたねぇ。TwitterやFacebookの下に[Evernoteへ送る]メニューがあります。これをタップすると……

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ノートのタイトルとタグ付けのポップアップが出てきます。こちらは記事全文のときと違ってIn-appではなく、クラウドに送信となります。

なるほど、記事全文の場合は送信時間が長くなる可能性があるからIn-appにしたんじゃないでしょうか。なんとなくそんな感じがしますねぇ。

さて、これでEvernoteに記事ではなく選択した画像だけが送られるわけです。うん、これもいろいろと使い途がありそうです。

さらにさらに! 今度は画像じゃなくて記事からテキストの一部を選択してみます。

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はい、いわゆるコピー&ペースト操作に使うポップアップに[Evernote]が見えています。これをタップすると、先の画像の場合と同じ送信画面が現れて、今度は選択したテキストだけがEvernoteにクリップされます。

このポップアップ、ほかにも気になるのが入ってます。[Google]と[Wiki]ですね。こちらもなかなかおもしろいですよ。

たとえば、Tronという単語を選択します。

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ポップアップから[Google]を選ぶと……

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想像どおりGoogle検索がオーバーレイの形で表示され、[Wiki]を選ぶと……

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英語版ですが、Wikipediaで選択した用語を調べられます。

ちょっと気が利いているなと思ったのが[Mail article]や[Mail link]のメール送信機能ですね。こちらをタップすると……

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メール送信画面が起動します。通常はここで送信アドレスを入れるわけですが、Perfect RSS Readerでは最初に登録したGoogleアカウントのアドレスを自動的に入力してくれるんです。

最近、すぐに使いたいアプリや買っておきたいアクセサリーを見つけたときはRead It Laterだけでなく自分宛にもメールするようにしています。このアプリなら、ボタン一発で送信できるってのがいいですね。

ちなみに、Googleアカウント以外のアドレスに送りたい場合は設定でこの機能を無効にできますよ。

外部サービスへの送信が失敗してもあとでやり直せる!

Perfect RSS Readerの外部サービスとの連携&共有機能はかなり優れていますが、もう1つ個人的にものすごくほしかった機能が実現しているんです。

なんと、Read It Laterなどへの送信が失敗した場合に、アクションを保留してあとで再送信してくれるという優れものですよ。

オレはふだん、RSSリーダーを活用する際にはWi-Maxを使っています。ところが、東横線の自由が丘から渋谷に向かう間に2か所ほど圏外になってしまうポイントがあるんですね。

そんなときにRead It Laterに送ろうものなら、送信待ちの画面が永遠と表示され、最悪の場合、圏内に復帰してもずっと待たされるなんとこともあります。

Reederを使っていて唯一不満だったこの問題をPerfect RSS Readerはものすごい機能で解決してくれたんですね。

試しにiPadを機内モードにしてからRead It Laterに送ってみます。

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かなり小さいですが、画面の左上に飛行機マークが見えています。もちろん、ネットワークにつながっていないため、Read It Laterには送信されません。

通常のアプリなら送信画面が消えずに待たされるか、エラー画面が出るはずです。でも、Perfect RSS Readerの場合は一瞬「Read It Later」と表示されるだけで、送信待ちになることもありません。

その代わりに、右上の[歯車アイコン]をタップして出てくるポップアップの[保留中アクション]に「1」と数字が表示されます。数字をタップしてみると……

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上図のように、先に送られなかった記事が未送信、すなわち「保留中アクション」として登録されています。

この画面のままマルチタスクで設定アプリを開き、機内モードを解除してPerfect RSS Readerに戻ってみると……

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おお、自動的に再送信されて「保留中アクション」がなくなりました。下部に[直ちに送る]というボタンがありますが、これを押さなくても勝手に送ってくれるようです。

つまりはこのアプリ、オフラインだろうがオンラインだろうが気にせずに、バンバン「Read It Laterに送る」をやっちゃえるってことなんですね。

うん、これはほんとうにヤバイ。オレはこれだけでPerfect RSS Readerをメインで使いたくなりましたね。ぜひ、この機能のままiPhone版も出してほしい!

多彩なジェスチャーで最速の操作を!

そしてもう1つ、このアプリを魅力的にしているのが「ジェスチャー」による操作です。

慣れないとかえって使いにくいこともあるジェスチャーだけあって、初期設定では先に紹介した「左右のスワイプで全画面表示のオン、オフ」のみが有効になっています。

せっかくなので、全部使えるようにカスタマイズしてみましょう。[設定]の[ジェスチャー]をタップするとこんな画面が出てきます。

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とにかくすべて[オン]でいきましょう。それぞれの使い方は次のとおりです。

・左右にスワイプ:記事の全画面表示と2ペイン表示を切り替え。

・左右のエッジを下にスワイプ:フォトブラウザーやウェブブラウザーを起動した際に、左右の端を下にスワイプすることで非表示に。

・画面をワンタップ:記事リストを表示。

・左右のエッジをタップ:フォトブラウザーの写真(複数の場合)を切り替え。

・画面をダブルタップ:フォルダーリストを表示。

・左ペインをトリプルタップ:そのとき表示している記事リストを全部既読に。

・記事画面のピンチイン・アウト:フォントサイズを拡大・縮小

かなり多いので覚えるのに一苦労ですが、一度マスターしてしまえばボタンやメニューをタップするよりも素早く操作できるようになります。

ちなみに、「左ペインをトリプルタップ」は現バージョンでは固まることが多いので使わないほうがいいと思います。いくつかあるバグの1つですね。

ZONOSTYLEおすすめ設定はこちら!

またまたかなり長くなりましたが、最後は多機能かつきめ細かな設定ができるPerfect RSS Readerのおすすめ設定とその他の機能でしめたいと思います。

【同期の設定】

[歯車アイコン]→[設定]から[同期オプション]の[高度な]をタップすると次の画面が出てきます。

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初期設定では[起動フラグを同期]と[双方向同期]がオフになっています。このままだと、Googleリーダーや他のアプリで既読にしたものはPerfect RSS Readerに反映されますが、Perfect RSS Readerで既読にしたものが他のアプリで未読のままになってしまいます。

つまりは、一方向の同期ということですね。おそらく、同期速度を早くするための工夫だと思うのですが、複数のアプリや機器を使う場合にはやはり不都合です。

[起動フラグを同期]と[双方向同期]は必ずオンに! 最初にやっておきたい設定の1つですね。

【読み込む記事の数を設定】

続いては同期する記事の数を設定します。初期設定では1日と最小になっています。こちらも、アプリをインストールして起動するまでの時間を短縮するための配慮と思われますが、さすがに少なすぎますね。

先の[設定]→[同期オプション]にある[未読アイテム]をタップして次の画面で読み込む範囲を決めます。

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オレもつい3、4日ほど記事を読めずに放置することがあります。せめて1週間、できれば1か月くらいに変更しておくのがおすすめです。

ただし残念なことに、購読しているフィードの数が多い場合、記事や画像の読み込み中にアプリを終了させると二度と起動しなくなることがあります。

これも現バージョンの深刻なバグですね。上の画面で[すべて]にチェックを付けるとこの症状が現れることがありました。アップデートで改善されるまで[一ヶ月]を限度にしたほうがいいと思います。

ちなみに、アプリを起動しても画面が真っ白なまま動かずに落ちてしまう場合、iPadの設定アプリから上図の[未読アイテム]を減らすことで復活することがありました。それでもダメな場合はアプリを削除して再インストールするしかありません……。

【日付が古い順に読むための設定】

ほとんどのアプリでは、新しい順に記事が並ぶのに対して、Perfect RSS Readerは日付が古い順に変えることもできます。

こちらは[設定]→[文書リスト]の[古い順]をオンにするだけです。

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【ウェブページもキャッシュしておける】

記事をキャッシュしておく機能はすでにあたりまえのものですが、このアプリでは元のウェブページも保存できるんですね。

こちらは[設定]からポップアップを最下部までたどると出てくる[高度]をタップして、[ウェブをキャッシュ]で設定します。

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まず、[フォーマット]で保存する形式をGoogleやInstapaperのモビライザーがかかったものにするか、通常のウェブページ(Original page)にするかを選びます。

さらに、[最大キャッシュ]で保存する数も決められます。ただし、この数も多くしすぎると先に書いた「二度と起動しないバグ」が起こる可能性が高くなるようです。

おすすめは、[キャッシュ必要なフィード]をタップしてウェブページを保存したいものだけにチェックを付け、なるべく[最大キャッシュ]の数を少なくすることですね。

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上図のように、[キャッシュ必要なフィード]で、どのフィードのウェブページを保存するかを選べます。

この機能は冒頭に挙げた「6)記事全文が表示されないフィードのための補完機能」として使えるような予感がしています。まだ実践では試していないのですが、見出しのみで本文が表示されないフィードなどには有効かもしれません。

Perfect RSS ReaderはReadabilityにも対応しているので、両方を使い分けながら様子見という感じですね。

【さらに便利な機能を2つ!】

はい、これでラストです。最後はちょっと便利な機能を2つほど紹介します。

まずは、記事見出しのフィード名をタップするとそのフィードの記事一覧が出てくるというもの。

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はい、こんな感じですね。これはフォルダーを選んでそこに含まれる多数のフィードを閲覧している際に、「このフィードの記事だけを読んでおきたい」と思ったときなどに有効です。

2つ目はリンク先をRead It LaterやInstapaperに送れるというちょっとうれしい機能。こちらは記事なかのリンクを長押しします。

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はい、こんなポップアップが出てきます。「Safariで開く」「リンクをメール送信」とともに、[Send to Instapaper]と[Send to Read It Later]がありますね。

記事を読んでいてリンク先が気になるけど、いちいち開いていられないなんてときに重宝するはずです。

いやー、これでようやく終わりました。さすが「Perfect」を名乗るだけのアプリですね。これでもかというほどの工夫が盛り込まれています。

おそらくこれを作った人はRSSリーダーで記事読むのが好きなんでしょうね。じゃなければ、これだけのアイデアは出てこないはず。ほんと、頭が下がりますね。物作りはやっぱりこうでなくちゃいけない。

深刻なバクはありますが、まだまだリリースされたばかりですからね。1、2回のアップデートを経ていろいろ改善されるでしょう。

そうそう、このアプリ、これまで横置きのランドスケープばかり紹介してきましたが、縦置きのポートレートにしてもなかなかですよ。

全画面表示ならこんな感じだし、

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2ペインでも独特の雰囲気があります。

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そう、縦長のミシュランガイドのような趣ですね。なんかかわいい。

というわけで、しばらくはこいつを徹底的に使い込んでみたいと思います。まだ5日ほどしか使っていませんからね。なにか発見したらTwitterやFacebookなんかでお知らせします。

毎度のことですが、いいアプリに出会うとついつい書いちゃいますね。それがまた楽しいんですが……。では、また!

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