ついにきた! iOS 5とiCloudで実現するPush to All Devicesの世界 〜 iCloud編

 

日本時間の13日午前2時すぎ、待望のiOS 5とiCloudに対応したOS X Lion 7.2が公開されました。6月に開催されたWWDC 2011で、ジョブズ氏によってお披露目された次世代OSと新しいクラウドサービス。そこには、単なる新機能の追加だけでない、明確なビジョンが込められているように思います。

今日は前後編に分けて、iOS 5とiCloudでできることはもちろん、それによってMacやiOSデバイス、さらにはiTunesなどの活用法がどう変わっていくのかを見ていきたいと思います。まずはiCloud編からどうぞ!

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これまで、なんどかiOSのアップデートを体験してきましたが、今回ほどアップデータのダウンロードに時間がかかったことはなかったと思います。もう、遅いこと、おそいこと。iOS 5で約1時間、OS X Lion 7.2は2時間ほどかかってしまいました。

おそらく、注目度の高さも過去最高だったんじゃないかと思います。もちろん、オレも例外ではありません。とくに、iCloudへの期待が大きかった。これまでも、いろいろなことを変えてくれたアップルですが、今度はどんな進化があるのか? まさに期待に胸を膨らませるという感じでしたね。

というわけで、さっそくいってみましょうか。まずは、準備編から!

8つのアップデートで全機能が体験できる!
iCloudを使うために必要なこと

iOS 5とiCloudには、アプリの連携やApple TVでのミラーリングなど、さまざまな新機能が含まれています。かなり面倒ですが、①②③の必須項目だけでなく、以下のアップデートすべてを行うのがおすすめです。

① iTunes 10.5
② iOS 5
③ OS X Lion 7.2
④ iPhoto 9.2とAperture 3.2(フォトストリームに対応)
⑤ iWork 1.5アプリ3つ(Document in the Cloudに対応
⑥ Apple TV(AirPlayミラーリングに対応)
⑦ iPhoneを探す
⑧ 友達を探す(新たにアプリをインストール)

さらに、ウェブ版の「iCloud」もオープンしています。

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8つのアップデートをすませて、こちらにログインすれば準備は完了です!

Push to All Deviceの世界がやってきた!
iCloudで実現する「No File、No Folder」

まずはiCloudからいきましょう。というのも、iOSの新機能を活用するためにも、iCloudの設定を先に行っておくほうなにかと都合がいいからです。

iCloudを使ってみて、オレはこのサービスが次の2つの新しいコンセプトに基づいて創られているように思います。

・Push to All Devices(すべての機器に同じデータを!)
・No File, No Folder(ファイルやフォルダーを意識せずに!)

これまでは、「このファイルはMacとiPadに保存」という風に、使う側がどの機器にどのファイルを置いておくかを決めていました。これに対して、iCloudの世界では、自動的にすべての機器に同じデータが配信されます。

つまりは、「アプリを開けば必要なファイルがそこにある」わけで、ユーザーはどこにファイルを保存するかなど考えなくてもいいことになります。

また、Dropboxなど、一般的なクラウドストレージを利用する際には、フォルダーを作成してそこに必要なファイルを保存します。iCloudには現時点でフォルダーやファイルの概念はありません。

このシステムを便利と考えるか不便と考えるかは人それぞれだと思いますが、間違いなく、iCloudの提案する世界はこれまでのコンピュータの使い方とは一線を画しているように思います。

すべての機器で行うのがポイント
iCloudの設定

iCloudの設定はiPhone、iPad、Macのどの機器からでも行えます。Macの場合、Lion 7.2のアップデートが終わると、次のような画面が出てくるはずです。表示されない場合は、[システム環境設定]の[iCloud]を選びます。

このとき、すでにMobileMeのアカウントを設定しているかどうかで、手順が異なります。

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MobileMeが設定ずみなら、上図のようにMobileMeからiCloudに移行するよう促されます。[Apple ID]にMobileMeのアカウントを入れてサインインします。

MobileMeに加入していない場合は、次のような画面が出てきます。

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ここでは、すでに持っているApple IDを入れてサインインするか、新たにiCloud用のIDを作成します。

サインインすると……

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iCloudで使うサービスを選択する画面が現れます。必要なものにチェックを付けて[次へ]をクリック。

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さらに、詳細に利用するサービスを選んでいきます。MobileMeに加入していない場合、[メールとメモ]にチェックを付けると……

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メールアドレスを作成する画面が出てきます。ここで[アカウント名@me.com]のアドレスを取得できます。

MobileMeに加入していた場合は、メール、連絡先、カレンダー、ブックマークにチェックを付けると、次のようなアラートが出ます。

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要は、これまでのデータをiCloudでも使うかという意味ですね。ここは[結合]を押すでいいと思います。

どちらの場合でも、[フォトストリーム]はグレイアウトしていて、右側に[アップデート]のボタンがあります。これを押すと……、

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MacのApp Storeアプリが起動して、iPhotoとAperture(持っていれば)のアップデート画面が表示されます。iCloudのフォトストリームをMacで使うためにはiPhotoかApertureが必要です。そのために、ここで最新版にしておくわけです。

オレは[どこでもMy Mac]以外はすべてチェックを付けてみました。

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次に、上図の丸囲みの部分[管理…]をクリックします。

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ここで、iCloudの容量を増やせます。右上の[ストレージ購入]をクリックして、[アップグレードを選択…]からコースを選びます。

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無料版の容量は5GB。有料版は年間で10GBが1,700円、20GBが3,400円、最大の50GBが8,500円となっています。

すでにMobileMeに加入していて、契約期間が残っている場合は20GBのプランに移行されるようです。

iPhoneやiPadでは、アップデート後に表示される初期設定画面でApple IDを入れ……

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[iCloudを設定]の画面で[iCloudを使用]にチェックを付ければOKです。

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MobileMeに加入していてアカウントを移行したい場合(Apple IDとMobileMeのアカウントが異なる場合)は、[設定]アプリから[iCloud]を選び……

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一番下の[アカウントを削除]で最初に登録したApple IDを削除して、MobileMeのアカウントでサインインします。

容量を増やしたい場合は、上図の[ストレージとバックアップ]をタップして……

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[さらに容量を購入]をタップします。ちなみに、オレは最大の50GBを購入しました。

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以上でiCloudの設定は完了。じゃ、さっそくiCloudの各機能について見ていきましょう。

撮った写真をすべてのデバイスに!
フォトストリーム

まずは個人的にもかなり気に入っている「フォトストリーム」から。

これまで、iPhoneやiPadで撮影した写真をMacに転送するためには、USBケーブルでつないでiPhotoで読み込むか、Dropboxなどの専用アプリを使ってクラウドストレージにアップロードする必要がありました。

iCloudのフォトストリームは「ある機器で撮影した写真をすべての機器にプッシュで配信する」というものです。つまり、これまでのように機器間で写真を転送するのではなく、どの機器でも常に同じ写真にアクセスできる状態を作ってくれるわけです。

使い方もいたってシンプル。まず、写真を同期させたいすべての機器で[フォトストリーム]をオンにします。

Macなら[システム環境設定]の[iCloud]から……

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[フォトストリーム]にチェックを付けます。

iPhoneやiPadも同様に[設定]アプリの[iCloud]で……

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[フォトストリーム]をオンにします。

これで、iPhoneやiPadで撮影した写真は、すべての機器にプッシュ送信されるようになります。

iPhoneやiPadなら[写真]アプリを立ち上げ、[フォトストリーム]を選ぶと、他の機器で撮影した写真がすべて閲覧できます。

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この時点では、iPhoneやiPadのカメラロールには保存されていません。写真をタップして、iPadなら右上の[四角+矢印]ボタンから[カメラロールに保存]を選んだものだけが保存されます。

Macなら、iPhotoかApertureを立ち上げ、まず[フォトストリーム入りにする]を選びます。

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これで、iPhoneやiPadで撮影した写真が表示されます。iPhotoならこんな感じです。

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Apertureの場合は……

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こんな具合ですね。ちなみに、iPhotoとApertureで同時にフォトストリームを表示させることはできません。アプリを「切り替え」ながら使うことになります。

iPhotoやApertureで読み込んだ写真もフォトストリームの対象になり、iPhoneやiPadの写真アプリに表示されます。これはもう、Eye-FiのダイレクトモードがiPhone、iPad、Macに備わったような感じですね。

また、iPhoneやiPadのカメラで撮影した写真だけでなく、画面キャプチャーもフォトストリームですべての機器に送られます。オレのように、ブログで画面ショットを多用するユーザーにとっては、かなり重宝する機能だと思います。

フォトストリームには1,000枚までの写真が30日間保存されるという制限があります。これによって、写真だけでいつのまにかiCloudの容量が一杯になってしまうという事態は防げるわけですね。

各機器に配信されるタイミングは、数秒から1、2分の待ちが発生することもありますが、ほぼリアルタイムといっていいでしょう。

アプリを開くとドキュメントがそこにある
Document in the Cloud

続いては、文書を管理する「Document in the Cloud」という機能です。基本的なコンセプトは先のフォトストリームと同じで、すべての機器でアプリを開けば同じ文書にアクセスできるというもの。

Mac、iPhone、iPad間での文書の扱いが大きく変わる、まさに新しい概念のサービスです。

こちらの設定もフォトストリームと同様に、各機器でiCloudの設定から[書類とデータ]をオンにします。

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次に、Macでウェブ版のiCloudにアクセスして[iWork]をクリック。アプリタブから任意のものを選びます。ここではKeynoteを選んでみました。

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画面上にKeynoteのスライドをドラッグすると、アップロードが始まります。iPhoneやiPadで使いたいファイルをすべてドラッグしておきます。

続いて、iPhoneとiPadのiWorkアプリを最新版にアップデートして起動すると……

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iCloudを使うかどうかを選択する画面が現れます。[iCloudを使用]をタップして、Keynoteならプレゼンテーションの一覧を見てみると……

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上図のように、ウェブ版のiCloudにアップロードしたKeynoteのプレゼンが自動的にダウンロードされます。

この画面はiPhone版ですが、もちろんiPadでもiCloudの設定さえしていれば、同じファイルがすべてダウンロードされます。

さらに、iPhoneやiPadで新たに作成したiWork文書も自動的に各機器に送られるようになります。

iPhoneやiPadで作成した文書をMacで開く場合は、ウェブ版のiCloudで文書をクリックしてダウンロードします。

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この際に、たとえばKeynoteならKeynote、PDF、パワーポイントの3つからダウンロードする形式を選べます。

Document in the Cloudでは、ウェブ版のiCloudが中心となって、ここに文書を放り込んでおけば、各機器にプッシュで配信されるというわけです。

うん、アップルの目指す世界がなんとなく見えてきますね。Macで作成したファイルをクラウド上のフォルダーに保存して、iPhoneやiPadで使う場合はそのフォルダーから自分でファイルを選んでダウンロードするというのがこれまでのやり方。

これに対して、1つの容れ物に入れておけば、各機器に自動的に同じものが配信されるのがiCloud流といった感じでしょうか。ユーザーにはできるかぎり、ファイルやフォルダーといった概念を感じさせず、「アプリと文書」だけがある世界。

個人的にはとてもいい方向だと思います。もちろん、文書が何百にもなったときにどう整理するかなどの課題はあるでしょう。でも、初めてパソコンを触る人にとって「ファイルとフォルダー」がいかに障壁になっているかを考えると、この方法には共感できます。

ただ、だとしたらMacでウェブ版のiCloudにファイルをドラッグというのが惜しい気がしますね。やはり、フォトストリームのようにiWorkアプリ自体がiCloudに対応していて、「iCloudに保存」のメニューがほしいところです。

ちなみに、このDocument in the Cloudはサードパーティーのアプリも対応可能とのこと。今後は、ファイルの保存を意識せずに各機器で文書が使えるアプリが増えることでしょう。そう考えると、いずれはMacのiWorkアプリもiCloudとの統合がもっと進むんじゃないかと思います。

もうパソコンとの同期はいらない!
Back up

続いての機能はバックアップ。これまで、iPhoneやiPadのデータはすべてiTunesに接続してパソコンにバックアップしていました。iOS 5とiCloudがあればそれも不要。Wi-Fi経由で直接、iCloudにデータを保存できます。

まず、[設定]アプリから[iCloud]を選び、[ストレージとバックアップ]をタップします。

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ここで[iCloudバックアップ]をオンにするだけで準備完了です。さらに細かく設定したい場合は、[ストレージを管理]をタップします。

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[バックアップ]に上の画面で[iCloudにバックアップ]をオンにした機器がすべて表示されています。現在設定している機器をタップして……

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[バックアップオプション]から、バックアップしたいデータを含むアプリだけをオンにします。

ちなみに、オレが通常使っているiPhoneでiCloudバックアップしたところ、約3GBになりました。無料版の5GBだけだと、複数の機器をバックアップするのはちょっとキツイかもしれませんね。

そんなときは、この画面できめ細かにバックアップするアプリを選ぶのがいいかもしれません。[次回作成時のサイズ]はオン・オフによってリアルタイムに変わります。この数字を目安に必要なものだけを保存するといった感じでしょうか。

ちなみに、このiCloudのバックアップ、[今すぐバックアップを作成]をタップすれば手動でも行えますが、通常は、

・電源に接続
・ロックされている
・Wi-Fiに接続

の3つの条件がそろったとき、自動的に行われるようです。つまりはわれわれが寝ているときということですね。

MobileMeの機能は引き継がれる!
カレンダー、メール、連絡先、ブックマークなど

基本的に、MobileMeで使っていたカレンダー、メール、連絡先、ブックマークなどはすべてiCloudでも利用できます。基本的な設定はこれまでとまったく同じです。

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iCloudの設定でメール、連絡先、カレンダー、ブックマーク、メモなどをオンにすればOKです。

各サービスはiPhone、iPad、Macのアプリで同期されるほか、ウェブ版のiCloudでもメール、連絡先、カレンダーの3つが使えます。

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これまでになかった機能は、iOS 5で追加されたSafariの「リーディングリスト」(あとで読むリスト)と、リマインダーアプリのデータの同期です。

詳しくはiOS 5編で解説しますが、リマインダーアプリで項目を追加すると……

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こんな風に、MacのiCal上にも表示されます。表示されていない場合は、iCalの[表示]メニューから[リマインダーを表示]で見えるようになります。

このあたりのサービスはGoogle Appsとかぶるところが多く、個人的にはすべてGoogleを活用してきただけに、やや扱いに悩むところです。しばらくは様子を見ながら、使い途を模索してみたいと思います。

Macや友達も探せる!
Find iPhoneとFind Friend

あの「iPhoneを探す」もiCloudの機能として進化するとともに、まったく新しいサービス「友達を探す」が登場しました。

まずは「iPhoneを探す」から。こちらは「Macを探す」機能が追加されています。どちらかといえば、紛失して探したいのは高価なMac Book Airだったりします。まさに待望の機能じゃないでしょうか。

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はい、これが新しい「iPhoneを探す」の画面。バッチリ、Mac Book Airのありかが表示されています。

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こちらは、MacのiCloud設定画面で、[Macを探す]にチェックを付けたものが対象になります。持ち歩くノートブックにチェックは必須ですね。

そして、まったく新しいサービスとして登場したのが「友達を探す」。家族や友人、恋人などがいまどこにいるかわかるという、便利かつある意味やっかいな?機能を提供してくれます。

まずは、新たに無料のアプリをiPhoneとiPadにインストールします。アプリを起動したら、iCloudのアカウントでサインインします。

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「友達を探す」には2つの異なるモードがあり、1つは恒久的に位置情報を交換するもの、もう1つが一時的に居場所を教え合うものです。

前者の場合は、下部のメニューから[すべて]を選び、[友達を招待]をタップして、位置情報を共有したい相手のメールアドレスを入れます。

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招待を受けた相手のアプリでは[リクエスト]ボタンの上に数字が表示されます。これをタップして……、

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「共有を開始しますか?」に[OK]で応えれば、位置情報の共有が始まり……

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招待した側の画面に相手の居場所が表示されます。

一時的な共有、たとえば友人や家族とディズニーランドに行って、迷子にならないようにするような目的の場合は、下部のメニューから[一時的]をタップして……

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位置情報を共有する期限を設定したうえで、相手に招待を送ります。招待を受け取った側にはこんな風に表示されます。

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なるほど、「イベント」という扱いなんですね。うん、これなら安心して[受け入れる]をタップできるような気がします。

購入したアプリや書籍をすべての機器に!
iTunes in the iCloud

iCloud最後の機能は「iTunes in the iCloud」。こちらは、iOS 5以前から実現していたものですが、いちおう、iCloudのラインアップに入っているので書いておきます。

要は、1つの機器で購入したアプリやiBookの電子書籍を、すべての機器に自動的にダウンロードしてくれるというもの。基本的なコンセプトはフォトストリームやDocument in the Cloudとまったく同じです。

iPhoneやiPadでは、[設定]アプリの[Store]で自動的にダウンロードしたいものをオンにします。

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Macでは、iTunesの[環境設定]→[Store]メニューで自動的にダウンロードしたいものにチェックを付けます。

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残念なことに、日本では楽曲の自動ダウンロードはできません。米国のアカウントの場合、先の設定画面に[ミュージック]が表示されます。

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さらに、iTunesアプリでは、他の機器で購入した楽曲をすべてダウンロードできるんですね。

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このあたりの国内での制限が1日も早くなくなることを切に願っています。

「iTunes in the iCloud」にはこのほかに、年額24.99ドルを支払うことで、CDからリッピングした楽曲をiTunes Storeから無料でダウンロードできる「iTunes Match」というサービスがありますが、今回のアップデートではまだ実装されていないようですね。

こちらも、日本ではかなり実現が難しいサービスだと思います。世界の音楽市場がクラウド化に向かっているいま、「国内では無理」のまま放置していては我が国だけがこの流れに取り残され、ひいては業界のためにならないじゃないかとオレは思います。

他のアプリもすでにiCloudに対応!
GoodReaderの場合

以上がiCloudのおもな機能ですが、なんと、今日の時点でiCloudに対応しているアプリが登場したようです。

たとえば、あのGoodReader。最新版にアップデートして起動すると……

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My Documentsの一番上に[iCloud]と表示されています。試しに、PDFファイルをアップロードしてみたところ……

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MacのiCloudストレージ管理画面にしっかりと、GoodReaderが登録され、保存したPDFも表示されました。

なるほど、こんな風にサードパーティーのアプリがiCloudを使うこともできるわけですね。うーん、おもしろくなりそうです。しばらくは、アプリのアップデートの際には「iCloud Compatible」の記述があるかどうかをチェックしなきゃですね。

というところで、今日は時間切れ。iOS 5までいきたかったのですが、本日帰宅してから書きたいと思います。

・Push to All Devices(すべての機器に同じデータを!)
・No File, No Folder(ファイルやフォルダーを意識せずに!)

まだまだ不完全な部分もありますが、オレはこのコンセプトにかなり賛同しています。つまり、結論としては、デバイスもクラウドもなるべく多くの容量が使えるようにしておいて、ジャブジャブ使う。

あれを保存してこれはしないというよりは、「全部もってこい!」という感じで使うのがiCloud流のように思います。とすると……

64GB+50GB

機器側が64GBでiCloudは50GB。これが最適なソリューションなのでは? かなり贅沢な世界ですが、今日のところはそんな感じがしています。

また、iCloudが発表された当初は、Dropboxなど、既存のクラウドストレージと競合するように思いましたが、現時点ではまったく別物と考えていいように思います。しばらくは、DropboxとiCloudをそれぞれを補完するように使い分けるのが現実的ではないかと。

というとろで、では、また!

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9 Responses to “ついにきた! iOS 5とiCloudで実現するPush to All Devicesの世界 〜 iCloud編”

  1. zotan 2011年10月13日 at 12:59 PM #

    いつも有益な情報ありがとうございます。

    上の方の『無料版の容量は5GB。有料版は年間で10GBが1,700円、20GBが3,400円、最大の50GBが3,400円となっています。』のくだりは、50GBの場合は年間¥8,500の誤りではないでしょうか。

    • zonostyle 2011年10月13日 at 2:06 PM #

      zotanさん
      ご指摘ありがとうございます。公開後に電車の中で読んでいて、間違いに気付きました。いま、ようやく時間ができたので修正いたしました。
      やはり、この手の数字は間違えてはダメですね。反省しています。

  2. tomo3 2011年10月13日 at 2:48 PM #

    いつも楽しく拝見しています。

    iPhoneにつながっているMacのOSがLionにできない旧機種なのですが、
    LionじゃないとNGなのは機能でしょうか、使い勝手でしょうか?

    せっかくPCフリーになるので、アップデートするためにLion対応のMacにデータを
    移行するのは避けたいのですが・・。

    • zonostyle 2011年10月13日 at 9:11 PM #

      tomo3さん
      コメント、ありがとうございます。そうですね、LionじゃないとNGなのは機能でも使い勝手でもなく、ある意味、提供する側の都合かもしれません。
      ただ、この手の進化にはハードウェア自体の強化が欠かせないのも事実です。本当に難しい問題ですが、いまはまさにその狭間にあるように思います。
      あまり有益なことが言えずに申し訳ありません。これからも、どうぞよろしくお願いします。

  3. 旅のスタイリスト 2011年10月15日 at 4:34 PM #

    いつも本当に有益な情報ありがとうございます。オランダで見ています。こちらでは日本語の雑誌なども簡単には手に入りませんので、貴重な情報源として拝読させていただいてます。本日私もLion,ios5に全てのデバイスして試しはじめたところです。オランダではまだiPhone4Sは発売していませんので心待ちにしています。お礼まで。

    • zonostyle 2011年10月15日 at 4:37 PM #

      旅のスタイリストさん
      コメントありがとうございます。お役にたててうれしいです! これからもよろしくお願いします。

  4. 旅のスタイリスト 2011年10月16日 at 4:55 PM #

    すみません、ここで質問して良いのか? icloudのDocument in the cloudがイマイチわかりません。これはiWork書類だけの事なのですか? Mobilemeを使っていましたが、idiskのようなストレージ機能ではないのでしょうか? office 書類、PDF、画像ファイル、そのたもろもろ共有出来ることではないのですか?

    • zonostyle 2011年10月16日 at 5:11 PM #

      旅のスタイリストさん
      コメントありがとうございます。

      はい、現時点でDocument in the Cloudには、iDiskのようにフォルダーを作成して自由にファイルを保存できるストレージ機能はありません。
      iWorkのようにアプリが保存場所を指定して、それを他の機器で参照したり同期させたりするイメージです。

      これはサードパーティーのアプリでも利用できるようになっています。

      また、この記事で紹介しているGoodReaderのように、アプリ内でフォルダーを作成したりファイルを保存したりする機能を提供すれば、そういった使い方もできます。

  5. 旅のスタイリスト 2011年10月17日 at 5:51 AM #

    ありがとうございます。スッキリしました。
    MobileMeも色々言われてましたが、私自身は結構使えていたのですが。

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