お楽しみはこれからだ! iCloud対応アプリ30本、30色の活用法

 

約1週間前、iOS 5とともに登場したiCloudは、iPhoneやiPadの使い方を大きくを変えてくれそうな予感がしています。iWorkでの文書共有やフォトストリームなど、アップルが最初に提示してくれた活用例も興味深いものでした。

でも、おそらく本当のお楽しみはこれからだと思います。サードパーティーのアプリがどう組み込んでくるか。これに尽きると思います。今日は、すでにリリースずみのiCloud対応アプリ30本を見ながら、ワクワクする可能性を探ってみたいと思います。

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これまで、ZONOSTYLEでは心底惚れたおすすめアプリだけを紹介してきました。でも、今回だけは違います。アプリのでき云々はあまり問わずに、iCloud対応の1点に絞って集めてみました。

というか、この時期に早々とiCloudに対応してくれているだけでも、十分に賞賛に値するんじゃないかと思います。

幸いなことに、一部のアプリを除いて無料や、比較的安価なものばかり。ぜひ、気軽にiCloudの可能性をチェックしてみてください。じゃ、さっそくいってみます!

シンプルなアウトラインメモ
Awesome Idea(+iCloud)(無料/ユニバーサル)
Awesome Idea (+iCloud) - Happio Workshop

まずは軽めなところから。シンプルなメモにアウトラインの機能を持たせたアイデア帳です。作成できるノートは1冊のみで、1つの項目の中に小項目を追加しながら、思い浮かんだことを記録していきます。

こちらがiPhone版。作成したメモは自動的にiCloudに保存され……

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iPadなど別の機器でアプリを起動すると……

はい、こんな感じで同じ内容になっています。

面倒な設定などは一切なし。この「全自動でiCloudに保存」を採用しているアプリはほかにもたくさんあります。

ただしこのAwesome Idea、現時点では同期にやや問題ありで、初期画面に表示されるチュートリアルがせっかく作成したメモを上書きしたりします。

ボイスメモをiPhoneやiPadで簡単に共有
Voice Recorder HD(170円/ユニバーサル)
Voice Recorder HD - eFUSION Co., Ltd.

数あるボイスレコーダーアプリの中でも、かなりメジャーな存在のVoice Recorder HDも早々とiCloudに対応しました。

使い方はいたって簡単。まずはいつもどおりに録音して……

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右上の[歯車]アイコンからiCloudに保存する音声データの最大容量を設定します。初期設定では[無効]となっているため、iCloudには保存されません。

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他の機器でも同様に上記の設定をしておくと……

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こんな風に、録音したデータを共有できるようになります。

さすがに、定評のあるアプリだけあって、同期も問題なくスムーズにいきますね。個人的にはこのVoice Recorder HDのように、アプリ内でiCloudに保存するかどうか選べる方が好きです。

シンプル&手軽にiCloudと同期するリマインダー
通知(無料/ユニバーサル)
通知 - Ivan Pavlov

続いては、iCloudの存在すら忘れてしまいそうなくらいシンプルで手軽に同期ができる「通知」というアプリ。それにしてもストレートなネーミングです。

ちなみに、英語版の名前は「SmallTask」。どう考えてもこっちのほうがかっこいい。あえて日本語に訳す必要はないように思うのですが……。

まずはiPhone版でリマインダー項目を作成します。

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やることはこれだけ。その他の設定は一切ありません。でもって、iPad版を立ち上げてみると……

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いきなり、同期されています。もう、これ以上ないほどシンプルで手軽……、なんですが、iOS 5のリマインダーを使わずに、このアプリを使うメリットってあるんでしょうか?

あ、ありましたね。このアプリなら時間が1分刻みで設定できます。リマインダーの5分刻みじゃ納得できないという方ならありですね。

ツッコミどころが多い「通知」でしたが、無料ということもあり、手っ取り早くiCloudの機能を試してみるにはちょうどいいかもしれません。

iCalやリマインダーとも連携する高機能なToDoアプリ
2Do: Tasks Done in Style(600円/ユニバーサル)
2Do: Tasks Done in Style - Guided Ways Technologies Ltd

「通知」のシンプルさもわるくないですが、ここからはかなり高度な連携が登場します。

おそらく、ToDoアプリの多くがiOS 5のリマインダーに対応するんじゃないかと予想していましたが、すでにいくつかリリースされていますね。たとえば、ToDo業界ではそれなりに有名なこの「2Do」。

まずはiPhoneでタスクを作成してみます。

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次に、下部の[Sync]メニューでiCloudで同期させるように設定します。ただし、この機能は有料のアドオンとなっていて、アプリ内課金で250円を支払います。

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こんな感じで[Use iCloud]を有効にして、アカウントを入れれば設定完了。iPhone側で[Sync]ボタンを押して同期しておきます。

iPad版(ユニバーサル)で同様の設定をしたのちに、[Sync]ボタンを押すと……

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はい、どちらの機器でも同じ内容になりました。ちなみに、1つの機器でアプリ内課金を行えば、他の機器では無料でiCloud同期機能を有効にできます。

さらに、MacのiCalを見てみると……

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さすがはiCloud同期。2Doで作成した2つのタスクが、右ペインのリマインダー欄に登録されています。

お、ということは……

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うーん、予想どおりリマインダーにもバッチリ登録されてますね。これはすごい!2Doでタスクを作成した際に付けた、[Home][Work]などの分類が自動的にリマインダーに反映されています。

iOS 5が登場したいま、ToDoアプリにとってこのリマインダーとの連携機能は必須だと思います。Nozbeでもぜひ、実装してほしいところです。

ログイン画面がいきなりiCloudなアプリ
BusyToDo(850円/ユニバーサル)
BusyToDo - To Do List syncs with iCal and MobileMe - BusyCal LLC

「BusyToDo」もiCloudを介して同期することで、手軽に異なる機器間の連携ができるだけでなく、リマインダーにもデータを登録できてしまいます。

こちらの機能はいたってシンプル。そのわりに850円というのはかなり強気の値付けです。まずは、iPhoneアプリを起動すると……

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おお、いきなりiCloudへの接続画面。これはわかりやすいですね。でもって、ログインすると……

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先に「2Do: Tasks Done in Style」で作成したタスクが表示されています。なるほど、iCloudを使って同期させれば、異なるToDoアプリ間でもタスクを共有できるのか。これはおもしろい!

いちおう、このBusyToDoでも「ケースを購入」というタスクを入れてみました。で、例によってiPadで見てみると……

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もう、あたりまえすぎて、わざわざ画面を出すまでもないって感じです。当然、リマインダーにも登録されているはず。

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はい、このとおり完璧ですね。

というか、こんな仕組みができた日には、もうToDoアプリ乗換放題って感じがします。データの使い回しが簡単にできてしまいますからね。うーん、これは厳しい世界になりそうだ。

持ち物リストをiCloudに保存!
MyStuff2 Lite(無料/ユニバーサル)
MyStuff2 Lite - Rick Maddy

続いては、書籍やCD、映画、ガジェットなどの持ち物リストを作成、管理できる「MyStuff2」というアプリ。450円の有料版もありますが、無料のLiteでもバッチリiCloudが使えます。

このアプリでのiCloudの使い方は、これまでの「自動的に同期」とはちょっと違っていて、どちらかというとDropboxの活用法に近い感じです。

今回はiPad版からやってみます。まずはカテゴリーごとに所持品を登録します。

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リストがひととおり完成したら、左上の[歯車]アイコンをタップ。[Data Transfer]メニューで[iCloud]を指定します。

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[Dropbox]や[Google docs]にも対応していますが、いまとなってはiCloudじゃないとつまらない感じがするから不思議です。

次に[Backup Data]をタップして……

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バックアップデータの保存場所を決めます。このアプリでは、iCloud上にフォルダーを作成できます。データのファイル名などを入力して[Upload]をタップすれば、バックアップ完了。

次はiPhoneアプリで同様にiCloudの設定をして……

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iPadで保存したバックアップデータを読み込むために、[Restore Data]をタップします。これで、iPadとiPhoneが同じ内容になります。

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はい、先に登録した本がバッチリ見えていますね。

この方法もわるくなさそうですが、いつどの機器でバックアップして読み込んだかを覚えておかないと、間違って新しいデータを上書きするなんてこともありえます。手動か自動か? iCloud活用の1つのバリエーションとしてはとても参考になりますね。

描いた絵やパレットの色をiCloudに保存できる!
彩えんぴつ(350円/ユニバーサル)
彩えんぴつ - KengoLab

オレの大好きな手書きアプリにもiCloudに対応しているものがありました。しかも、メイドインジャパン! 色やタッチなど、さまざまなタイプの色鉛筆を使って暖かみのある絵が描けるペイントアプリ「彩えんぴつ」です。

ほんと、絵は苦手なんですが、サンプルを作るために描いてみました。つまらない絵ですみません。まずはiPadでトライします。

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iPhoneとiCloudというのが芸がないですね。このアプリの真のよさをお伝えできない腕のなさが本当に残念です。今回はiCloud特集ということでお許しを。

絵が描けたら、上部の[フォルダー]ボタンをタップ。

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iCloudに送りたい絵をワンタップして、メニューから[iCloud送信]を選びます。確認ポップアップで[はい]をタップすればアップロード開始。

iPhone版を立ち上げて、iPad版と同じ[フォルダー]ボタンから上部の[iCloud]をタップすると、先に保存した絵が表示されます。これをワンタップして……

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[読み込み]ボタンでiPhoneにダウンロードできます。[アルバム]に戻ってiCloudから読み込んだ絵をタップして[開く]を選べば……

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こんな風に、続きをiPhoneで始められるというわけです。

Dropboxなど従来のクラウドストレージと同じ活用法ですが、ログインなどの手間がないのがiCloudのメリットだと思います。

さらにこの「彩えんぴつ」では、作成した絵だけでなく、鉛筆に使用する色パレットもiCloudに保存でき、別の機器でも再利用できます。

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うん、この機能もiCloud活用の好例だと思います。この方法を使えば、アプリの細かな設定なんかも簡単に同期できてしまうはずです。

iCloudがクラウドギャラリーになる!
SketchBook Pro(250円/iPad版)
SketchBook Pro - Autodesk Inc.

おそらく、iPadのドローイングアプリの中でもっともメジャーな「SketchBook Pro」もいち早くiCloudに対応しています。しかも、これ以上ないほどわかりやすい操作方法と、他のアプリとはひと味違った賢い工夫に注目です。

まず、iPad版の「SketchBook Pro」を起動します。

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なんと、いきなり新規のキャンバスをローカルとiCloudのどちらに保存するかを聞かれます。このわかりやすさはすごい!

もちろん、iCloudを選んでキリのいいところまでiPadで絵を描きます。左上のメニューから[ギャラリー]を選ぶと……

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サムネイルには、iCloudに保存されていることを示す[雲]アイコンが付いています。

この状態で今度はiPhone版の「SketchBook Mobile」を起動して[ギャラリー]を見てみると……

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iPadで作成した絵が見えています。こちらも、iCloud上にあることを示す[雲]アイコン付きです。絵をタップして、下部ツールバーの[雲+下向き矢印]をタップすると、iPhoneにダウンロードされます。

あとは、iPhoneのSketchBookで続きを描けるわけですが、実はこのとき、iPad側ではちょっと感動的なことが起こります。

なんと、iPhone側に絵をダウンロードした瞬間に、iPadからは姿も形もなくなってしまい、iCloud上にもデータが存在していないことになるんですね。

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はい、こんな風にギャラリーはすっからかん。完全にデータが機器間で「移動」しています(オレの場合はアプリに1枚しか絵がないからであって、複数あれば空にはなりません)。

この仕組みによって、同じ絵を別の機器で同時に開いて編集するといったトラブルは完全に防げます。「絵」という、ある意味クリティカルなデータを扱ううえで、最善の配慮。こちらも、iCloudの活用のバリエーションとしては好例だと思いますね。

ところで、自分でいうのもなんですが、これほど画面ショットが地味なSketchBook Proのレビューは見たことがありません。真っ黒ですからね。ほんと、絵が苦手なので……。

設定の共有にiCloudを使う天気予報アプリ
AccuWeather for iPhone(無料/iPhone版)
AccuWeather for iPhone - AccuWeather, Inc.

「細かな設定」の同期に特化したのがこのアプリ。天気予報アプリの定番、あの「AccuWeather」です。

まず、iPhone版で天気を表示する地域を追加します。

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ロンドンとソウルを登録してみました。

せっかくなので、表示単位をあえて初期設定の[メートル法](Metric)から[英国式計量単位](Imperial)に変えておきます。

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設定が完了したら、iPad版の「AccuWeather Free for iPad」を起動してみます。[ロケーションの切替え]を見てみると……

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iPhoneで設定したロンドンとソウルがバッチリ登録されています。さらに、設定画面の表示単位では……

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もちろん、こちらも[英国式計量単位]になっています。

このAccuWeatherでも、iCloudの設定は一切ありません。すべてが全自動。個人的にはこの[細かな設定の同期]こそ、iCloudを使う大きなメリットの1つだと思います。

もうiPhoneとiPadで同じアプリの設定を繰り返さなくてもいいと思うと、本当にうれしいかぎりです。とくに、テキストエディターやRSSリーダーなどの、設定項目がやたらと多くなるアプリで早く対応してほしいですね。

すごーく長い「bit.ly」のAPI Keyを同期!
www.cut(85円/ユニバーサル)
www.cut - Wandle Software Limited

TwitterでURLをツイートするときに使う「短縮URL」を生成してくれるのがこの「www.cut」。いったい、そんな単純なアプリがiCloudを使ってなにを同期するのか? かなり謎ですが、まずは使ってみることにします。

アプリを起動して最初に行うのは、利用するURL短縮サービスの選択です。有名な「bit.ly」のほか、「to.ly」「TinyURL」など7つに対応しています。

いつも使っているbit.lyを選んでみると、例によってあのものすごく長いAPI Keyを入れる欄が出てきます。オレはEvernoteにKeyを保存してあるので、そいつをコピーして貼り付けます。

API Keyがなくても短縮URLを生成してくれますが、入れておくとクリック数がカウントできるため、やはり設定しておくに限ります。

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かなり面倒な作業を終えて、メインウィンドウにURLを入れると……

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こんな風に短縮URLを生成してくれます。www.cutの場合、ここから直接、Twitterにツイートできるほか、[Copy]をタップすれば他のアプリにも持って行けます。

さて、じゃあiPad版で見てみましょう。bit.lyの設定画面を開けてみると……

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勝手にiCloudから設定を読み込んでくれています。つまりは、あの長いAPI KeyをEvernoteからコピーしてこなくてもいいといことですね。

かなりニッチな分野ですが、地味にうれしいというか、やっぱりこうでなくちゃという感じです。

iCloudにテキストや写真を保存できる
UbiDisk(無料/ユニバーサル)
UbiDisk (Cloud + Downloader+ File Manager  + Viewer + Publish + Print + Passcode Lock) - Focusbyte

iCloudはファイルやフォルダーの存在をユーザーに意識させずに、同期や連携が行えるのが特徴です。そのiCloudを、いわゆる普通のストレージのように使ってしまおうというアプリもあります。

「UbiDisk」もその1つ。機能はいたってシンプルですが、「iCloudってこんな使い方もできるのか」という感じで、いい参考になると思います。

まずはiPhone版を起動します。

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一番上の[雲]ボタンをタップすると、iCloudにアクセスできます。この際にサインインの必要がないのがいいですね。

あとは左下の[+]ボタンをタップして……

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フォルダーを作成したり、iPhoneに保存されている写真をアップロードしたりできます。

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[New Text File]をタップすれば……

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簡単なエディターが起動して、iCloud上にテキストを保存できます。

でもって、例のごとくiPad版を立ち上げて[雲]ボタンをタップすると……

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iPhoneで作成したフォルダーやファイルがバッチリ表示されます。

ただし、使い勝手の面では扱えるファイルの種類が少ないなど、お世辞にもいいとはいえません。この方法でiCloudを使うなら、この次に登場する大定番がおすすめですね。

あらゆるファイルを自由自在にアップロード
GoodReader for iPhone/iPad(各450円)
GoodReader for iPad - Good.iWare Ltd.

発売以来、常に進化し続けながら驚異的な機能を追加しまくっている「GoodReader」が、今回も我々の期待を裏切ることなく、iCloudに対応してくれました。それも、このアプリらしい融合を見せてくれています。

アプリを起動すると……

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[My Documents]にいきなり、[iCloud]というアイコンが現れます。これをタップしてiCloudの中に入って……

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[Manage Files]メニューから[New Folder]でフォルダーを作成したり……

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他のクラウドサービス、たとえばDropboxに保存してあるファイルを直接、iCloudにダウンロードしたりできます。

もちろん、iPhone版でも……

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まったく同じ。まるでiPhoneやiPadのFinderのようにiCloudを活用できてしまいます。

アップルがどのような意図でiCloudを開発したかは別として、こういう使い方もできるという可能性を示してくれたGoodReaderは、やっぱりすごいと思います。

キューポイントやメタデータを同期!
djay(1,700円/iPad版)
djay - algoriddim

今回紹介するアプリのなかで、オレがもっとも驚いたのがこれです。なんと、iPadのCMにも登場したあの「djay」がiCloudに対応していたんですね。いったい、なにを同期してくれるんでしょうか。

まず、iPadのdjayで中央の[歯車]アイコンから[設定]→[アドバンス]を開いて……

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[iCloud]の[Share Song Setting]がオンになっているか確認します。初期設定はオンのようです。

次に、iPad版のdjayで左右のレコードにキューポイント(再生のスタート点)を設定します。

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左はマービン・ゲイの襟の部分に、右は上部タイトルの茶色の部分にそれぞれ白い点が付いています。これがキューポイント。

これで、iPhone版の「djay for iPhone & iPod touch」から同じプレイリストの同じ楽曲を読み込むと……

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おお、同じところにキューポイントが付いていますね。このように、楽曲に付随して保存されるデータがiCloud経由で各機器に同期されるとのこと。

うーん、これまでサラッと触る程度にしか使っていなかったdjayですが、こうなると本格的にマスターしたくなりますね。音楽の世界にも恩恵をもたらしてくれそうな、iCloudの新たな一面を垣間見た気がします。

お気に入りの番組リストを同期!
らじおぱ(85円/ユニバーサル)
らじおぱ - kawauso.com

「らじおぱ」は、地方局など、思わぬ掘り出し物に出会えるインターネットラジオの専用アプリです。こちらも、どんなところでiCloudを利用しているか興味津々ですね。

まずは、放送中のリストから気になる局を探します。オレの生まれ故郷の北九州市のコミュニティーFMを選んでみました。

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内容を聴いてみて、「これはいい!」と思ったら、下部ツールバーから[ハート]アイコンをタップして[お気に入り]に追加します。

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リストに表示される背景の色などを指定して、一番下の[iCloud同期]をオンにしておきます。

放送中リストに戻ると……

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お気に入りに追加した放送局は上図のようにわかりやすい色つきになります。

この設定後にiPad版を立ち上げてみると……

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もう一目瞭然。iPhoneの設定がしっかり反映されていて、数多くの局から簡単に北九州の『AIR STATION HIBIKI』を見つけられるようになります。

この手の「一期一会」的なものもiCloudと組み合わせれば、二度と出会えないなんてこともなくなりますね。

購読リストや「観たところまで」を同期!
Instacast(170円/iPhone版)
Instacast - Vemedio

そろそろ、iCloudでできることにも慣れてきた感じがしますが、ここにきてまだ「おおおっ!」とうならせてくれるアプリがありました。それがこの、ポッドキャストの専用アプリとして有名な「Instacast」です。

こちらはiPhone版しかないため、複数のiPhoneを使っているというわりとレアなケースを想定しなければなりませんが、かなりおもしろいことをやってくれます。

まず、Instacastは設定アプリでiCloudをオンにします。

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オレも最初はこの手が多いんじゃないかと予想していましたが、実は設定アプリを使うのはこのInstacastくらいなんですね。ちょっと意外です。そのくらいiCloudは設定いらずということなんでしょう。

でもって、観たい、聴きたいチャンネルをいくつか登録します。

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おなじみのApple KeynotesとApple CLIP2を入れてみました。

さて、別のiPhoneでもiCloudの設定をしてアプリを立ち上げると……。もういうまでもありませんね。この購読リストがそのまま同期されています。

でも、このアプリの実力はこんなもんじゃありません。じゃ、さっそく登録したApple Keynotesの中から、先日の『Let’s Talk iPhone』を観てみます。たとえば、電車の中なんかで。

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43分26秒まで観たところで目的の駅に到着しました。仕方がないのでいったん再生をストップします。

しばらくして、「別のiPhone」を使ってこの基調講演を開いてみると……

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おお、前に一時停止したところからビデオが再開しました! なるほど、先に「複数のiPhoneを使うレアなケース」と書きましたが、この再生ポイントの同期は1台のiPhoneでも利用する価値ありですね。

ユーザーの見えないところで必要なデータを保存しておいてくれて、必要なときにそいつを使ってくれる。これまでいろいろなiCloud同期や連携を見てきましたが、ある意味「That’s iCloud」、これぞiCloudという感じがします。

ここまでで15本のアプリを見てきました。本当はまだまだあるんですが、さすがにこのあたりでギブアップ。できれば、実際に使ってみて紹介したかったのですが、いちおう、アプリの解説に「iCloud対応」をうたっているものを挙げておきます。

いかんせん、触ってみていないので、どんな風にiCloudと連携するのかわかりません。興味のある方はぜひ、トライしてみてください。このほかにも、ゲーム系アプリでiCloudにスコアなどを保存できるものも出ているようです。

ボイスメモ
Audio Memos 2(85円/ユニバーサル)

パスワード管理
Tic-Tac-Lock(85円/ユニバーサル)

パスワード管理
Securely™ Password Vault for iPad(450円/iPad版)

フライトスケジュール
FlightTrack(450円/ユニバーサル)

ミュージックプレイヤー
Panamp(250円/iPhone版)

写真管理
Photo-Sort for iPad(170円/iPad版)

ToDo管理
EasyManage(85円/iPhone版)

ToDo管理
Minds(無料/iPhone版)

Last.fmヘルパー
CloudScrob for Last.fm(85円/ユニバーサル)

ファイナンス
Day Bank(170円/iPhone版)

カラーパレット
Palettes Pro(500円/ユニバーサル)

株価
Stock TickerPicker(無料/ユニバーサル)

天気予報
WeatherPro for iPad(450円/iPad版)

テキストエディター
TinyEditor(無料/ユニバーサル)

テキストメモ
Trackable Notes for iCloud(無料/iPhone版)

今回、15本のアプリを実際に使ってみて感じた問題点は、「同期のタイミング」です。アプリによっては、かなり待たないとすべての機器で同じ内容にならないものもありました。

また、古いデータが新しいデータを上書きするといった、かなり深刻なトラブルにも何度か遭遇しています。重要なファイルを扱う際には、事前にアプリの性能をチェックするのが安全策かと思います。

余談ですが、今回の記事を制作するにあたって、いくつかのアプリを購入しましたが、例の「自動ダウンロード」がめちゃくちゃ便利でした。iPhoneアプリをダウンロードすると、同時にiPadアプリもインストールされますからね。

あとは、画面ショットをフォトストリームでiPhotoに送れるのも最高。この2つの新機能がなければ、とても一晩でこの量は書けなかったと思います。

おそらく、このあとはアプリがアップデートするたびにiCloud対応のものが増えていくはずです。追いかけるのもこのあたりが限界かなという感じもしています。あとは、いつも愛用しているiPadの手書きアプリなんかが早くiCloudと連携してほしいですね。

いや、それにしてもこの一週間は激動でしたね。十分に楽しませてもらっています。体はキツイですが……。そんなところで、では、また!

 

 

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