ZONOSTYLE Creation Hack TV 〜 第3回『手書きアプリでクリエイティブメモ!』

 

ZONOSTYLE Creation Hack TV、第3回のテーマは「クリエイティブメモ」。このブログでも過去に手書きメモアプリやスタイラスをいくつか紹介してきました。今回の放送では、いままであまり語ってこなかった「なぜ倉園は手書きメモにこだわるのか?」について話しています。

ゲストには「7notes」「Mazec」「Note Anytime」「Palu」などの手書きアプリをはじめ、あの名作スタイラスSu-Penを世に送り出したMetaMojiの浮川社長にお越しいただき、まさに「手書き祭り」といった感じでお届けします!

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過去2回の放送では、おもに「モノ」にスポットを当ててきましたが、この第3回からはいよいよ、私が日々実践している「クリエイション」の世界を少しずつ、できるかぎり具体的に、そしてわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

この日のテーマである『手書きメモでクリエイティブメモ』は、私にとって「アイデアをキャプチャーする」ためのノウハウです。放送では大きく4つのパートに分けて、考え方や道具、アプリなどを紹介しています。

アーカイブはこちら!

Part 1:メモとはなにか?

「そもそも、メモとはなにか?」いきなり大命題からスタートします。

「過去を記録するもの?」それとも「未来に使うためのもの?」。もちろん、どちらもありでしょう。でも、私の答えはコレです!

「いまをキャプチャーするもの!」

アイデアや感動など、自分がいままさに感じたこと、ひらめいたことを1つ残らずキャプチャーする。これがクリエイションにおいて私がもっともこだわっていることです。

そのためにはやはりスピードが命。思考を入れずに感じたままを捕まえるためには、手書きこそもっとも有効な手段だと考えています。

「いまに在る」「思考を入れない」。これが、アイデアを生きたままメモしておくために重要な2つのキーワードです。

また、会議で使える「提案、リクエスト、質問」だけを記録するメモ術なんかも紹介しています。詳しくはぜひ、放送をご覧ください!

Part 2:進化し続けるスタイラス

第2部はおなじみのスタイラス! といっても、最近はかなり気に入った逸品を見つけてしまったので、以前ほど狂ったように買い漁ってはいません。

放送では、ちょっとした知識編として、この製品が登場してから今日までどんな進化を遂げてきたかを解説しています。私の見解としては、現在のおすすめは第四世代のスタイラスです。

まずは、私が日々、愛用しているコレ!

pogo sketch pro(Ten One Design)24.95ドル

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日本では相変わらず入手しにくい製品ですが、とにかくデザイン、書き味、グリップ感など、あらゆる面で非の打ち所がない優れものです。

そして、もう1つのおすすめは……

Su-Pen P170M-CLA (7knowledge)2,980円

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今回のゲスト、浮川社長の7knowledgeが生んだ国産の名器、Su-Penの最新版です。前作よりも細身でカラフルになりました。個人的にはキャップが付いたのが最高にうれしい点です。

発売当初からすごい人気で、売り切れになることも少なくありませんが、だれかに「おすすめのスタイラスは?」と聞かれたら、国内で入手しやすいこのSu-Penを紹介しています。

そして、ここからは第五世代のスタイラスが3つ登場します。すべてバッテリーで動くBluetoothスタイラス。最大の特徴は、筆圧を感知して線の太さが変わる「感圧式」であることです。

さらに、この手のスタイラスには2つのボタンが付いていて、アプリによって「アンドゥー」や「色の切替」などの機能を割り当てられたりもします。

なかでも、私のイチオシはコレ!

Jot Touch (プリンストンテクノロジー)8,805円

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前回のKickstarter特集でも紹介した「Jot」の進化版です。3製品のなかで唯一、充電式という部分、ペン先が点になっていて細い線も描きやすい点、デザイン、感圧性能など、総合力ではナンバーワンではないかと思います。

2つめは同じくKickstarter出身のカラフルなコイツ!

jaja Pressure Sensitive Stylus(HEX3)89.99ドル

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こちらも前回の放送に登場しました。乾電池を入れるタイプのためか、Jotよりやや太めです。ペン先はJotと同じチップ式。デザインはかなり好きですが、感圧の性能でJotよりもやや劣る感じがします。

ただし、この手の製品はすべてアプリとの相性で書き味が決まってきます。今回は後出の「NoteShelf」を使っていますが、別のアプリならもっと実力を発揮できるかもしれません。

3つめは私が愛用するPogo Sketch Proの進化版です!

 Pogo Connect Bluetooth Pen for iPad(Ten One Design)79.95ドル

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Jot Touchもいいけど、こちらも捨てがたいw ペン先はゴムのような材質でやや太めです。うーん、やはり好みでしょうね。こちらも電池を入れるタイプなので、やや太めのボディーになっています。

放送ではPaperという無料のアプリを使っていますが、驚くほど筆圧を感知して細い線から太い線まで自由自在に書けてしまいます。

この手のスタイラスを使ううえで注意したいのは、対応アプリが限られているという点です。購入する際には、各社のウェブサイトで使いたい手書きアプリに対応しているかをチェックしておくのがおすすめです。

ところで、この第五世代の感圧式、私は日々使っているかというと、実はあまりその機会はありません。やはりこれは絵を書くための道具かなという感じです。

電池を入れたり充電をしたり、加えてBluetoothのペアリングなんかもあったりして。「いまを逃さないアイデアのキャプチャー」に使うならなら、従来どおり非感圧式のほうが気軽に使えるという感じです。

Part 3:おすすめの手書きアプリ3選

続いてはiPadの手書きアプリ編。こちらも、これまで数え切れないほどのアプリを試してきましたが、やはりこれを超えると思えるものにはまだ出会っていません。

Noteshelf(iPad版)500円

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はい、もう定番中の定番です。

個人的に、手書きアプリに求めたい機能は次のとおりです。

①拡大入力ができること。

こんな感じで、実際のノート上ではなく、拡大入力枠にデカデカと書けるのがキレイなノートにするコツだと思います。

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あとは……

②画像とテキストが入れられること。

③EvernoteやDropboxと連携すること。

④書いたままに表示してくれること(余計な修正を加えない)。

の3つが揃っていればOK、と思っていたのですが、約1年以上、このNoteShelfを使い続けてみて、もう1つ必要な機能があることに気付きました。それが「キャビネットの同期機能」です。

使い始めたころは「すべてのメモはEvernoteに送る!」と決めていたのですが、実際にメモを採ってみると、その場で完全に終わってしまう打ち合わせもあったりして、次第に送らないメモが増えていきました。

そうなると、アプリ内のキャビネットでメモを管理するほうが使い勝手がいいように思えてきたのです。

そこで私は長い間、苦楽をともにしたこのNoteShelfに別れを告げ、新しい手書きアプリに乗り換えることにしました。そのアプリとは……

こちらはこのあとの『三方いいなっ!』のコーナーに登場しますw

それとは別に、手書きアプリのもう1つの選択肢として、押さえておきたいのがコレです。

7notes for iPad(iPad版)800円

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こちらもご存じ、手書きをテキスト変換してくれる「7notes」。大学の講義ノートなど、「どうしてもテキストで保存しておきたい」というニーズに応えてくれる優れものです。

iPadはもちろんですが、この回の『今日のヤバ系ツール』に登場する「Galaxy Note Ⅱ」との相性も抜群です。

Part 4:最強の手書きガジェット「livescribe Sky WiFi」

そしてそして、満を持して最後に紹介するのがこの名器! 以前、このブログでもかなりのボリュームを割いて紹介したlivescribeの最新版です。

livescribe Sky WiFi 4GB(livescribe)199.95ドル

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なんと、このペン自体にWi-Fi機能が搭載され、書いた文字や録音した音声が自動的にEvernoteに転送されるようになりました。

しかも、現時点では送り先にEvernoteしか指定できないため、Evernote専用の手書き入力ペンということになります。

放送では、音声を録音しながら書いたメモがEvernoteに送られる様子と、それをブラウザーで再生するところをご覧に入れています。

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livescribeの唯一の欠点は、とにかく日本で入手するのが難しいこと。とくに、このペンを活用するには欠かせない専用のノートが国内ではなかなか買えません。

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上の写真のように、小さなメモ帳タイプから、モレスキンのような革装の上質なノート、リングノート、フォリオ付きなど、livescribeのストアにはさまざまなバリエーションの専用ノートがずらりと並んでいます。

うーん、早く国内代理店が登場してくれるとうれしいのですが……。私は米国アマゾンで探しまくって、日本に送付してくれる業者を見つけていますw

定番コーナー:今日のヤバ系ツール!

今回は最初から最後までとにかく手書き。まさに手書き祭りという感じのセレクトになっています。

というわけで、今日のヤバ系ツールは「Galaxy Note Ⅱ」。前作も購入しましたが、この最新版はひと味もふた味も違います。

 GALAXY Note II SC-02E(NTTドコモ)

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CMでおなじみの二画面表示はもちろん、スタイラスを抜き出すと自動的に起動するメモや、他のアプリを使いながら動画を観られたり、横になっても画面が回転しなかったりと、革新的な試みが満載です。

ひさびさに、ずっと触っていたくなるガジェットという感じ。いまでは、iPhoneよりも使う機会が増えているほどです。どのくらい気に入っているかは、ぜひ放送の興奮ぶりからお察しくださいw

エディトリアルCM:三方いいなっ!

さて、お待たせしました! 本日のゲストはMetaMojiの浮川社長です!

一太郎やATOKでおなじみのジャストシステムの創業者にして、iPhone、iPadの時代には数々の名作手書きアプリを生み出し続けているIT業界のカリスマ。私がもっとも尊敬する経営者の1人です。

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まずは、この新しい手書きアプリを紹介していただきました!

 Note Anytime(ユニバーサル)無料

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先に「NoteShelfからあるアプリに乗り換えた」と書きましたが、なにを隠そう、その乗り換え先がこのNote Anytimeです。

その決め手となった機能はおもに2つです。まずはノートを管理する「デジタルキャビネット」がクラウド連携できること。

これによって、異なるiPadやiPhoneなど、どの機器でこのアプリを起動しても同じノートが使えるようになります。

以前はすべてのノートをEvernoteに保存していましたが、それが何十冊と増えてくるに従って、次第にEvernoteに送らないもののほうが多くなってきました。

そうなると、アプリ内の「デジタルキャビネット」だけが頼りです。Note Anytimeなら、クラウド連携に加えてタグ付けもできてしまいます。まさに待望の機能という感じです。

そして心を奪われたもう1つの機能がコレ!

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「カリグラフ」と呼ばれる文字をキレイに見せてくれるペンです。「太いマジックインク」や「竹ペン」のように、縦線を太く、横線を細く書ける点が病みつきになります。

音楽をやっているころ、私は「採譜ペン」というカリグラフ系のペンを愛用していました。あの書き心地がスタイラスで蘇るなんて、それだけでもう感動しまくりです。

浮川社長いわく「大学ノートにペンで書いたように、美しいノートにしたかった」

機能だけでなく、美意識にもこだわるMetaMoji魂を見せていただきました。

そして、手書きワールドはさらに広がり、最新のカレンダーアプリ「Palu」(無料)へとつながります。

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こちらは、友人や恋人、家族など「小さな共有」を想定した新しいタイプのコミュニケーションアプリです。

番組ではSu-Penの生みの親でもある植松さんが、このなんとも愛らしいカレンダーの使い方をレクチャーしてくれました。

自分と相手のカレンダーを重ねて、透かしてみることで空き時間がわかるというデモに、われわれも興味津々。スタジオは大変な盛り上がりになりました。

約45分間のロングインタビューに答えていただいた浮川社長。実はこの日、アプリや自社製品の宣伝はあまりされませんでした。

その代わりに語っていただいたのは「夢」。

ITのさまざまなテクノロジーを使ってこれからなにを起こしたいのか。なにを変えたいのか。

単なるツールではなく「感動できる道具」を生み出すこと。

常に前を向き、ポジティブに新しいなにかを創造しようとするその姿勢に、私はとてもうれしくて幸せな気分になりました。

浮川社長、そしてMetaMojiのみなさま、本当にありがとうございます!

第3回のダイジェストは以上です!

第5回の放送は12月18日(火)の21時からUSTREAMのZonochTVで。

また、リアル版『ZONOSTYLE Creation Hack』は新年1月11日(金)の開催予定です。こちらはFacebookページのイベントで予約を受け付けています。どうぞ、お楽しみに!

 

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2 Responses to “ZONOSTYLE Creation Hack TV 〜 第3回『手書きアプリでクリエイティブメモ!』”

  1. cyapu 2013年1月26日 at 10:01 AM #

    こんにちは
    いつも楽しみにZONOTVを拝見しています。

    しかし、ここ数回程、仕事の関係でなかなかタイムリーに鑑賞することが出来ません。
    そこでホームページを覗いたのですが、第3回からとまったままのようです。
    お忙しいでしょうが、続きのアップロードお願いします。

    では楽しみにしています。

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  1. ZONOSTYLE 倉園佳三さんの電子書籍セミナーに参加しました [イベント][d-labo] | るうマニア - 2013年5月24日

    [...] Hack TVという動画配信もめちゃくちゃためになります。 MetaMojiの浮川社長も出演し、倉園さんのメモ哲学の聞ける 第3回『手書きアプリでクリエイティブメモ!』の回は特にお勧めです。 [...]

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